鉢窪山

鉢窪山 674.4m

 山行情報

山行日       2025年2月25日(月) 晴れ

山頂所在地/山域  静岡県/伊豆半島

アクセス/出発地  車/浄蓮の滝第2駐車場から周回

行程詳細      浄蓮の滝第2駐車場(10:25-10:45)→ 島崎藤村歌碑(10:57-11:01)→ 鉢窪山遊歩道入口(11:03-11:04)→
          展望デッキ(11:34-11:37)→ 鉢窪山噴火口跡(周回)(11:39-11:45)→ 展望デッキ(11:47-12:20)→
          鉢窪山山頂(12:22-12:25)→ 島崎藤村歌碑(13:05-13:08)→ 浄蓮の滝第2駐車場(13:17)

所要時間/距離   行動時間:1時間40分 休憩時間:53分 合計:2時間33分/6.8km

服装/装備     ソフトジャケット、長袖山シャツ、長袖アンダーシャツ、トレッキングタイツ、トレッキングパンツ、トレッキングシューズ

GPSログ      GPX  KML  標高CSV    商用以外であれば自由に利用できます。

   この地図は、国土地理院発行の電子地形図(タイル)を複製したものです。
   無断転載を禁じます。

ルート図      


 山行記録

10:25 浄蓮の滝第2駐車場に到着(写真)。

踊子歩道入口が正面なので、こっちに停めた。
浄蓮の滝第1駐車場は頻繁に観光客が出入りするが、こっちはあまりなく空いてもいる。

 

10:44 浄蓮の滝第2駐車場を出発。

国道414号線を横切り、正面の踊子歩道(写真)に入る。入口には道標や踊子歩道の案内板がある。

道なりにゆるやかに登って行く。途中にはポツポツと民家がある。

左に茅野神社(山神社)を見送ると、しばらくして島崎藤村歌碑に着く。


10:57 島崎藤村歌碑に到着(写真上)。小休止。

大きく立派な歌碑や鉢窪山の詳しい説明板(写真下)がある。

11:01 島崎藤村歌碑を出発。

踊子歩道から道標に従って脇道に入る。すぐに左から林道が合わさるが、道なりに右にカーブして行くと、ほどなく鉢窪山遊歩道入口に着く。

11:03 鉢窪山遊歩道入口に到着(写真)。小休止。

すぐ先に電子基準点「天城湯ヶ島2」がある。

11:04 鉢窪山遊歩道入口を出発。

草地を上がり、最初は白い植物の説明板を拾って進む。すぐに緑の道標(写真)が出てきて、この後はこの道標に従う。


急斜面にジグザグに遊歩道(写真)が付いていて、本格的な登山道のようだ。
枯れ枝が散乱して踏み跡が不明瞭な場所もあるが、道標やピンクテープがあるので迷うことはない。

中間点には道標に手書きで5合目と書かれている(写真)ので、現在地の目安になる。

杉林を抜けると、明るい雑木林をジグザグに登るようになる。木に付けられた名札を確認しながら登る。


大きな岩が現れ、道標に「かえる岩」(写真)と書かれているが、「かえる?」と思いつつ通過する。
「200m位」と書かれた道標の先で富士山や南アルプスを見ると、ほどなく展望デッキに登り着く。


展望デッキからの展望

11:34 展望デッキに到着(写真上)。小休止。

山座同定の「鉢窪山からのパノラマ」(写真中)とベンチが設置されている。
低山ながら富士山を始めとして、なかなかの展望だ(写真下)。

11:37 展望デッキを出発。

わずかに登ると、「天城七制木の森」の看板の先に分岐があり、道標(写真)に従って右に行くと鉢窪山噴火口跡が見えてくる。

11:39 鉢窪山噴火口跡に到着(写真上)。周回。

噴火口跡は伐採された丸太で囲まれ、それに沿って周回路(写真中)がある。一周した後、真ん中まで行ってみた。誰かが置いたのだろうか、何個かスコリア(写真下)が置かれている。

11:45 鉢窪山噴火口跡を出発。

昼食に最適な展望デッキに戻る。

南アルプス
富士山

11:47 展望デッキに到着。昼食。

ほとんど風がなく、陽射しが暖かい。
ベンチ(写真上)に腰掛け、展望を楽しみながら昼食を取る。

伊豆の山々から南アルプス(大無間山、光岳、イザルガ岳、茶臼岳、上河内岳、聖岳、奥聖岳、赤石岳など)(写真中)、富士山(写真下)、沼津アルプス、箱根外輪山などを一望する。

12:20 展望デッキを出発。

再び分岐まで上がり、直進し作業道に入る。
ゆるやかに登ると、わずかで右側にピンクテープが巻かれた木が出てくる。

12:22 鉢窪山山頂に到着(写真上)。小休止。

手作りの山頂標識(写真中)と、雑草に隠れるように三角点(写真下)がある。
山頂とは言っても、実際には南側にピークがある。

12:25 鉢窪山山頂を出発。

ピークの東側をかすめると、後はひたすら下って行くが、ガチガチの轍とザクザクの霜柱(写真上)で歩き難い。しかも、林に囲まれ陽射しが遮られるため、かなり肌寒い。

途中で林越しに富士山(写真下)が見えた。

13:05 島崎藤村歌碑に到着。小休止。

一息入れる。

13:08 島崎藤村歌碑を出発。

往路を戻る。

13:17 浄蓮の滝第2駐車場に到着(写真)。


 感想

鉢窪山遊歩道はやや荒れていたり、踏み跡が薄い場所もあるが、道標やピンクテープがしっかりとあるので、迷うことなく歩けた。
本格的な登山道と言えるほどなので、足元はしっかりとした靴が必要だろう。
作業道はガチガチの轍とザクザクの霜柱で歩き難い。しかも、植林に陽射しが遮られ、行動中にもかかわらず肌寒かった。

噴火口跡は周回だけかと思ったが、真ん中まで入ることができた。草が生えていないのは、雨水が溜まるのだろうか?それにしても、これほど火口らしい火口跡だとは思ってもいなかった。

この日一番は展望デッキからの展望だろう。風がほとんどなく、暖かな陽射しの中、ベンチで南アルプスや富士山を見ながらノンビリと昼食を取った。
短いながら思いがけず良いルートだった。