西沢渓谷
2021.10.03
西沢渓谷
◎ 山行情報
山行日 2019年8月12日(月) 晴れ
山頂所在地/山域 山梨県/奥秩父山塊
アクセス/出発地 車/西沢渓谷駐車場から周回
行程詳細 西沢渓谷駐車場(6:50-7:00)→ 西沢渓谷入口バス停(7:02)→ なれい沢広場(7:16-7:19)→
近丸新道登山口(7:21-7:22)→ 徳ちゃん新道登山口(西沢山荘)(7:27)→ 二俣吊橋(7:34)→
大久保の滝(7:40-7:42)→ 三重の滝(7:46-7:48)→ 竜神の滝(8:02)→ 恋糸の滝(8:04)→ 貞泉の滝(8:08)→
母胎淵(甌穴)(8:14)→ 七ツ釜五段の滝(8:28-8:34)→ 西沢渓谷終点(8:45-8:51)→ 大展望台(9:11-9:21)→
展望台(9:47)→ 西沢渓谷バス停近道入口(9:52-9:55)→ なれい沢広場(10:00-10:25)→
西沢渓谷入口バス停(10:37)→ 西沢渓谷駐車場(10:38)
所要時間/距離 行動時間:2時間40分 休憩時間:58分 合計:3時間38分/9.7km
服装/装備 半袖シャツ、トレッキングタイツ、トレッキングパンツ、ハイキングシューズ
GPSログ GPX KML 標高CSV 商用以外であれば自由に利用できます。
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この地図は、国土地理院発行の電子地形図(タイル)を複製したものです。 無断転載を禁じます。 |
ルート図
◎ 山行記録
6:50 西沢渓谷駐車場に到着。
山の日振替休日で混むと予想して、早めに到着。ガラガラで思惑通りだが、準備の最中にも引っ切りなしに車がやって来る。
7:00 西沢渓谷駐車場を出発。
駐車場を出て東沢山荘の前を左に曲がる(写真)。バス停を右に見て先に進むと、鶏冠山林道起点の標柱がある。ゲートを抜け、10分足らずでなれい沢に架かる橋に着く。沢の中には岩肌を伝って落ちるなれいの滝が見えるが、枝葉が煩い。
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7:16 なれい沢広場に到着(写真)。小休止。
詳しい案内板と分かりやすい鳥瞰図、そしてトイレがあり、左にはトロッコ道に続くねとり橋がある。
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7:19 なれい沢広場を出発。
ここから道は未舗装路となり、すぐ先で近丸新道登山口(甲武信ヶ岳登山道入口)を右に見送る。猛暑が嘘のような涼やかな空気の中、渓流沿いを足取り軽く進む。 森林軌道の橋脚跡が2本残るヌク沢を過ぎると、ほどなく徳ちゃん新道登山口に着く(写真)。 すぐ先の西沢山荘(廃業)前の分岐を左の田部重治文学碑方面に入り、笛吹川の渓流を左下に見ながらゆるやかに下って行く。
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7:34 二俣吊橋に到着(写真)。
橋を渡る途中で上流に鶏冠山を見る。
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渡り切ると立派な西沢渓谷の標識(写真)がある。さっき渡ったのが笛吹川で、この先が西沢渓谷になる。実質ここが西沢渓谷入口になるのだろう。また、鶏冠山への道が右に延びる。 ゆるやかに尾根を上がり、渓谷を高巻くようにたどる。
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木の階段に差し掛かるところから、渓谷の中に大久保の滝(写真)が見える。 遠過ぎるのと枝葉が邪魔で今一つ迫力が伝わらない。 木の階段をジグザグに登り、尾根を乗り越して下ると滝見台分岐に出る。
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7:46 三重の滝に到着。見学。
左に板張りの滝見台があるが、手前上から見た滝壷のエメラルドグリーン(写真)が素晴らしい。
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7:48 三重の滝を出発。
渓谷縁の岩場をたどり、フグ岩、ウナギの床、人面洞などを見て竜神の滝(写真)に至る。
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さらに岩場の登りの途中で枝葉が煩い恋糸の滝を見て岩場を越えると、貞泉の滝(写真)の前に降り立つ。
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滝の横の岩場を登り、母胎淵(甌穴)(写真上)、カエル岩(写真下)と見て方杖橋を渡る。
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橋を渡り切ると、クサリの張られた急斜面に取り付き、この日一番の急登をジグザグに登る(写真)。
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登り切ったところに七ツ釜五段の滝の道標がある。枝葉が煩くて滝は良く見えないが、先の滝見橋からはほぼ一望できる。さらに少し先に行くと上部の4段ほどの滝が見える(写真)。
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Uターン気味に折り返す地点で不動の滝(写真上)を見て、シャクナゲの群生地(写真下)を急登すれば西沢渓谷終点に飛び出す。
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8:45 西沢渓谷終点に到着(写真)。小休止。
ベンチの置かれたテラスとトイレがあり、奥に黒金山登山道入口がある。テラスからは木立が煩く展望は良くない。
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8:51 西沢渓谷終点を出発。
ところどころトロッコの軌道が残された道(写真)をゆるやかに下り、さわぐるみ橋やしゃくなげ橋など幾つかの橋を渡って行く。
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9:11 大展望台に到着(写真右)。小休止。
鶏冠山、木賊山、破風山、雁坂嶺、水晶山、古札山などを一望する(写真下)。
大展望台からのパノラマ |
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9:21 大展望台を出発。
大久保橋の先で木材の積まれたトロッコ(写真上)を見て、シャクナゲの群生地、西沢渓谷山の神(写真下)、案内板のある展望台と経て乾徳林道に飛び出して、左へゆるやかに下る。
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9:52 西沢渓谷バス停近道入口に到着(写真)。小休止。
9:55 西沢渓谷バス停近道入口を出発。
ジグザグに急下降し、元の林道に出て左に進むと間もなくねとり大橋に出る。
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10:00 なれい沢広場に到着(写真)。昼食。
ちょっと早過ぎるが、東屋で昼食を取る。 家族連れなどのハイカーが引っ切りなしに訪れて、渓谷方面に向かう。
10:25 なれい沢広場を出発。
往路を戻る。
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10:38 西沢渓谷駐車場に到着(写真)。
満車になっていた。人気ぶりが窺える。
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◎ 感想
2007年11月に歩いたが、今回は夏真っ盛り。と言っても、気温は22〜23度ほどと、猛暑とは無縁。
危険な場所はないが、一部泥濘や岩が濡れて滑りやすい場所がある。
渓谷沿いでは幾つもの滝や淵、貴岩を見ながらマイナスイオンを浴び、旧軌道沿いでは幾つもの橋を渡ったり、大展望台で鶏冠山、木賊山、破風山、雁坂嶺、水晶山、古札山を見たりと、短いながら充実したトレッキングになった。
三重の滝と七ツ釜五段の滝以外に大久保の滝、竜神の滝、恋糸の滝、貞泉の滝、不動の滝が見られる。他にフグ岩、ウナギの床、人面洞、母胎淵、カエル岩など見どころは多い。
紅葉の時季に歩いてみたいが、もっともっと混むんだろうなア。。。