曽我丘陵

曽我丘陵 327.7m(不動山)

 山行情報

山行日       2025年1月30日(木)晴れ

山頂所在地/山域  神奈川県/関東

アクセス/出発地  車/国府津駅前駐車場 JR上大井駅〜国府津駅前駐車場

行程詳細      JR上大井駅(8:40-8:55)→ おおいゆめの里(9:28-9:30)→ 赤田三角点(9:46)→ 浅間山山頂(10:04)→
          不動山山頂(10:27-10:33)→ 曽我山山頂(10:40)→ 不動山登山口(10:44)→ 六本松峠(10:56)→
          一本松(11:01)→ 見晴台(11:10-11:45)→ 高山下分岐(11:56)→ 高山山頂(11:59-12:02)→
          風外窟(12:26-12:32)→ 弁天山山頂(12:45-12:50)→ 五国峠農道記念碑(12:58)→ 西山農道休憩所分岐(13:05)→
          光明寺入口(13:24)→ 国府津駅前駐車場(13:30)

所要時間/距離   行動時間:3時間38分 休憩時間:57分 合計:4時間35分/14.6km

服装/装備     ソフトジャケット、長袖山シャツ、長袖アンダーシャツ、トレッキングタイツ、トレッキングパンツ、トレッキングシューズ

GPSログ      GPX  KML  標高CSV    商用以外であれば自由に利用できます。

   この地図は、国土地理院発行の電子地形図(タイル)を複製したものです。
   無断転載を禁じます。

ルート図      


 山行記録

8:40 JR上大井駅に到着(写真)。準備。

8時に国府津駅前駐車場に車を停め、JR国府津駅8時31分発御殿場行きに乗車。

時間通りにJR上大井駅に到着。無人駅。
トイレを済まし、ゆっくりと準備をする。

8:55 JR上大井駅を出発。

目の前の県道72号線上大井駅前交差点に「富士見塚ハイキングコース」の大きな看板(写真上)が設置されている。

信号を渡りすぐ右の上大井駅入口バス停(写真下)を左に入る。

すぐに直進方向の脇道(写真)に入り、階段を上がる。
元の車道に戻り、右へ極ゆるやかに登って行く。割と交通量が多いので注意が必要だ。

ゆるやかな下りに変わり、道標が立つ2つ目の丁字路を右に入る。

ゆるやかな登りから「エバラ食品」の看板の先を左の脇道に入る。

すぐ先の丁字路を右折し、左カーブの先の道標(写真)を左の脇道に入る。

尾根上の切通しのような道を10分ほどたどると、左手に梅園が現れる。ポツポツと咲いているものもあるが、ほとんどが蕾の状態だ。梅林越しに富士山も見えている。
帰宅後にここもおおいゆめの里の一角であることを知った。

「富士見塚ハイキングコース」の道標が今後も出てくる。

鐘と富士山


9:28 おおいゆめの里に到着。小休止。

おおいゆめの里の一角に植えられたスイセン(写真上)が、今まさに満開を迎えている。
鐘を吊り下げたモニュメントの間から見る富士山(写真下)も良い感じだ。
こんな良い場所があることを事前に知らなかったので、急遽休憩を取ることにした。

丹沢山地

9:30 おおいゆめの里を出発。

右に四季の里直売所を見ながら先に進み、十字路を右折する。
しばらくして大井町郷土資料館の先を左にカーブすると十字路で、本来は右折するのが富士見塚ハイキングコースだが、工事中(写真上)のため直進し迂回する。
迂回路から檜洞丸、鍋割山、塔ノ岳、三ノ塔、二ノ塔、大山など丹沢山地の山並み(写真下)を一望する。

赤田バス停のある三差路手前で右の脇道に入り、すぐに民家の庭先への道を左に見送り、十字路っぽい丁字路を右折する。


ほどなく工事区間の南側に出て、左に行くとすぐに分岐(写真上)で、ガードレールの道を行くのが正解なのだが、方向が同じ電柱左の山道に入ってみた。
ところが、赤田三角点から遠ざかるため仕方なくUターンし、ほとんど先ほどの分岐まで戻り三角点を発見する。


9:46 赤田三角点に到着(写真)。

三角点は落葉に埋もれている。なんのことはない、位置的にはガードレールの道に入ってすぐ左上にある。

少し先の赤田配水池を通過し、分岐を道なりに右に進む。



さらにしばらくして古怒田分岐(写真上)を右に進むと、ほどなく右に貯水槽のような設備が見えてくる。すぐ手前の木に浅間山と書かれた赤テープ(写真下)が付けられているが、山頂と思われるあたりは完全に藪で入れそうにない。




菅原神社分岐を直進し、小田原東無線中継所を通過する。このあたりは未舗装で登山道っぽい(写真)。




不動山手前の十字路を直進し、白い看板(写真)のようなものに行き当たる。何が書かれているか不明だが、右の木の蔭に道標があり、ここが不動山への取り付きであることが分る。
不動山の北側斜面に取り付き急登する。



