大尾山、七曲山、地蔵坊山

大尾山(おびさん) 661m 七曲山 677m 地蔵坊山 531.6m

 山行情報

山行日       2024年10月26日(土) 曇り

山頂所在地/山域  静岡県/東海

アクセス/出発地  車/ならここの里第3駐車場から周回

行程詳細      ならここの里第3駐車場(8:45-9:00)→ 泉バス停(9:49)→ 地蔵坊山山頂(10:26-10:34)→ 林道出合(10:56)→
          七曲山取付(11:03)→ 七曲山山頂(11:15-11:20)→ 林道出合(11:25)→ 林道分岐(11:33)→
          大尾山登り口(11:35)→ 大尾山山頂(11:43-11:52)→ みはらし峠(11:54-12:28)→
          大尾山顕光寺仏教寺院(12:30-12:33)→ 顕光寺駐車場(12:40)→ 山頂へ1km標柱(12:46)→
          山頂へ1.4km標柱(12:54)→ 八丁(12:58)→ 大尾山登り口(13:15)→ 大尾山登山道入口(13:24)→
          ならここの里第3駐車場(13:25)

所要時間/距離   行動時間:3時間26分 休憩時間:59分 合計:4時間35分/12.2km

服装/装備     半袖シャツ、トレッキングタイツ、トレッキングパンツ、登山靴、トレッキングポール

GPSログ      GPX  KML  標高CSV    商用以外であれば自由に利用できます。

   この地図は、国土地理院発行の電子地形図(タイル)を複製したものです。
   無断転載を禁じます。

ルート図      


 山行記録

8:45 ならここの里第3駐車場に到着(写真)。

予定通りに到着し、ノンビリ準備をする。

9:00 ならここの里第3駐車場を出発。

県道39号線掛川川根線をひたすら歩く。

9:49 泉バス停に到着(写真)。

泉集落の小広い場所でゴミ置き場とトイレがあり、大尾山ではなく八高山の登山コース図がある。
トイレ横の道を上がって行く。


左カーブから2つ目の右カーブの先の十字路を左折し、道なりに進む。

しばらくして十字路(写真)で右手の茶畑沿いの道に入る。

すぐに鬱蒼とした林に入り、枯れ枝が散乱する抉れた登山道(写真)を登る。

分岐で右に上がり尾根に乗るが、相変わらず枯れ枝が散乱する。
尾根らしい尾根になるが、すぐに右に外す。地形図では直進方向の尾根伝いに破線が延びている。

地蔵坊山から東に延びる尾根の手前で折り返し、すぐにその尾根に乗りやや急登気味に登って行く。

南北に細長い山頂の南側に登り着き、右へわずかで地蔵坊山山頂に着く。

10:26 地蔵坊山山頂に到着。小休止。

なだらかな尾根の一部のようで、山頂らしさはない。
潅木の蔭に隠れるように三角点(写真上)があり、手作りの山頂標識(写真下)が木に付けられている。

林に囲まれ、展望はまったくない。

10:34 地蔵坊山山頂を出発。

穏やかな尾根道が続く。時々尾根を外したり、痩せ尾根も出てくる。
鞍部を過ぎ、ジグザグの急登(写真上)からゆるやかな主尾根に乗り、ほどなく林道(写真下)に飛び出し北上する。


ヘアピンカーブの頂点で、七曲山から西に延びる尾根に取り付く(写真上)。
すぐに痩せ尾根が待っているが、その右斜面の踏み跡(写真下)をたどると、すぐに幅広のやや急な尾根を登るようになる。

北向きのなだらかな尾根に乗り南下すると、ほどなく七曲山山頂に着く。


11:15 七曲山山頂に到着(写真上)。小休止。

ここも尾根の一部のようで、山頂らしさはない。

手作りの小さな山頂標識(写真下)がある。

11:20 七曲山山頂を出発。

東側の尾根に引っ張られそうになるが、南側の尾根を急下降(写真)する。

ゆるんだところで、尾根の右側についた踏み跡をゆるやかに下り、しばらくして林道に降り立つ。この踏み跡林道側からはまったく見えないので、南側から山頂を目指すときは注意が必要だ。




少し先の林道分岐で、ならここの里への道を左に見送り直進する。

すぐに左の急斜面に付いた登山道(写真上)に入り、大尾山の東の山腹をゆるやかに登って行く。

南側で顕光寺下に出て石段(写真下)を上がれば境内に出る。

11:43 大尾山山頂に到着。小休止。

大尾山顕光寺(遠江観音霊場第十三番札所)の本堂や鐘楼(写真上)が建つ。
本堂は鳥居スギの倒壊に巻込まれたようで、かなり崩壊(写真中)している。
その鳥居スギ(写真下)は石段を上がったところにあるが、現在は大きな切り株が残っているだけだ。

ぐるっと周りを歩いて見たが、山頂標識などは見つけられなかった。

11:52 大尾山山頂を出発。

ゆるやかにひと下りで、わずかに左が開けた場所に着く。

岳山、高尾山、高塚山、粟ヶ岳

11:54 みはらし峠に到着。昼食。

ちょっと古びた標柱(写真上)がある。

数本の木がど真ん中にあり、折角の展望が台無しになっている。それでも2021年に歩いた岳山、高尾山、高塚山、粟ヶ岳を一望できる(写真下)。

12:28 みはらし峠を出発。

すぐに灯籠に行き当たる。

12:30 大尾山顕光寺仏教寺院に到着(写真)。小休止。

大尾山顕光寺仏教寺院は改修中のようだ。

12:33 大尾山顕光寺仏教寺院を出発。

ゆるやかな下りからジグザグの急下降を交えて下って行く。
右から林道が合わさると顕光寺駐車場(写真)に降り立つ。木株を模したトイレがある。

駐車場の左奥から登山道に入る。

大きく折り返して下り、山頂へ1km標柱(写真上)、1.4km標柱(写真中)と過ぎ、八丁で沢を越える(写真下)。

さらにP597.3の東側山腹をゆるやかに下って行く。

13:15 大尾山登り口に到着(写真上)。

途中ショートカットしながら林道を下る。

県道39号線の大尾山登山道入口(写真下)を左折すれば、すぐに駐車場だ。


14:25 ならここの里第3駐車場に到着(写真)。


 感想

七曲山以外は登山道は明瞭で、危険な場所もない。

大尾山の周回だけでは物足りない。地蔵坊山のついでに七曲山も。。。ところが、ヤマレコには七曲山の記録がない。
やっと見つけたのがこちらのヤマレコの記事↓。大いに参考にさせていただきました。感謝。
地蔵坊山・七曲山 – 2023年05月06日 [登山・山行記録]-ヤマレコ

みはらし峠で昼食をと考え、反時計回りに周回。七曲山へは北側の林道ヘアピンカーブから尾根に取り付いた。道標はないが、すぐ分るだろう。取付から短い痩せ尾根の右斜面を上がれば、あとは尾根は明瞭、ピンクテープありで問題なく山頂に立てる。
下山は急下降のあと、細い踏み跡が林道まで延びている。ただ、林道側からはまったく見えないので、逆にたどるときは要注意、
ルーファイが必須!!

いずれの山頂も林に囲まれ展望はまったくない。昼食を取ったみはらし峠が唯一展望地なのだが、なぜかど真ん中に木が数本残っていて、折角の展望が台無しになっている。
大尾山山頂はちょっと残念な状況だった。大尾山顕光寺(遠江観音霊場第十三番札所)の本堂(?)が鳥居スギの倒壊で右半分壊れてしまっていた。山中にしてはなかなか立派な建物なので、残念だ。修復はしないのだろうか。。。