WordPressをバージョンダウンする方法

WordPressのバージョンが6.6.1に上がったら、コピペでなんだか異常な動作をするようになってしまった。
原因を探っていくと、WordPressのアップデートが原因みたい。。。
ってことで、ネットでWordPressのバージョンダウンを検索すると、2つの方法が見つかった。

WordPressをバージョンダウンする方法

バージョンダウンする方法は以下の2通りが見つかりました。

1. WP Downgradeというプラグインを利用する
2. FTPで直接ファイルをアップロードする

FTPでの万が一のミスを考え、無難にプラグインを使うことにした。なるべくプラグインを増やしたくはないのだが。。。背に腹は代えられない。

WordPressの自動更新を停止しておく

念のためWordPressの自動更新を停止しておきます。

▪️ WordPressの自動更新を停止する方法はこちらを参照　→　WordPressの自動更新を停止する方法

プラグインWP Downgradeをインストール・有効化する

①［プラグイン］　→　②［新規プラグインを追加］をクリックする

①「プラグインの検索」に「WP Downgrade」と入力する　→　②検索結果からWP Downgrade | Specific Core Versionの［今すぐインストール］をクリックする

インストール終了後［有効化］をクリックする

WordPressのバージョンダウンを実行する

プラグインのリスト表示に遷移したら、WP Downgrade | Specific Core Versionの［Setting］をクリックする

①WordPressターゲット バーにバージョンダウンするバージョン（例では6.5.5）を入力する　→　②［変更を保存］をクリックする　→　③「設定を保存しました」と表示される　→　④［本体(コア)のアップ/ダウングレード］をクリックする

［バージョン6.5.5-jaを再インストール］をクリックする

バージョンダウン（6.5.5）完了

WP Downgradegaとfunctions.phpの自動更新停止の関連

無事バージョンダウンが完了したため、WP Downgradegaをアンインストールしました。
ところが、［ダッシュボード］ – ［更新］に赤バッジが表示され、確認すると自動更新は無効になっているものの、最新バージョンにアップデートするよう促しています。「WordPressの自動更新を停止する方法」でfunctions.phpに自動更新停止を追記しているのに。。。
再度WP Downgradegaをインストールして、いろいろ確認してみました。

WP Downgradegaが有効

functions.phpに自動更新停止の追記あり・なしに関わらず自動更新されません。
WordPressの更新の表記は、①「このサイトはWordPressの新しいバージョンごとに自動的に最新の状態に保たれます。」となっています。また、この記事を書いている時点の最新バージョンは6.6.2ですが、「最新バージョンのWordPressをお使いです。」となっています。その下は②［バージョン-jaを再インストール］になっていて、バージョン番号が表記されていません。

WP Downgradegaが無効（またはアンインストール）

WP Downgradegaを無効またはアンインストールすると、自動更新が有効になります。
ただ、functions.phpに自動更新停止の追記をしていれば、更新を促されますが自動で更新されることはありません。

functions.phpに自動更新停止の追記あり

①［ダッシュボード］ – ［更新］に赤バッジ表示　②自動更新されない

functions.phpに自動更新停止の追記なし

③［ダッシュボード］ – ［更新］に赤バッジ表示　④自動更新される・・・「下図では9時間後に自動更新が予定されています。」となっています

よって、自動更新関連で煩わされたくなければ、WP Downgradegaを有効にしておくことをお勧めします。
また、再び自動更新を有効にするには、WP Downgradegaを無効またはアンインストールし、かつfunctions.phpの追記を削除してください。

感想

今回は6.6.1から6.5.5にバージョンダウンしましたが、まったく問題はありませんでした。
どこまでのバージョンダウンが安全かは確定的なことは言えませんが、1つの目安として最初の数字が変わると、かなり危ういと思います。例えば、6.6.1から5.9.9など。
他に、プラグイン、テーマ、サーバーのPHPが未対応など、個々の環境による影響がありそうです。