大岳 〜 愛鷹連峰 〜 1,262m
◎ 山行情報
山行日 2025年2月12日(水) 曇り
山頂所在地/山域 静岡県/愛鷹連峰
アクセス/出発地 車/須津渓谷橋手前駐車場(林道児持石線)から往復
行程詳細 須津渓谷橋手前駐車場(林道児持石線)(9:10-9:25)→ 愛鷹須津山荘(大岳登山口)(9:58-10:03)→
炭焼き跡(10:09)→ 「大岳まで110分」道標(10:46)→ P1014(11:03)→ 「大岳まで40分」道標(11:14)→
噴気孔(11:39)→ 大岳山頂(11:53-12:08)→ P1014(12:49)→ 愛鷹須津山荘(大岳登山口)(13:34)→
須津渓谷橋手前駐車場(林道児持石線)(14:07)
所要時間/距離 行動時間:4時間22分 休憩時間:20分 合計:4時間42分/11.5km
服装/装備 ソフトジャケット、長袖山シャツ、半袖シャツ、トレッキングタイツ、トレッキングパンツ、登山靴、トレッキングポール
GPSログ GPX KML 標高CSV 商用以外であれば自由に利用できます。
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この地図は、国土地理院発行の電子地形図(タイル)を複製したものです。 無断転載を禁じます。 |
ルート図
◎ 山行記録
9:10 須津渓谷橋手前駐車場(林道児持石線)に到着。
林道の分岐点で工事通行止めのため、予定していた大棚の滝第2駐車場に行けず、左の林道児持石線に入り、須津渓谷橋手前の駐車場に停めた。駐車場名はないみたいだ。
9:25 須津渓谷橋手前駐車場(林道児持石線)を出発。
駐車場から50mほど戻り、道標の立つガードレールの切れ間(写真)を左に下る。 階段を折り返して下り、予定していた大棚の滝第2駐車場の上段に降り立つ。
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林道に出て途中で大棚の滝(写真上)を見て先に進み、須津山休養林キャンプ場、棚上橋、大沢橋と通過し、しばらくして須津山神社(写真下)の先の愛鷹須津山荘に着く。
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9:58 愛鷹須津山荘(大岳登山口)に到着(写真)。
右が大岳登山口になっている。
一息入れつつ、暑くてソフトジャケットを脱ぐ。
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10:03 愛鷹須津山荘(大岳登山口)を出発。
山荘の裏手(写真上)から露岩や木の根、枯れ枝が散乱する斜面に取り付く。 いきなりの急登(写真下)にソフトジャケットを脱いだにもかかわらず、汗が噴き出す。
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涸れた支沢を横切ると、今回目的の1つ炭焼き跡(写真)が目に入った。石積みがしっかりと残されている。 しばらくはジグザグの急登が続き、標高700mあたりから斜面をトラバース気味に進むようになる。
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地形図に水線の記された沢を横切ると支尾根に乗り、ジグザグの急登からゆるむとP1014からの尾根に乗る。 「須津山荘」の道標が立ち、根元に朽ちた「大岳まで110分」の道標(写真)が横たわる。
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短い急登がゆるむとP1014(写真)を通過し、この山行では束の間の比較的おだやかな稜線歩きが続く。
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「大岳まで40分」の道標(写真上)を過ぎると、小ピークの左を越え木の根が段差になった急登(写真下)が続く。
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短い岩場からロープ場を過ぎると「須津山荘」の道標があり、その右に2つ目の目的の噴気孔(写真)がある。見た目にはただの岩の集まりだが、手をかざすとほのかに暖かい。 山頂直下の急登をロープや木の根に掴まりながら登る。
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11:53 大岳山頂に到着(写真上)。昼食。
林に囲まれているため展望はないが、途中で吹いていた強風を遮ってくれる。 目を引く立派な山頂標識の横が一段高くなっている(写真下)。ここが真の山頂か!? ジッとしていると寒いため、あんパン1個で昼食を済まし、早々に下山する。
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12:08 大岳山頂を出発。
往路を下る。 下り始めて5分余りの大きな段差(写真)を降りるのに一瞬!?となったが、木の根がステップになり、まったく問題なく降りられた。ちなみに登りでは「おお!段差か!?」程度の感覚だった。
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13:34 愛鷹須津山荘(大岳登山口)に到着。
林道に降りる直前でちょっと右に寄ったため、実際には山荘ではなく須津山神社横(写真上)に出てしまった😅💦。 最後の最後に大棚の滝第2駐車場から林道児持石線に上がる階段(写真下)は、途中の段差が大きく相当足に堪えた。
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14:07 須津渓谷橋手前駐車場(林道児持石線)に到着(写真)。
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◎ 感想
登山道は明瞭で迷うことはない。
須津山荘から主尾根に乗るまでと、標高1050mあたりから山頂までが往路は急登、復路は同じ登山道なので当然急下降になる。特に後者は、ロープや木の根、岩などに掴まって身体を引き上げるほどの急登。そして下るときはバランスを崩さないよう注意が必要になる。
過去2回登っている大岳だが、炭焼き跡と噴気孔があることはまったく知らなかった。なので、今回はこの2つを確認することが最大の目的。
結論を言えば、両方とも見つけることができた😊👍。
炭焼き跡は登り始めて5分ほどの涸れた支沢の先で、登山道の右に見つけた。しっかり石積みの跡が残っている。
一方、噴気孔は山頂直下の急登が始まるあたりで、「須津山荘」の道標が目印になる。ただ、見た目には噴気孔とは分らないので、事前に位置を確認してないと見つけられないだろう。岩の窪みに手をかざすと暖かさを感じられた。
山頂からの展望は望めないことは分っていたことと、風は遮られるもののジッとしていると寒いため、あんパン一個の昼食後早々に下山した。