美ヶ原〜物見石山、牛伏山、王ヶ頭、王ヶ鼻〜(スノーシュー)
2025.01.25
美ヶ原 〜 物見石山 1,985.2m 牛伏山 1,990m 王ヶ頭 2,034.4m 王ヶ鼻 2,008m 〜 (スノーシュー)
◎ 山行情報
山行日 2025年1月23日(月) 晴れのち曇り
山頂所在地/山域 長野県/八ヶ岳連峰
アクセス/出発地 車/美ヶ原高原長和町無料駐車場から往復
行程詳細 美ヶ原高原長和町無料駐車場(8:30-8:52)→ 市町境界(9:07)→ レンゲつつじ群生地標識(9:23)→
物見石山山頂(9:37-9:42)→ 市町境界(10:10)→ 牛伏山山頂(10:22-10:25)→ 美しの塔(10:48-10:54)→
王ヶ頭ホテル(11:32)→ 王ヶ頭山頂(11:35-11:40)→ 王ヶ鼻山頂(12:02-12:22)→ 王ヶ頭ホテル(12:48)→
塩くれ場(13:14)→ 美しの塔(13:21)→ 美ヶ原高原長和町無料駐車場(13:36)
所要時間/距離 行動時間:4時間6分 休憩時間:1時間3分 合計:4時間44分/12.7km
服装/装備 アウタージャケット、インナージャケット、長袖アンダーシャツ、トレッキングタイツ、トレッキングパンツ、雪山登山靴、
ゲーター、スノーシュー、アイゼン(未使用)、トレッキングポール
GPSログ GPX KML 標高CSV 商用以外であれば自由に利用できます。
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この地図は、国土地理院発行の電子地形図(タイル)を複製したものです。 無断転載を禁じます。 |
ルート図
◎ 山行記録
8:30 美ヶ原高原長和町無料駐車場に到着。
先に7〜8台駐車していたが、みんなスノートレッキングの車だろうか!?
8:52 美ヶ原高原長和町無料駐車場を出発。
県道178号線をビーナスライン方面に戻る。
8:56 ビーナスラインゲート前に到着(写真)。小休止。
スノーシューを装着する。
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9:00 ビーナスラインゲート前を出発。
ゲートを抜け、美ヶ原高原美術館方面に向かう。 市町境界の長和町の看板先を右の雪面に入る(写真上)。スノーシューのトレースが残っている。 雪が少なく、至る所にブッシュが顔を出している。何箇所かゴロ石が出ている場所があり、通過に気を使う。
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遮るものがないためだろう、次第に吹きつける風が顔に当たるようになり痛い。 小ピークに上がると、笹原の中に明瞭なトレースがP1977を越えて続いている(写真)のが見える。
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そのピークを越えると車道に出て、レンゲつつじ群生地標識の手前から携帯電話の基地局アンテナに向かってトレースをたどる(写真)。
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物見石山山頂を一望(写真上)する小ピークを越え、鞍部の分岐(写真下)を右に取り、笹原から山頂直下の短い急斜面を登り山頂に飛びだす。
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9:37 物見石山山頂に到着(写真上)。小休止。
それほど広くない山頂には、山頂標識(写真中)と三角点(写真下)、ケルンがある。 2016年の2月にもここに立っているが、そのときより積雪がかなり少ない。 360度の大パノラマが広がるはずだったが、黄砂だろうか遠景は霞んでいて、辛うじて八ヶ岳が確認できる程度だ。
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9:42 物見石山山頂を出発。
登り口と反対の北東のゆるやかな斜面に付いたトレースをたどり、笹原を左へ回り込むように(写真)往路と合流する。
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強風を受けながら往路を戻り、雪原から市町境界に降り立つ(写真)。
ビーナスラインを横切り正面の柵沿いに登る。トレースはないが、積雪は浅くスノーシューならまったく問題ない。強風が雪を吹き飛ばすのかも知れない。
ケルンの先で夏道に戻れば、ほどなく牛伏山山頂に着く。
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10:22 牛伏山山頂に到着。小休止。
なだらかな山頂の中央に方位盤とケルン(写真上)があり、西側に手作りの山頂標識(写真下)がある。 強風が吹き抜け、ジッとしているとかなり寒い。
