屏風岩山

屏風岩山 1,051.3m

 山行情報

山行日       2026年3月29日(日) 晴れ

山頂所在地/山域  神奈川県/丹沢山地

アクセス/出発地  車/大滝沢林道ゲート前から周回

行程詳細      大滝沢林道ゲート前(7:35-7:50)→ 二本杉峠・権現山登山口(8:33)→ 大室生神社下(8:36)→
          二本杉峠(9:33-9:43)→ 毛出シ峠(10:30)→ 屏風岩山山頂(10:46-10:56)→ 屏風岩山東峰(11:04-11:10)→
          箱根屋沢ノ頭(11:23-12:00)→ 大滝沢林道ゲート前(13:07)

所要時間/距離   行動時間:4時間14分 休憩時間:1時間3分 合計:5時間17分/11.4km

服装/装備     長袖山シャツ、半袖シャツ、トレッキングタイツ、トレッキングパンツ、登山靴、トレッキングポール

GPSログ      GPX  KML  標高CSV    商用以外であれば自由に利用できます。

   この地図は、国土地理院発行の電子地形図(タイル)を複製したものです。
   無断転載を禁じます。

ルート図      


 山行記録

7:35 大滝沢林道ゲート前に到着(写真)。

路肩に頑張れば4台停められそう。

大滝キャンプ場への道路からは200m足らずだが、ガタガタ道なので、最低地上高の低い車は腹を擦るかも。。。

7:50 大滝沢林道ゲート前を出発。

来た道を戻り、県道76号線に出て右折する。

45分足らずで二本杉峠・権現山登山口(写真上)に着く。角に道標がある。
急な石段を登り、大室生神社ヘの道に出て右折、わずかで大室生神社下の分岐に着く。左に林道(登山道)が2本あり、沢ルートと尾根ルートが分かれる(写真下)。ただ、道標は沢ルート方面だけなので、尾根ルートは正式ではないようだ。



沢ルートに入ると3分ほどで、道標の立つ右の登山道(写真上)に入り、尾根下の道をゆるやかにたどる。
鉄パイプの簡易橋や鎖の付けられた斜面(写真下)をたどるが、危険を感じるほどではない。


徐々に沢を離れると堰堤が連続し、2つ目の堰堤の中にミツマタの群落(写真)が見られる。
折り返しの登りが続き、右から尾根ルートが合わさる。見ると尾根ルートの踏み跡は薄そうだ。


標高600mあたりからの急尾根をジグザグに登り、標高650mあたりの折り返しで2箇所目のミツマタ群落(写真)を見る。堰堤の中と異り、すぐ間近に見られる。


トラバース気味に尾根下をたどり、保護ロープの張られた崩壊気味の沢(写真)を越える。
大きな尾根を2箇所乗り越し、さらに山腹をトラバース気味にたどる。

9:33 二本杉峠に到着(写真)。小休止。

稜線上の鞍部で、南側に権現山、北側に屏風岩山ヘの登山道が延びる。ただ、屏風岩山方面の道標には踏跡不明瞭となっている。

木の根元に「小御嶽山大権現」と刻まれた石碑が置かれている。



9:43 二本杉峠を出発。

北側のピークを左に巻くように付いた登山道をたどると、すぐに鞍部(写真)に出る。
左右に明瞭な道が付いているが、木に貼られたテープには通行止めと書かれている。
正面の尾根に取り付く。
断崖のように切り立っているが、木の根が良い手掛かり足掛かりとなり、サクサクと登って行く。

急登が終わりP951から南に延びる尾根(写真上)に乗ると、ゆるやかな登りが続きP951(写真下)を越える。
わずかなアップダウンのある尾根をたどり、鞍部の毛出シ峠(何もない)から登り返す。


10:46 屏風岩山山頂に到着(写真上)。小休止。

三角点があり、白い杭に山頂名が手書きされている(写真下)。山頂標識があるはずだが、見逃してしまった。
畦ヶ丸山が見えるが、木の枝が煩い。

10:56 屏風岩山山頂を出発。

東側の尾根をやや急下降し、鞍部から登り返しフェンス沿いにたどる。


11:04 屏風岩山東峰に到着(写真上)。小休止。

東側にフェンスが張られている。
ここは山頂標識がないため、木に貼られていたテープに手書きしておいた(写真下)。

11:10 屏風岩山東峰を出発。

フェンス沿いにゆるやかに下る。おだやかな尾根が続く。

世附権現山、ミツバ岳


11:23 箱根屋沢ノ頭に到着(写真上)。昼食。

標識や道標がないため、GPSで場所を特定し、木株に腰掛けて昼食を取る。

南側の木々の合間に世附権現山やミツバ岳(写真下)、北側のフェンス越しには畦ヶ丸山や箒沢権現山が見えている。


12:00 箱根屋沢ノ頭を出発。

北東の尾根を下り、標高900mあたりで尾根が広がり、進行方向が不明瞭になる(写真上)。地形図を確認して右(東)の尾根に入ると、突然ミツマタの群落(写真下)が現れる。群落と言っても、右斜面にやや疎らなのだが。。。




細い尾根を下り、尾根分岐をピンクテープのある左に入る(写真右)。
ほどなく、フェンスの張られた短い痩せ尾根に降り、ひたすら下って行く。

前方にミツマタの大群落(写真下)が現れると、今度は尾根一面を覆い尽くし、甘く香ばしい香りの群落の中を掻き分けるように下って行く。ざっと200mほども続いただろうか、大群落に圧倒される。


P650を過ぎると尾根が広がり、ピンクテープ(写真)に導かれて急斜面に入る。

 


いきなりのグズグズの激急斜面(写真上)に慎重に入り、歩けそうな場所を選びながら、また木に掴まりながら15分ほど急下降(写真下)する。

ゆるんだところで大木の手前(写真上)を左の斜面(写真中)に入り、何度か折り返して平坦地に降り、笹藪を短く強引に突破して大滝沢林道に降り立つ(写真下)。
駐車場所のゲートは目と鼻の先にある。

13:07 大滝沢林道ゲート前に到着。


 感想

今が見頃のミツマタを見たくて、2018年に訪れ様子の分っているミツバ岳を再訪することにした。情報を探っていると、すぐ北の屏風岩山にも群落があることを知る。まだ未踏と言うこと、ミツバ岳は登山者が多そうということで、急遽屏風岩山に変更した。
2005年10月に地図読みトレーニングで屏風岩山を歩いていたようだが、まったく記憶がない。なので、未踏と言っても差し支えないだろう。

肝心のミツマタは二本杉峠までに2箇所の群落が見られたものの、期待したほどではなかった。そして、稜線上はほとんど見られず。
昼食を取ったP965(箱根屋沢ノ頭)から下った、標高900mあたりで出てきた群落が見納めと思っていたら、標高720mあたりで劇的な展開が待っていた。そこからP650辺りまで続く大群落に圧倒されてしまう。やや狭い尾根上は一面のミツマタに覆い尽くされ、その中を甘く香しい香りに包まれて下ることになる。
これだけの大群落、また訪れたくなるが、P650先のザレた激急下降を考えると二の足を踏んでしまう。

ミツバ岳から屏風岩山に変更して大正解だった。出会った登山者は2組3人だけと、静かな山行になり、思っていた以上のミツマタの大群落を独り占めできた。