蛾ヶ岳 1,279m
◎ 山行情報
山行日 2025年10月28日(火) 快晴
山頂所在地/山域 山梨県/御坂山地
アクセス/出発地 車/大門碑林公園第1駐車場から往復
行程詳細 大門碑林公園第1駐車場(7:20-7:50)→ 四尾連湖登山道入口(7:52)→ 金毘羅神社分岐(8:11)→
浅間社(古城山の砦)入口(8:43)→ 烽火台展望台(9:00-9:08)→ 桑沢大山山頂(9:34-9:40)→
大畠山山頂(10:00-10:14)→ 四尾連湖分岐(10:19)→ 西肩峠(六地蔵の峠)(10:52)→ 蛾ヶ岳山頂(11:03-11:50)→
蛾ヶ岳東峰山頂(11:51-11:55)→ 蛾ヶ岳山頂(11:56-12:04)→ 西肩峠(六地蔵の峠)(12:12)→
四尾連湖分岐(12:42)→ 四尾連湖峠(13:01)→ 浅間社(古城山の砦)(13:56-14:03)→
金毘羅神社分岐(14:32)→ 四尾連湖登山道入口(14:50)→ 大門碑林公園第1駐車場(14:51)
所要時間/距離 行動時間:5時間27分 休憩時間:1時間34分 合計:7時間1分/16.9km
服装/装備 長袖山シャツ、半袖シャツ、機能性インナー、トレッキングタイツ、トレッキングパンツ、登山靴、トレッキングポール
GPSログ GPX KML 標高CSV 商用以外であれば自由に利用できます。
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この地図は、国土地理院発行の電子地形図(タイル)を複製したものです。 無断転載を禁じます。 |
ルート図
◎ 山行記録
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7:20 大門碑林公園第1駐車場に到着(写真)。
約50台。立派なトイレがあるが、この時間はまだ入口が閉まっている。
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7:50 大門碑林公園第1駐車場を出発。
駐車場横の碑林公園入口を入る。 突き当たりで右の橋を渡り左に折れると、ほどなく県立四尾連湖自然公園登山道入口の案内板(写真)がある。「熊出没注意」の看板がちょっと気になる。
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その先で舗装路が切れ登山道らしくなり、ジグザグに急登する。 切り通しのように深くえぐられた道が断続し、少しゆるやかになって右に金比羅神社からの道が合流する金毘羅神社分岐(写真)を通過する。
尾根伝いの登りからP569を右に巻く平坦なヒノキ林の道をたどり、鞍部からは尾根を右に外したままの登りとなる。
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折り返し地点の「碑林公園から2km」の道標(写真)から「浅間社(古城山の砦)入口」の道標を過ぎ、尾根を乗り越ししばらくしてP868(カライシ山)と南東側ピークの鞍部から烽火台展望台への階段を左に上がる。
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9:00 烽火台展望台に到着。小休止。
上がり口に太くて古い丸太(写真右上)が立てられているが、烽火を上げた場所なのだろうか。 その先が少し開けた展望台(写真右下)で、数台のベンチがある。
南側の一段低いところにあった東屋は、取り壊されたようで礎石だけが残っている。 北側に展望が広がり、南アルプス(北岳、鳳凰山)から八ヶ岳、奥秩父山塊(茅ヶ岳、金峰山、国師ヶ岳など)を一望する(写真下)。
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9:08 烽火台展望台を出発。
東へ尾根をたどるとほどなく元の登山道と合流し、すぐに工事現場(写真)に出る。開けて展望が良い場所なので、展望台でも造っているのだろうか。。。
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桑沢大山に向かうため、工事現場の先で無理矢理左の尾根に上がる(写真上)。ただ、下山時に分ったのだが、実際はすぐ先に登り口がある。
痩せ尾根上に設置されたモノレール(写真下)に沿ってゆるやかに登って行く。 細長いピークを越え、鞍部から短く急登する。
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八ヶ岳、奥秩父山塊 |
9:34 桑沢大山山頂に到着(写真上)。小休止。
狭い山頂に山頂標柱とベンチがある。
北側が開け、八ヶ岳から茅ヶ岳、瑞牆山、金峰山、国師ヶ岳、甲武信ヶ岳、雁坂嶺など奥秩父山塊を一望する(写真下)。
休憩中に一人の登山者が蛭ヶ岳方面へ通過して行った。
9:40 桑沢大山山頂を出発。
南東の尾根下りから鞍部から急登し、モノレールを離れゆるやかに広がる尾根をたどる。
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10:00 大畠山山頂に到着(写真上)。小休止。
広い山頂には山頂標識や三角点、山座同定、ベンチなどがあり、南側に電波塔が建つ。
北側に展望が広がり、北岳から鳳凰山、八ヶ岳(写真中)、奥秩父山塊(茅ヶ岳、金峰山、国師ヶ岳、甲武信ヶ岳、雁坂嶺など)(写真下)を一望する。
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10:14 大畠山山頂を出発。
すぐに四尾連湖峠への2箇所の分岐(写真上)を直進方向に進み、さらに四尾連湖分岐(写真下)も直進する。
写真上は2箇所目の四尾連湖への分岐で、道標が地面の置かれている。