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10:25 牛伏山山頂を出発。
山頂西側の柵沿いを南下する。
すぐに右に折れ柵を抜け、牛避けの木の柵の中を下って行く。 山本小屋ふる里館の前の林道には降りず、牧場内のフェンス沿い(写真)に美しの塔に向かう。スノーシューなら快適だが、つぼ足でもいけそうなほど雪は締まっている。
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10:48 美しの塔に到着(写真)。小休止。
風を避け塔の中で一息入れる。
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10:54 美しの塔を出発。
遊歩道をたどるつもりだったが、思い直し牧場内に入りトレースをたどる。トレースは牧場中央に入り込む沢に沿って南に延びている。 途中でトレースを外し、沢向うの斜面に付いたトレースに向かう(写真)。トレースのない雪原でも踏み抜きはなく、沢底付近で難なく右からのトレースと合流した。
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対岸の斜面に取り付き、ゆるやかにトレースをたどると、やがて夏道と平行になり(写真上)「美ヶ原高原」の標識に着く(写真下)。
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すぐに王ヶ頭ホテル(写真)で、電波塔との間を抜ければ、ほどなく王ヶ頭山頂に出る。
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11:35 王ヶ頭山頂に到着(写真上)。小休止。
小広い山頂で、南側の断崖の際に大きな石碑が3つ、内1つは山頂標石(写真下)になっている。中央に三角点がある。 霞と雲で期待していた展望はまったく得られず、風も強く早々に王ヶ鼻に向かうことにした。
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11:40 王ヶ頭山頂を出発。
南側の斜面(写真)をゆるやかに下り、林道に降り立ち左へ下って行く。
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王ヶ鼻登り口(写真上)を左に入り、ゆるやかに登って行く。
電波塔への道を右に見送り、柵沿い(写真下)をたどり王ヶ鼻に出る。
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12:02 王ヶ鼻山頂に到着。昼食。
山頂標石(写真上)と石仏群(写真中上)、方位盤(写真中下)がある。石仏群は「御嶽信仰」に由来し、御嶽山の方角を向いているとのこと。
雲が深く垂れ込め遠景は望めず、やはり八ヶ岳がうっすら見えるだけだ。ただ、南側に2018年8月に登った二ツ山や横川山、鉢伏山(写真下)が、クッキリと見えている。
何とか風を除けられる山頂標石のあたりで昼食を取る。
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12:22 王ヶ鼻山頂を出発。
往路を戻る。
王ヶ頭ヘの登り口には入らず、林道をそのまま進み王ヶ頭ホテル前に出る。
せめてホテル前の休憩場から美ヶ原台地を一望(写真)する。
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遊歩道をゆるやかに下るが、強風にも煽られとても長く感じられる。 塩くれ場(写真)、美しの塔と通過し、美ヶ原長和町無料駐車場に向かう。
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13:36 美ヶ原高原長和町無料駐車場に到着(写真)。
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◎ 感想
冬の美ヶ原は過去3度訪れているが、いずれも部分的に強風が吹いていた。今回も全体に風が吹いていて、特に物見石と牛伏山の間、王ヶ頭と塩くれ場の間で強かった。遮るものがない高原なので、こんなものなのだろう。
先週(16日)の入笠山はアイゼン慣らしだったので、この日はスノーシュー慣らし。ルートは牧場内に入らなければ、つぼ足でもいけそうなほどだったが、ムリヤリスノーシューで通した。
ってことで、キッチリトレースをたどるのであれば、チェーンスパイクかアイゼンでOK、牧場内に入り込むのならスノーシュー必須だ。
スタート時は雲一つない快晴だと思われたが、遠景は黄砂だろうか、黄色っぽく霞んでまったくダメ!!また、王ヶ頭や王ヶ鼻の上空には厚く黒い雲が垂れ込め、展望には恵まれなかった。っが、何度も訪れていれば、こんな日もあるだろう。