WordPress クラシック版段落でコピペの異常動作解決の顛末

WordPressのバージョンが6.6.1に上がったら、クラシック版の段落のコピペで異常動作をするようになった。ほとんど使わずにいた6.6でも多分同じ状況だったと思う。すぐにバージョンアップされた6.6.2でもまったく変わらず。
固定ページでは編集の使い勝手から、ほとんどクラシック版の段落を使っているため、この状況は痛い!!
急ぎの記事作成があり、しかたなく、問題のないコードエディターと確認のためのビジュアルエディターを行ったり来たりして、なんとかその場しのぎをした。
その後、四苦八苦しながらもなんとか解決できたので、その顛末を残しておくことにした。

WordPress使用環境

  • iMac Retina 5K,27-inch,2017 (2018)
  • macOS Ventura 13.6.9
  • Firefox 130.0(64ビット)
  • WordPress 6.6.x
  • Cocoon バージョン: 2.7.7
  • Cocoon Child バージョン: 1.1.3
  • Advanced Editor Tools 5.9.2

コピペ異常動作の具体的な説明

クラシック版の段落にコピペで上書きや追記をすると、段落内のすべての文章が上書きされブロック段落に変わってしまう。

①原稿からコピペする文章をコピーする。

②クラシック版の段落にペーストする。

③クラシック版の段落がブロック段落に変わり、最初の文章がなくなりペーストした文章だけが残る。

ブロック段落では問題なくコピペできるので、クラシック版の段落でのみ発生する症状です。

Firefoxのバージョンダウン

最後にWordPressの記事を作成したのは6月下旬、その後に原因がありそうだが。。。
試しにSafariとGoogle Chromeでやってみたが、まったく問題なし。ってことは、Firefoxのバージョンアップによるトラブルで確定(!?)のようなので、バージョンダウンすることにした。
以前にもちょっとしたトラブルでバージョンダウンした経験があり、やり方はよく分っていた。

ところが、問題のなかったときのバージョンまで戻したが、状況はまったく変わらず。。。かなり当てが外れてしまった。

▪️ Firefoxのバージョンダウンの方法はこちらを参照 → Firefoxのバージョンダウン方法

Advanced Editor Toolsの設定見直し

次に試したのが、高機能エディタに拡張できるプラグインのAdvanced Editor Toolsの設定見直し。だが、この半年ほどアップデートされてないから違うだろうと思いつつ、関わりそうな項目のチェックを入れたり外したり、最後は「デフォルトの設定を復元」を試したが、結局はダメ!!Advanced Editor Toolsではないと判断。

使用テーマを変えてみた

そう言えば愛用のCocoonが何度かアップデートしていたぞ!!
ってことで、テーマをCocoonからWordPressデフォルトのTwenty Twenty-Fourに変えてみるが、やはりダメ!!
インストールしているすべてのプラグインの無効化もまったくダメで、行き詰まる!?
いや、まだあった。。。

WordPressのバージョンダウン

残る原因はWordPressのバージョンアップくらいしかない。しかし、バージョンダウンなんてできるのだろうか?っと思いつつネットを探ってみると、ありました!!
WP Downgradeというプラグインの利用とFTPで直接ファイルをアップロードする方法があるようです。
FTPでの万が一のミスを考え、無難にプラグインを使うことにした。なるべくプラグインを増やしたくはないのだが。。。背に腹は代えられない。

早速WP Downgradeをインストールし、バージョンダウンを実行する。事前に戻したいバージョンを確定しておけば、操作はいたって簡単。

▪️ WordPressのバージョンダウンをする方法はこちらを参照 → WordPressをバージョンダウンする方法

コピペの異常動作が解決

やはりWordPressのバージョンアップが原因でした。バージョンダウンですべて解決しました。
コピペで異常動作が発生しないことを確認して完了です😊👍。

感想

散々紆余曲折しながらも、なんとかコピペの異常動作は解決した。っが、これが100%の解決ではない。この先WordPressはバージョンアップしても状況が変わらなければ、置いてけぼりを食うだけ。真の原因を探り、本当の解決を図りたいが。。。できるだろうか!?

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