日連アルプス〜宝山、日連山、鉢岡山、峯、八坂山、日連金剛山〜、名倉アルプス〜京塚山、坊主山、一本松山、石盾山〜

日連アルプス 〜 宝山 374.4m 日連山 382m 鉢岡山 460m 峯 423m 八坂山 420m 日連金剛山 420m
名倉アルプス 〜 京塚山
358.7m 坊主山 325m 一本松山 337.2m 石盾山 268.9m

 山行情報

山行日       2025年3月10日(月) 晴れ

山頂所在地/山域  神奈川県/関東

アクセス/出発地  車/日連神社駐車場から周回

行程詳細      日連神社駐車場(7:40-8:05)→ 日連アルプスハイキングコース入口(8:10)→ 宝山山頂(8:35-8:45)→
          日連山山頂(8:50-8:55)→ 杉峠(9:06)→ 展望台(9:17-9:20)→ 鉢岡山山頂(9:28-9:35)→ 杉峠(9:52)→
          八坂山山頂(10:07-10:13)→ 峯山頂(10:14-10:24)→ 日連金剛山山頂(10:28-10:36)→
          日連金剛山登山口(10:53)→ 緑のラブレター(11:21-11:26)→ 京塚山山頂(11:37-11:47)→
          坊主山山頂(11:57)→ 一本松山山頂(12:06)→ 名倉峠(12:15)→ 石盾山山頂(12:29-13:09)→
          石盾山散策路入口(13:13)→ 日連神社駐車場(14:04)

所要時間      行動時間:4時間15分 休憩時間:1時間44分 合計:5時間49分/15.8km

服装/装備     ソフトジャケット、長袖山シャツ、半袖シャツ、機能性インナー、トレッキングタイツ、トレッキングパンツ、登山靴、
          トレッキングポール

GPSログ      GPX  KML  標高CSV    商用以外であれば自由に利用できます。

   この地図は、国土地理院発行の電子地形図(タイル)を複製したものです。
   無断転載を禁じます。

ルート図      


 山行記録

7:40 日連神社駐車場に到着(写真)。

目一杯で5台位停められるだろうか。。。
トイレはないので事前に済ませておこう。

8:05 日連神社駐車場を出発。

すぐ横の脇道を入り、突き当たりを左折し、集落の中を曲がりながらたどる。

2つ目の墓地の先が左カーブになり、右に日連アルプスハイキングコース入口がある。
入口には道標と案内図が立つ。


登山道らしい道をたどり、雑木林が開けると八ッ沢線31号鉄塔を通過する。
山腹をたどる道に変わり、道標と案内板図の立つ宝山・金剛山・青田方面分岐を右に進む。

さらに山腹をたどると、直進方向が通行止めになった分岐(写真上)に出る。ヤマレコにある日連・篠原川方面分岐になる。

右のロープの張られたこの日一番の急斜面(写真下)に取り付く。すぐにロープ場は終わるが、急な登りが続き、宝山直下の土留めの急な階段を登り切ると、ポンと宝山山頂に飛び出す。

生藤山、茅丸、連行峰

8:35 宝山山頂に到着(写真上)。小休止。

山頂標識(写真中)とテーブルがあり、テーブルの下に三角点がある。

北側に極一部展望あり、生藤山、茅丸、連行峰(写真下)が見えている。

8:45 宝山山頂を出発。

稜線を西にたどり、隠れ小ピークを越えると、ほどなく日連山山頂だ。

8:50 日連山山頂に到着(写真)。小休止。

宝山と同じような山頂標識とテーブルがある。

潅木に囲まれ展望は良くない。

この後も同様の標識とテーブルが出てくるので、これがこの山域のスタンダードなのだろう。

8:55 日連山山頂を出発。

コブや小ピークを左右に巻いて進むため、歩きやすくペースが上がり、10分余りで杉峠(写真)に着く。
変則的な五叉路になっているが、左は私有地、右は通行止めになっているため、実際は三差路だ。

左前方の道に入り鉢岡山へ向かう。
山腹をたどるとほどなく新和田峠で、左に道を取り、すぐに新和田・赤沢バス停分岐も左に進む。

都留線183号鉄塔を過ぎると、細い尾根道が続く。

9:17 展望台に到着(写真)。小休止。

大掛かりな展望台だが、木の枝が煩く展望らしい展望はない。期待していただけにガッカリだ!!

