大岩、霊屋の峰、大知波峠、富士見岩
2024.05.21
大岩 204.8m 霊屋の峰 400.3m 大知波峠 350m 富士見岩 415m
◎ 山行情報
山行日 2024年5月18日(土) 晴れ
山頂所在地/山域 愛知県・静岡県/東海
アクセス/出発地 車/おちばの里親水公園駐車場から周回
行程詳細 おちばの里親水公園駐車場(8:00-8:22)→ 大岩入口(9:18)→ 大岩(9:50-9:57)→ 中尾根分岐(10:28)→
多米峠(10:52-10:57)→ 霊屋の峰山頂(11:20-11:25)→ 赤岩尾根分岐(11:35)→ 石巻尾根分岐(11:47)→
石巻尾根分岐(11:55)→ 大知波峠(11:58-12:03)→ 富士見岩(12:24-13:14)→ 登山道ショートカット地点(13:29)→
おちばの里親水公園入口(13:38)→ おちばの里親水公園駐車場(13:55)
所要時間/距離 行動時間:4時間21分 休憩時間:1時間12分 合計:5時間33分/14.3km
服装/装備 半袖シャツ、トレッキングタイツ、トレッキングパンツ、登山靴、トレッキングポール
GPSログ GPX KML 標高CSV 商用以外であれば自由に利用できます。
|
この地図は、国土地理院発行の電子地形図(タイル)を複製したものです。 無断転載を禁じます。 |
ルート図
◎ 山行記録
8:00 おちばの里親水公園駐車場に到着(写真)。
すでに10台ほど停まっている。トイレ・自販機あり。
登山者だけでなく家族連れもいる。人気の公園なのだろうか?
8:22 おちばの里親水公園駐車場を出発。
駐車場を出て左折し大知波峠に向かうのが普通のルートだが、私は右折し知波田駅方面に向かう。
15分足らずでオレンジロードに出て右折する。歩道はないが、通行量が少なく、それほど危険はない。
さらに15分ほどで県道4号線(多米街道)との交差点を直進すると徐々に登りに転じ、今川大橋を越えるとなかなかの登りが続く。
ゆるやかな下りに変わると、左カーブの直進方向に脇道が見えてくる。
|
9:18 大岩入口に到着(写真上)。
この脇道が大岩への取り付きになる。 すぐに突き当たり(地形図では道が続くが)になり、道標に従って右(南西)の尾根に取り付く(写真下)。これがなかなかの急登で、長いロードの後なのでなかなか堪える。
登るにつれ少しずつゆるみ、10分あまりでピーク上で北西に向きを変える。
|
手作り簡易図(写真上)のある分岐からゆるやかに下り、鞍部の十字路(写真下)から広くて真っ直ぐな登山道を登る。
林道を横切り、P204.8手前のピークを越えると、ほどなく大岩にたどり着く。
|
9:50 大岩に到着(写真右上)。小休止。
下から見上げるとなかなか迫力がある。
岩に上がると、天辺に三角点の金属標(写真右下)が埋め込まれている。
360度の展望が広がり、特に西側には4月初旬に歩いた嵩山、P214(仏岩)、神石山、これから歩くP351(中尾根分岐)、霊屋の峰、大知波峠、富士見岩を一望する(写真下)。
|
嵩山、P214(仏岩) |
神石山、P351(中尾根分岐) |
霊屋の峰、大知波峠、富士見岩 |
|
9:57 大岩を出発。
手掛かり足掛かりが少ない西側の岩場(写真)を、ちょっと手子摺りながら降りる。思いがけず道標がある。
小さくアップダウンしながら、徐々に高度を上げる。
|
隠れピーク上で北西に向きを変え、さらにゆるやかに登って行く。
急登から西に向きを変え、露岩の目立つ急登(写真上)から中尾根分岐の道標(写真下)に着く。
|
10:28 中尾根分岐に到着(写真)。
道標から10mほど先の分岐を右折し、多米峠・大知波峠方面に向かう。
すぐに鉄塔に出合うが、尾根伝いに高圧線が延びているため、今後何度も鉄塔が出てくる。
小ピークを越えながらゆるやかに下る。
|
10:52 多米峠に到着(写真)。小休止。
広い峠で、標識と分りやすい案内板、2組のテーブルとベンチがある。
|
10:57 多米峠を出発。
ゆるやかな登りからゴロ石が目立つ急登を過ぎ、ゆるんだところで鉄塔を通過し、P400.3の南側をたどり、次の鉄塔前の霊屋峰入口(写真)を右に入る。道標はあるが、進行方向からは木陰になり見逃しそう。
ひと登りで霊屋の峰山頂に着く。
|
11:20 霊屋の峰山頂に到着(写真)。小休止。
山頂標識や三角点がある。ちなみに「たまやのみね」と読む。
他に「美貞山」の標識があるが、別名なのだろうか?