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基本尾根伝いで、ゆるやかな下りから痩せた尾根道や幾つかのピークを左右に巻いて行く。 蛾ヶ岳の北西の大きな沢に架かる木橋(写真)を渡ると、山腹の登山道からほどなく西肩峠に着く。
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10:52 西肩峠(六地蔵の峠)に到着(写真上)。
峠の別名の由来となる六体の地蔵が刻まれた石碑(写真下)が置かれている。
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急な尾根を小さくジグザグに急登する。 途中でノンビリ登る3人グループを追い抜く(写真)。
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11:03 蛾ヶ岳山頂に到着(写真右)。昼食。
そこそこの広さで、山頂標柱や三角点、石碑、石祠がある。 先着の登山者と追い越した登山者が到着して、大いに賑わう。
北西には荒川岳や塩見岳、農鳥岳、間ノ岳、北岳、鳳凰山など南アルプス、南東には富士山や竜ヶ岳、雨ヶ岳、毛無山などの大パノラマが広がる(写真下)。 これらの景色を楽しみながら、ノンビリと昼食を取る。
11:50 蛾ヶ岳山頂を出発。
すぐ東の蛾ヶ岳東峰に向かう。
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11:51 蛾ヶ岳東峰山頂に到着(写真)。小休止。
山頂標識も何もなく、寂しい山頂だ。
11:55 蛾ヶ岳東峰山頂を出発。
往路を戻る。
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11:56 蛾ヶ岳山頂に到着(写真)。小休止。
登山者全員下山し、山頂を独り占めする。あらためて景色を堪能する。
12:04 蛾ヶ岳山頂を出発。
往路を戻る。
四尾連湖分岐を右に入り、最初の分岐を左に進む。すぐ先でもう1箇所の分岐からの登山道と合わさり、ひたすら下って行く。
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13:01 四尾連湖峠に到着(写真)。
右の市川本町駅方面への道に入る。
写真では振り返って道標を見ているため、市川本町駅は左になる。
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5分ほどで通行止めになり、右の迂回路(写真上)に入る。 ゆるやかな登りから前方にモノレールが見える分岐(写真中)を左に下る。道標はないもののモノレールに沿って右へ行くと、四尾連湖峠を通らずに蛾ヶ岳へのショートカットになるようだ。 急斜面を折り返して下り、崩壊地を左に見る(写真下)と、元の登山道に出る。
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さらに5分ほど先の沢が崩壊(写真)していて、慎重に迂回路をたどる。ここは2013年のときも崩壊していたが、いっそう荒れているようだ。 往路でたどった尾根の中腹をゆるやかに下って行く。
写真は沢を越えて振り返って撮ったもの。
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標高860mあたりで分岐(写真上)に行き合い、確認してみると木に「大門碑林公園・四尾連湖登山道」の道標(写真下)があり、大畠山への登り口となっている。朝尾根に乗った地点から20mほど四尾連湖側に進んだ場所になる。
工事現場の先で烽火台展望台ヘの道を右に見送り、さらに烽火台展望台への階段を右に見送る。
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しばらく下りが続き、浅間社(古城山の砦)の道標(写真)を直進方向の尾根に入る。 踏み跡も目印もなく、2本の堀切や何本もの倒木を越える。と言っても、3〜4分の道程だ。
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13:56 浅間社(古城山の砦)に到着(写真)。小休止。
広い砦の遺構を囲むように幾つもの石碑が立つ。内1つに浅間神社の石碑があり、傍らには小さな石祠と別の祠のものと思われる銅版の屋根が置かれている。
14:03 浅間社(古城山の砦)を出発。
登山道に戻り、再びひたすら往路を下り、金毘羅神社分岐を右に取る。
四尾連湖登山道入口に着いてホッとする。
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14:51 大門碑林公園第1駐車場に到着(写真)。
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◎ 感想
2013年6月にも同じようなルートで登って以来の蛾ヶ岳。
このところのグズツキ気味の天気から一転、この日は朝からほぼ快晴で、烽火台展望台、桑沢大山、大畠山では奥秩父山塊や八ヶ岳、南アルプスなど、蛾ヶ岳では加えて見事な富士山が姿を見せてくれた。
蛾ヶ岳ではノンビリと景色を見ながら昼食を取り、ついつい長居をした。
今回は烽火台展望台の先から尾根に乗り、桑沢大山経由大畠山のルートを取った。工事現場の先で無理矢理尾根に乗ったが、実際には少し先(20mほどか)に道標付きの登り口があった。
四尾連湖峠先に崩落地が2箇所あるが、巻き道があり問題なく通れる。
四尾連湖峠まで行かないで崩壊地迂回路へショートカットできるようだが、見逃したのか分り難いのか、迂回路に入って初めてショートカットできることを知った。道標などはなかったように思うのだが。。。
ちなみに、紅葉はまだまだでした。