9:20 展望台を出発。

少し先で有名な放棄された車(写真)を見て、分岐を左に上がると傾斜が増し、霜解けで泥濘気味の道を足元に気を使いながら登る。

9:28 鉢岡山山頂に到着(写真)。小休止。

電波塔が目立つ小広い山頂で、山頂標柱と烽火台跡の標柱が並んで立っている。

林に囲まれ展望はない。
東側奥にも電波塔がある。

9:35 鉢岡山山頂を出発。

北側の廃棄された(?)バッテリーの横から別ルート(写真上)に入る。
笹竹が生い茂る中を下るが、傾斜が増すとやはり泥濘気味で足元に気を使う。
5分ほどで往路と合流(写真下)する。道標などはない。

登りではこの分岐(写真下)にまったく気付かなかった。道標や目印がないとはいえ、これだけ踏み跡がハッキリしているのに。。。

富士山

登りでは気付かなかったが、少し開けた都留線183号鉄塔から富士山(写真)が頭を見せている。

杉峠に戻りUターン気味に左へ上がり、小ピークを巻きながらおだやかに尾根下をたどる。

ベンチを過ぎると傾斜が増し、次第にジグザグの急登になる。

ピークの一角を越える手前で右に上がる踏み跡(写真)を見つけたどる。道標や目印などはない。
すぐに「水源の森林づくり」の看板のあるP423に立つが、峯の山頂標識はすぐ北側になる。

まずは峯をスルーして八坂山に向かう。

ここはスルーしてもすぐ先に正しい分岐がある。

10:07 八坂山山頂に到着(写真。小休止。

尾根の急傾斜の始まりの地点で、およそ山頂らしさはない。それでも新旧の山頂標識がある。
狭く、展望はない。

10:13 八坂山山頂を出発。

往路を戻る。

丹沢山地、道志山塊
道志山塊、奥多摩山域


10:14 峯山頂に到着(写真上)。小休止。

山頂標識や展望写真、丸太のベンチがある。
こちらも尾根の途中にあるため山頂らしさはないが、西側が大きく開け、丹沢山地(大室山、加入道山など)から大菩薩・道志山塊(扇山、権現山、滝子山、二十六夜山、高柄山など)、奥多摩山域(三頭山、土俵山、生藤山など)など、この日一番の展望(写真中、下)が広がる。

10:24 峯山頂を出発。

本来の分岐を右折して、おだやかな尾根道をたどる。

金剛山バス停への分岐に来ると、すぐ先に日連金剛山山頂の金剛神社社殿が見える。

10:28 日連金剛山山頂に到着(写真)。小休止。

広い山頂には山頂標柱と金剛神社社殿が並び、奥が開けベンチがある。

10:36 日連金剛山山頂を出発。

分岐に戻り、左の金剛山バス停方面に下る。

狭い尾根をまっすぐ急下降(写真上)し、ベンチを過ぎると折り返しの下りに変わり、水路を越えるとほどなく金剛山登山口(写真下)に降り立つ。

ここから県道76号線を進み、日連駐在所の先の三差路を左の県道520号線に入る。


秋川橋を渡り右の石段(写真)を上がり、県道520号線をショートカットする。

石段から山道を経て6分ほどで民家横から元の県道に飛び出す。

すぐに京塚山遊歩道入口を見送り、少し先で左の脇道(写真)に入る。鹿のオブジェが目印だ。


高架をくぐった先で左の脇道に入り、右カーブで左の階段(写真)を上がる。
地形図では分岐になっていて、こんな階段は想定してなかったため、右の道を行きかけた。
ちなみに右の道の先は民家になる。