10:27 不動山山頂に到着(写真)。小休止。

林に囲まれた狭い山頂で、展望はない。キチンとした山頂標識がある。

10:33 不動山山頂を出発。

ますますらしくなる登山道を下ると、間もなく曽我山と思われるあたりに着く(写真)。やはり藪状態だが、赤い布が見えたので近付いてみたが、山頂を示すようなものではなかった。


ゆるやかな下りから十字路になっている不動山登山口に降り立ち、直進する。
六本松分岐を左折すると梅林で、その向うに相模湾を一望する。ほとんどは蕾だが、一部3分咲き(写真)の木がある。


曽我山再生オリーブ畑1号の看板を通過すると、ほどなく六本松峠(写真上)に着く。

説明板手前の道を右に取り、道標の立つ三差路を左に進むと、間もなくロータリー状の十字路になっている一本松(写真下)に着く。


直進方向(と言っても左前方になるが)に進み、十字路(写真)を右に入り見晴台に向かう。左の角に道標がある。

富士山
箱根連山と富士山


11:10 見晴台に到着(写真上)。昼食。

ちょっと狭いが、ベンチ2脚と簡易トイレ、「ウォーキングコース案内図」、「曽我の梅林」説明板、「山名板」などがある。

富士山(写真中)と箱根連山(下二子山、上二子山、駒ヶ岳、神山、明星ヶ岳、明神ヶ岳、金時山など)(写真下)を一望する。

展望を楽しみながら昼食を取る。

今回のルート上には、これといった休憩ポイントがない。ここならと当たりを付け、敢えてルートを外して来てみたが、大正解だった😊👍。お勧めポイントだ!!


11:45 見晴台を出発。

すぐ下の丁字路を左に上がると、モノレール沿いの激急登(写真)から本来のルートに戻る。




道標のない高山下分岐(写真)を直進し、すぐの突き当たりを左に取れば、ほどなく山頂に飛び出す。

11:59 高山山頂に到着。小休止。

広々とした原っぱで、奥のミカンの木の蔭に三角点(写真上)があり、その木に高山と書かれた赤テープ(写真下)が付けられている。

12:02 高山山頂を出発。

高山下分岐まで戻り左へ下る。
道標のある変則十字路を左折し、Y字路を直進、しばらく道なりに進む。

「銃猟禁止区域」の赤看板の変則十字路(写真上)を右に入る。右に風外窟の道標(写真下)がある。

だらだらと下り弁天山への道を左に見送り、突き当たりを右に行くと、ほどなくほぼ突き当たりに立つ道標(写真)を左に降りる。

12:26 風外窟に到着(写真上)。小休止。

古墳時代の横穴墓群で、江戸時代の画僧風外慧薫が修行として起居していた岩窟(写真下)とのこと。

ここもルート外になるが、史蹟に興味があればぜひ訪れてみて欲しい。

12:32 風外窟を出発。

往路を戻り弁天山への道を右に入り、さらに丁字路を左に上がれば、ほどなく木立に囲まれた石碑(写真)から山頂に飛び出す。

12:45 弁天山山頂に到着(写真)。小休止。

四角いコンクリートは神社跡だそう。
手前に石碑があるくらいで、山頂を示すものはない。

ここもルート外になる。山頂としては、ちょっと???なので、風外窟を訪れたついでに来てみるのもありかも。。。

12:50 弁天山山頂を出発。

北側の山道に入る。途中は崩れそうな山道(写真)で、あまり歩かれていないようだ。

5分足らずで本来のルートに飛び出し、右に進む。

五国峠農道記念碑(写真上)を通過し、十字路を直進、満開の河津桜(写真中)が目立つ西山団体営農道建設記念碑(写真下)の先を右に入る。

道標のあるY字路(写真)を直進方向に入り、ひたすら下って行く。

光明寺入口の先で御殿場線と東海道の高架をくぐり、突き当たりを左し線路沿いをたどれば、ほどなく左前方に国府津駅が見え、国府津駅前駐車場に着く。

13:30 国府津駅前駐車場に到着(写真)。


 感想

通常歩かれている曽我丘陵のルートに、曽我の里散策コースの見晴台と風外窟、弁天山をプラスして歩いた。

要所に道標が整備され迷うことはないだろう。
大井町郷土資料館の先が道路工事中で迂回することになる。

見晴台は名称の通り、富士山を始めに箱根連山、丹沢山地を一望でき、ベンチもあるので休憩や昼食には最適。っと言うか、ルート内のほかに休憩に適した場所は、ベンチのある西山団体営農道建設記念碑くらいで、位置的にも展望も今一!!見晴台は一押しだ😊👍。ただ、狭いのがちょっと難かも。。。
風外窟は古墳時代の横穴墓群と禅師の取り合わせなど、史蹟に興味のある人にはお薦め!!

ヤマレコでほとんどが舗装路との情報を得ていたので、底の柔らかいトレッキングシューズで歩いた。実際、浅間山から不動山登山口の約2km以外はほとんど舗装路なので、正解だった。

スイセンと咲き始めの梅の花、満開の河津桜で、ちょっぴり春の気配も感じられる、良い山旅になりました。