|
11:25 霊屋の峰山頂を出発。
登山道に戻り、鞍部から土留めの階段を登り、赤岩尾根分岐(写真上)を右折する。
おだやかな尾根からP375を越え、続けて2箇所の分岐で石巻巡回遊歩道を経て石巻観光路へ下る道を左に見送る(写真下)と、ほどなく開けた草地に出る。
写真下は2箇所目の分岐。
|
11:58 大知波峠に到着(写真上)。小休止。
標柱(写真中)と廃寺跡の案内板(写真下)があり、南側に廃寺跡の史跡が広がる。
陽射しがきつく、わずかにある木陰で一息入れる。
12:03 大知波峠を出発。
ゆるやかに登って行く。途中のP372.9三角点を見逃してしまったようだ。
|
12:24 富士見岩に到着(写真右上)。昼食。
木に吊るされた標識(写真右下)が岩陰にある。
岩に上がると、ほぼ360度の展望が広がる。特に東側に金山、扇山、富幕山、尉ヶ峰など弓張山地の山々や浜名湖、浜松アクトタワーなどが見られる(写真下左)。
日陰がほとんどなく、なんとか陽射しを遮れる岩陰で昼食を取る。 お約束の岩の上での記念写真を撮る(写真下右)。
|
13:14 富士見岩を出発。
南東の尾根を下る。途中ロープの張られた短い岩場がある程度で、快適に下って行く。
15分ほど下ったところで、ヤマレコのログを参考に登山道をショートカットする。もちろん道標はおろか目印もない。
何となく踏み跡っぽい形跡めがけて斜面に入る(写真上)。 GPSを頼り尾根っぽいところを下ると、5分ほどで林道に行き着き、3mほどの崖を木の根に捕まり降りる(写真下)。距離的に半分くらいにショートカットできたはず。
|
林道からすぐにおちばの里親水公園への道(写真)に入り、南に延びる尾根を下る。
|
途中で尾根を右に外し、やや急下降から沢沿いをたどり、ゆるむとほどなく果樹園の石垣(写真上)から朝の車道に飛び出す(写真下)。 駐車場はすぐ右にある。
13:55 おちばの里親水公園駐車場に到着。
|
◎ 感想
2007年の神石山登山で大知波峠から知波田駅に降りているので、中尾根分岐から大知波峠は2度目となるが、大知波峠以外はまったく記憶はなかった。
予定では富士見岩から坊ヶ峰まで足を伸ばすつもりだったが、時間的にタイトだったことと、序盤のロードで気持ちが萎えてしまったことで断念した。
全体に道標が良く整備され登山道も明瞭、迷うことはないし危険な場所もないので安心して歩ける。
最後の林道へのショートカットは、下記のヤマレコのログを参考にさせてもらった(感謝m(_ _)m)。
歴史ある豊川道(おちばの里🅿️)~富士見岩~坊ヶ峰~富士見岩
距離は短く、真っ直ぐ下れば林道に行き当たるので、迷うことはないが、道標や目印、踏み跡がないので薦められない。
大岩と富士見岩は共に岩に上がれば360度の展望が広がる。浜松市街から湖西アルプスや富幕山、尉ヶ峰などの弓張山地、本宮山などの奥三河の山並を見ることができる。