名倉グラウンド横のA28(写真上)を直進し、山道を登りA27(写真下)を右に入る。

11:21 緑のラブレターに到着(写真上)。小休止。

間近に見ると何これ!?瓦礫!?って感じだ。JR藤野駅辺りからだとキチンと見えるようだ。
愛の鐘(写真下)を鳴らすと思いの外響き渡った。

11:26 緑のラブレターを出発。

登山道に戻りA26を左に進む。しばらくはおだやかな道が続き、やや急登から京塚山山頂に飛び出す。

丹沢山地

11:37 京塚山山頂に到着(写真上)。小休止。

狭い山頂に山頂標柱やベンチ、石碑、祠があり、さらに狭く感じさせる。

南側が一部開けて、焼山、黍殻山、袖平山、檜洞丸、大室山など丹沢山地(写真下)が見えている。

11:47 京塚山山頂を出発。

短い急下降から小ピーク巻いて進み、5分ほどで北に方向を変えて下ると、ほどなくベンチのある分岐に出る。
直進方向の古峯山も考えていたが、割愛してUターン気味に左に進む。

錆びた道標(写真上)で右の尾根道に入り、短く急登し坊主山山頂(写真下)に飛び出す。
手作りの山頂標識がある。展望は望めないので休憩せず先に進み、錆びた道標で元の登山道に合流する。

ほどなく一本松山への分岐(写真上)で、右の道に入る。A11を直進し、A08で左の尾根に上がると、わずかで一本松山山頂(写真中)に着く。
山頂標識(写真下)と三角点(写真中)がある。
ここも展望は望めないので休憩せず先に進む。



すぐの分岐(A07)を左に進むと、折り返しの急下降から林道に降り立つ。
左に100mほどの名倉峠(写真上)で、右の未舗装の林道に入る。
さらに100mほどで、赤い矢印の道標から右の登山道(写真下)に入る。


波板の柵沿いに尾根をたどり、ピーク上の分岐(A02)(写真)に出る。両方向とも「神社」となっているため、地形図を確認し、左に進む。

尾根下りからわずかに登り返すと、石盾山山頂に着く。

御前山、大菩薩連嶺
奥多摩山域

12:29 石盾山山頂に到着(写真上)。昼食。

鐘とベンチがあるが、山頂を示すものがない。探すと「しあわせの鐘」と書かれた上に「石盾山」と書かれたシールが貼られている(写真中上)。何とも寂しい限りだ。

奥は見晴し台になっていて、ベンチやテーブルが何組かある。
先端からは上野原市の3つの御前山や大菩薩連嶺(滝子山、雁ヶ腹摺山、小金沢山など)(写真中下)、奥多摩山域(権現山、熊倉山、生藤山、陣馬山など)(写真下)を一望し、眼下に相模川の流れを見る。

13:09 石盾山山頂を出発。

見晴し台の道標から北東に尾根を下る。
潅木の中をゆるやかに下り、分岐を右に行くと石盾尾神社駐車場入口(写真上)に降りてしまった。
石盾山遊歩道入口(写真下)は20mほど西側なので、分岐を左に行くのが正解だった。大した差はないから良しとする。

車道を東に進み、県道520号線に合流し右折する。20分ほどでショートカット道に入り、県道76号線との三差路を左折する。

80mほどで右の脇道に入り道なりに10分足らずで、県道520号線に合流する。

14:04 日連神社駐車場に到着。


 感想

京塚山や坊主山、一本松山、石盾山は2008年12月に藤野園芸ランド駐車場から周回しているが、まったく記憶に残っていなかったので、初めてといっても良いかも知れない。

全ルート道標などが良く整備され、危険な場所もないので歩きやすい。ただ、15km越えと長丁場なので、日連アルプスと名倉アルプスを分けると気楽に歩けるだろう。

何箇所か霜解けで滑りやすい場所があるので、下りでは注意が必要かも。。。特に鉢岡山直下はちょっと気を使った。

大きく展望が開けるのは峯と石盾山で、宝山、緑のラブレター、京塚山からは限られた範囲だけで、丹沢山地や奥多摩山域、道志山塊の山々が見られるが見られる。
杉峠から鉢岡山への道でわずかに富士山の頭を見ることができた。