中山、中山展望台
2024.10.03
中山 887.3m 中山展望台 888m
◎ 山行情報
山行日 2024年10月1日(火) 晴れ
山頂所在地/山域 山梨県/南アルプス・深南部・前衛
アクセス/出発地 車/市営台ヶ原宿駐車場から周回
行程詳細 市営台ヶ原宿駐車場(8:23-8:45)→ 中山林道・曲足林道登山口分岐(8:53)→ P594.1三角点(9:00)→
中山砦跡・展望台入口(9:11)→ 中山林道合流点(9:21)→ P697.4三角点(9:39)→ 中山登山口(9:48)→
中山山頂(10:13-10:28)→ 中山展望台(10:33-11:33)→ ベテランルート分岐(11:38)→ 中山峠(11:52)→
農道分岐(12:13)→ 旧甲州街道一里塚跡(12:26)→ 市営台ヶ原宿駐車場(12:35)
所要時間/距離 行動時間:2時間35分 休憩時間:1時間15分 合計:3時間50分/9km
服装/装備 半袖シャツ、トレッキングタイツ、トレッキングパンツ、登山靴、トレッキングポール
GPSログ GPX KML 標高CSV 商用以外であれば自由に利用できます。
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この地図は、国土地理院発行の電子地形図(タイル)を複製したものです。 無断転載を禁じます。 |
ルート図
◎ 山行記録
8:23 市営台ヶ原宿駐車場に到着(写真)。
かなり広々とした駐車場で、奥にトイレと台ヶ原活性化支援センターがある。
南西側に甲斐駒ヶ岳が大きく見えている。
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8:45 市営台ヶ原宿駐車場を出発。
台ヶ原活性化支援センター前を通り、車道に出て右折する。 旧甲州街道と甲州街道を越え、正面の尾白川橋(写真)を渡り、十字路を右折する。
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中山林道・曲足林道登山口分岐(写真上)で左の曲足林道登山口への林道に入り、左手に八ヶ岳(写真中)や金峰山、金ヶ岳、茅ヶ岳(写真下)を見ながら林道をたどる。
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三角点付近に差し掛かると、右手の林の木に標識(写真上)があり、それを信じて斜面の薮に入る。標識には10mとあるが5mほど上がったところでP594.1三角点(写真下)を見つけた。 林道に戻りゆったりとたどる。
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9:11 中山砦跡・展望台分岐に到着(写真)。
ヤマレコでは多くの登山者はここから中山に向かったり、降りて来ているが、ここは直進しさらに林道をたどる。
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東西に延びる中山林道に行き当たり(写真上)右折し中山林道に入るが、道標(写真下)は右の雑草の中に埋没している。
さらにゆるやかな登りの林道をたどり、カーブを通過して行く。
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最初のヘアピンカーブの頂点で、斜面の少し先に三角点の白い標柱を見つける。 降り口のクモの巣を払い、倒木を避けながら斜面を降りる。わずかに開けた場所に意外とキレイなP697.4三角点(写真)を見つける。
林道に戻り、3つ目のヘアピンカーブで中山登山口・中山砦跡の道標に出合う。
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9:48 中山登山口に到着(写真上)。
ここから中山からの尾根に乗り、ゆるやかな登りから中山林道終点登山口分岐(写真下)を直進する。
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少しして尾根を左に外して進み、再び尾根に乗るとジグザグや丸太の階段(写真上)の急登となる。
山頂手前のピークから鞍部のような空堀を越え、規制ロープに導かれて左に回り込み(写真下)、土塁のような場所をたどり山頂に出る。
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10:13 中山山頂に到着(写真)。小休止。
窪地になっていて砦跡っぽさを醸し出している。 山頂標識や三角点、「中山砦とその周辺」の説明板がある。
周囲は木々に囲まれ、展望はまったくない。
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10:28 中山山頂を出発。
すぐに曲足林道入口ヘと続く中山遊歩道が右に分岐する(写真)。多くの登山者はここを利用しているようだ。
林を抜け潅木帯の登りになると、前方に中山展望台が見えてくる。
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10:33 中山展望台に到着(写真右上)。昼食。
ベンチのように置かれた丸太のところにザックを置き、まずは展望台に上がってみる。 遮るもののない360度の大パノラマが広がる。
南西方向の富士山から御所山、千頭星山、鳳凰山、高嶺、赤薙沢ノ頭、アサヨ峰、甲斐駒ヶ岳、烏帽子岳、鋸岳、鞍掛山、日向山、水晶ナギ、雨乞岳、八ヶ岳、飯盛山、横尾山、小川山、瑞牆山、金峰山、金ヶ岳、茅ヶ岳など(写真下)。
展望台下が小屋風(待避所)になっていて休憩できるが、あえて真夏を思わせる陽射しの下で丸太のベンチに陣取り昼食を取る。徐々に雲が取れて甲斐駒ヶ岳がその雄大な姿を現わした。
待避所内に白州町が設置した「中山頂上888m」と書かれた標示板(写真右下)があり、行政はこちらを中山山頂として認定しているようだ。
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鞍掛山、日向山、水晶ナギ、雨乞岳 |
八ヶ岳 |
瑞牆山、金峰山、金ヶ岳、茅ヶ岳。 |
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11:33 中山展望台を出発。
ゆるやかな下りから尾根の分岐で右尾根に延びるベテランルート(写真上)を見送り、左の尾根に入る。
ここからロープの張られた短い急下降(写真下)が3回続き、ゆるむと林道に降り立つ。
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11:52 中山峠に到着(写真上)。
右へ下り民家(?)の手前を右に入る。 白州テラスキャンプ場を抜け、先ほどの林道に出る。
雑草が茂って分り難いが、正面の草地の先に登山道が続く(写真下)。
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沢沿いから左右に延びる山道に行き当たり、右に下ると雑草が生い茂る道(写真)からポンと農道に飛び出す。
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丁字を右に進み(写真)、Y字を道なりに左に進む。 橋を渡り甲州街道を越え、旧甲州街道に出て右折する。
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旧甲州街道一里塚(写真上)や明治天皇菅原行在所(台ヶ原宿脇本陣跡)(写真下)など古い街並みを見ながら進む。
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甲州台ヶ原見て歩きMAP(写真上)を見ると、いろいろと見どころがありそうで、ノンビリと散策するのも良さそうだ。
県道606号線を左折し、駐車場の案内板(写真下)を右に入ると、ほどなく市営台ヶ原宿駐車場に着く。
12:35 市営台ヶ原宿駐車場に到着。
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◎ 感想
何気なくヤマレコを見ていて、この山を知った。
南アルプスの裾野にある低山ながら、展望台からの景色が良いらしい。真夏の暑さも落ち着き、そろそろ良い頃合いと出掛けたが。。。
秋真っただ中のはずだったが、天気が良過ぎて(?)かなり暑かった。
中山登山口からの尾根上はクモの巣地獄。。。ストックでクモの巣を払いながらで、本来の役目をはたさないほどだった。
それ以外は、道標もしっかりしていて、危険な場所もなく、特に問題はない。
林道歩きが長いながら、展望台からの景色を見ればそんなものは何でもない。
一部山頂に雲が掛かり気味ながら、富士山から鳳凰山、甲斐駒ヶ岳、日向山、八ヶ岳、瑞牆山、金峰山、茅ヶ岳など360度の大パノラマが広がる。
展望台下で丸太に座って甲斐駒ヶ岳を見ながらの昼食は最高だった。
陽射しは強かったが、トンボが乱舞し、もうすっかり秋の気配を感じられた。