ミツバ岳、権現山
2022.01.21
ミツバ岳 834.2m 権現山 1,018.4m
◎ 山行情報
山行日 2018年4月8日(日) 快晴
山頂所在地/山域 神奈川県/丹沢山地
アクセス/出発地 車/丹沢湖寺の沢駐車場 ミツバ岳入口〜浅瀬入口
行程詳細 丹沢湖寺の沢駐車場(7:20-7:32)→ ミツバ岳入口(7:36)→ ミツバ岳(大出山・大嵐山)山頂(8:34-8:44)→
権現山(世附権現山)山頂(9:26-9:36)→ ボディ山(菩提沢ノ頭、富士見平)山頂(10:01-10:06)→
境ノ沢ノ頭(10:22)→ 浅瀬入口(10:50)→ <丹沢湖寺の沢駐車場(11:11)
所要時間/距離 行動時間:3時間14分 休憩時間:25分 合計:3時間39分/8.3km
服装/装備 ソフトジャケット(未使用)、長袖山シャツ、半袖シャツ、トレッキングタイツ、トレッキングパンツ、登山靴
GPSログ GPX KML 標高CSV 商用以外であれば自由に利用できます。
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この地図は、国土地理院発行の電子地形図(タイル)を複製したものです。 無断転載を禁じます。 |
ルート図
◎ 山行記録
7:20 丹沢湖寺の沢駐車場に到着(写真)。
事前に道の駅山北でパンを食べ、トイレを済ましていたが、ここでもおにぎりを1個食べる。 12〜13台ほどの駐車場はすでに半分ほどだったが、準備中にほぼ満車になる。
7:32 丹沢湖寺の沢駐車場を出発。
駐車場を出て左に進み、滝壷橋を渡った先の袂にミツバ岳入口がある。
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7:36 ミツバ岳入口に到着(写真上)。
ジグザグの急登から広い尾根に乗り、壊れた防護柵(写真下)沿いを短くたどると、折り返しの急登に変わる。この辺りで見かけるミツマタの花はすでにピークを過ぎ白くなっている。
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杉やヒノキ林からブナなどの雑木林(写真)に変わると、しばらくして南に延びる広々とした尾根に乗る。ゆるやかにたどるとミツマタの群落が現れ、ミツバ岳山頂に出る。
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8:34 ミツバ岳(大出山・大嵐山)山頂に到着(写真右)。小休止。
山頂周辺では一部まだミツマタ本来の淡い黄色の花(写真下)が残っている。 展望は限定されるが、ミツマタ越しに東に丹沢湖と丹沢山地南部の山並み(写真下)、西に富士山や道志山塊(写真下)が見られる。
ミツマタ |
ミツマタアップ |
丹沢湖、丹沢山地南部 |
富士山、道志山塊 |
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8:44 ミツバ岳(大出山・大嵐山)山頂を出発。
北東に進み権現山に向かう。 ゆるやかなピークを越えて下る途中、ミツマタの群落の中にアブラチャン(写真上)とマメザクラ(写真下)が満開を迎えていた。
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コルからゆるやかに登り返し、防護柵辺りの短い急登から西に延びる尾根に乗りゆるやかにたどると、ほどなくミツバ岳分岐(写真)に出る。 山頂はすぐ右のやや小高い場所にある。
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9:26 権現山(世附権現山)山頂に到着(写真)。
広い山頂に山頂標識と三角点があるだけで、ミツバ岳分岐にはベンチがあるがここにはない。分岐も山頂一角ということなのだろう。 展望はあまり良くない。丹沢の山並みが見えるものの、冬枯れのこの時期でも木立が煩く、葉が生い茂る時期にはほとんどないと思われる。
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9:36 権現山(世附権現山)山頂を出発。
「この先踏み跡不明瞭、初心者の通行不向き」の看板を見て東南の尾根を下る。 しばらくはゆるやかな下りが続き、5分ほどで「丹沢湖2.5km」の道標(写真)が現れると、南に向きを変え眼前に丹沢湖を見ながらの急下降が続く。
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次第に岩混じりの急下降(写真上)となり、痩せた鞍部(写真下)から短く登り返しP756に立つ。
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10:01 ボディ山(菩提沢ノ頭、富士見平)山頂に到着(写真上)。小休止。
小広いピークで、山頂標識はないが支柱の横に山名が手書きされている(写真下)。 ミツバ岳から権現山を一望するが、やはり木立が煩い。
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10:06 ボディ山(菩提沢ノ頭、富士見平)山頂を出発。
ゆるやかな下りが続き、隠れ小ピーク上から壊れた防護柵沿いに下って行く(写真)。 杉林に入ると鞍部に降り立ち、短く登り返してP661に立つ。
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10:22 境ノ沢ノ頭に到着(写真)。
狭いピークを防護柵が余計に狭くしている。ここも山頂標識はない。
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急下降から根っ子だらけの痩せ尾根をたどり、東電の施設を過ぎヒノキ林の中を折返して急下降する。途中「権現山まで跡不明瞭、初心者の通行不向き」の看板(写真)が立っている。 幾つかフェンスを抜けて、鉄塔を左に下ればほどなく権現山の登り口に降り立つ。
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10:48 浅瀬入口に到着(写真)。
右の落合隧道を通り駐車場に戻る。
11:11 丹沢湖寺の沢駐車場に到着。
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◎ 感想
ミツバ岳山頂手前まで急登が続く。権現山からの下りは「この先踏み跡不明瞭 初心者の通行不向き」の注意看板があるが、書かれているより明確な踏み跡があり、問題ないと思う。それよりも、岩混じりの急下降の方が歩き慣れていないと危ないように思う。
今年は3月の暖かさのためか、ミツマタはピークを過ぎているどころか、ほとんど終わっていた。その代わりではないが、権現山への途中で満開のアブラチャンやマメザクラが目を楽しませてくれた。
花を楽しみながらの簡単な山行かと思っていたが、ミツバ岳までの急登と権現山からの急下降はなかなか歩き応えがあった。