白水山

白水山 811.6m

 山行情報

山行日       2024年10月14日(月) 晴れ

山頂所在地/山域  静岡県/東海 天子山地

アクセス/出発地  車/ユー・トリオ第3駐車場から周回

行程詳細      ユー・トリオ第3駐車場(9:45-10:00)→ 白水山登山道入口(10:23)→ 大田和集落跡(10:44)→
          石神峠(11:04-11:07)→ 第一富士山展望台(11:14-11:15)→ 見晴らし台(11:48-11:50)→
          白水山山頂(11:59-12:59)→ 稜線下降ポイント(13:15)→ 向田登山口(14:04)→ ユー・トリオ第3駐車場(14:06)

所要時間/距離   行動時間:3時間 休憩時間:1時間6分 合計:4時間6分/9.4km

服装/装備     半袖シャツ、トレッキングタイツ、トレッキングパンツ、登山靴

GPSログ      GPX  KML  標高CSV    商用以外であれば自由に利用できます。

   この地図は、国土地理院発行の電子地形図(タイル)を複製したものです。
   無断転載を禁じます。

ルート図      


 山行記録

9:45 ユー・トリオ第3駐車場に到着。

次々に車がやってくるが、みんな橋を渡り対岸の新稲子川温泉ユー・トリオに向かい、第1・第2駐車場はほぼ満車状態だ。

10:00 ユー・トリオ第3駐車場を出発(写真上)。

駐車場を出て、真夏のような陽射しを浴びながら県道398号線を北上する。
右前方に吊り橋の地蔵橋が見えてくると、ほどなく白水山登山道入口に着く(写真下)。

10:23 白水山登山道入口に到着。

入口には白水山登山道の道標(写真)が立つ。

左の林道に入りすぐの分岐を右に取ると、灯籠と六地蔵石幢(写真)が祀られている。石幢とは石塔の一種で、六角または八角の石柱のことだそうだ。

折返しの登りから尾根の左、少しして乗り越して右をたどり、墓地の前(写真)から右へトラバースする。苔生した石垣が見えると、ほどなく大田和集落に入る。

10:44 大田和集落跡に到着(写真)。

朽ちた家屋の横を登り、杉林の中のトラバースから小さく何度か折返し、再びトラバース気味に登る。
折返しから尾根に乗り、しばらくして尾根上に踏み跡が分かれる。その踏み跡をたどっても林道に出られそうだが、道なりに左に進み林道に飛び出す。

11:04 石神峠に到着(写真)。小休止。

石神峠の謂れが書かれた案内板が立つ。
一息入れる。

11:07 石神峠を出発。

案内板の左から白水山登山道に入る。
杉林の中のゆるやかな登りから尾根に乗ると、ほどなく第一富士山展望台に着く。

富士山

11:14 第一富士山展望台に到着(写真上)。撮影。

富士山(写真下)はこの時季のこの時間では雲に隠れるのがほとんどなので諦めていたが、クッキリとその姿を見せてくれた。

11:15 第一富士山展望台を出発。

尾根上を緩急を交えながら折返して登る(写真上)。
坦で歩きやすいP693(写真中)を過ぎると、規制ロープの張られた短い急登からガレの頭の東側を登り、尾根に乗るとほどなく見晴らし台に着く。
ちなみに山と渓谷社の静岡県の山2005年版ではこの隠れピークをガレの頭と記され、巻かずにP693から直登している。実際2005年12月に登ったときはここを通ったと記憶している。
現状でもガレの頭ヘと続くと見られる踏み跡(写真下)が確認できた。もしまた来ることがあったら、そのときは登ってみたい。

11:48 見晴らし台に到着(写真)。小休止。

切りっぱなしの丸太のベンチが置かれているが、木が煩くて見晴しはほぼない。

11:50 見晴らし台を出発。

右が崩壊した縁をたどり、白水山山頂直下をひと登りで山頂にでる。

富士山

11:59 白水山山頂に到着(写真上)。昼食。

山頂標識と三角点、かなり古びた丸太のベンチが幾つか置かれている。
山頂は林の中だが、北東側が切り開かれ富士山(写真下)が見られる。
山頂と富士山を独り占めして昼食を取るが、

陽当たりが余り良くないため少し肌寒くなる。

良く見ると、富士山の左上にパラグラーダーが見える。

12:59 白水山山頂を出発。

南東の尾根からすぐ先の隠れピーク上(写真)で右に折れ、短い急下降を交え杉林の稜線をひたすら下る。

道標に「富士山展望台」とあるが、まったく展望はない。本当にここのことだろうか!?

13:15 稜線下降ポイントに到着(写真)。

ここはP644のすぐ先になる。
尾根を左に外し、P670の北側斜面をトラバースし、派生する尾根に乗り折り返して下る。

途中ザレ気味だったり、枯れ枝や小石混じりで歩き難い場所(写真)もある。
2005年に下った北ヶ谷戸集落への道を探しながら下ったが、それらしい道は見つからなかった。完全に廃道のようだ。

長いトラバースから堰堤(写真上)を越え左に下ると、ほどなく林道(写真下)に降り立つ。
左へ下り丁字路を左、Y字路をUターン気味に右に下り、国道469号線に降り立つ。

14:04 向田登山口に到着(写真)。

登山口を示すような道標はない。

14:06 ユー・トリオ第3駐車場に到着。


 感想

過去2回登っている白水山。いずれも12月だったので、10月は初めて。
この時季9時を過ぎると富士山はほぼ雲に隠れてしまうのだが、この日は山腹に帯状の雲が掛かっているものの、クッキリとその姿を見せてくれた😄👍。

良く整備されているとは言い難い場所もあるが、道標やピンクテープで道迷いはない。また、危険な場所もない。

登りも下りも麓は暑くて大汗をかいたが、山頂はそれほど陽当たりが良くないため、昼食を取っていると次第に肌寒くなってきた。

3連休の最終日。それなりに登山者がいるだろうと思っていたら、駐車場でも山行中でも誰にも会わず。素晴らしい富士山日和なのに。。。
代わり(?)に、対岸の新稲子川温泉ユー・トリオは駐車場はほとんど満車状態と大賑わいだった。