油日岳、那須ヶ原山、小平山、旗山
2022.01.14
油日岳 693m 那須ヶ原山 799.6m 小平山 717m 旗山 649.2m
◎ 山行情報
山行日 2018年10月30日(火) 晴れ
山頂所在地/山域 三重県、滋賀県/近畿 鈴鹿山脈
アクセス/出発地 車/奥余野森林公園駐車場から周回
行程詳細 奥余野森林公園駐車場(5:40-6:20)→ 油日岳山頂(7:23-7:33)→ 油日神社分岐(7:38)→ 加茂岳山頂(7:44)→
忍者岳山頂(7:56-7:58)→ 望油峠(8:05)→ 三国岳山頂(8:13)→ 那須ヶ原山山頂(9:23-9:36)→
三国岳山頂(10:32-10:37)→ 不鳥越峠(10:46-10:47)→ 倉部山山頂(10:54)→ ゾロ峠(11:07)→
北打山山頂(11:39)→ 旗山・小平山分岐(11:49)→ 小平山山頂(11:58-12:58)→ 旗山・小平山分岐(13:08)→
旗山山頂(13:18-13:28)→ 熊鷹神社分岐(13:43)→ 旗山西登山口(14:08)→ 奥余野森林公園駐車場(14:34)
所要時間/距離 行動時間:6時間33分 休憩時間:1時間41分 合計:8時間14分/13.6km
服装/装備 長袖山シャツ、半袖シャツ、トレッキングタイツ、トレッキングパンツ、登山靴
GPSログ GPX KML 標高CSV 商用以外であれば自由に利用できます。
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この地図は、国土地理院発行の電子地形図(タイル)を複製したものです。 無断転載を禁じます。 |
ルート図
◎ 山行記録
2:00 東名阪亀山PAに到着。仮眠。
最初ハイウェイオアシス下り駐車場に行ったが、トイレなどとの位置関係が分からず、通常の下り駐車場に戻った。大型トラックが多くて煩かったが、あっという間に寝入ったようだ。 ハイウェイオアシス下り駐車場について帰宅後調べたら、上りの施設に近かった。大型トラックも含め駐車車両が少なく、仮眠を取るにはこっちの方が良さそうだ。
4:30 起床。
5:00 東名阪亀山PAを出発。
5:40 奥余野森林公園駐車場に到着(写真)。
着いたときはまだ真っ暗だったが、どんどん明るくなってきた。 思った以上に広く15台ほど停められそう。 トイレの様子や東海自然歩道案内板などを見ながら、おにぎりとアンパン1個ずつ食べる。
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6:20 奥余野森林公園駐車場を出発。
林道余野線を200mほど進み、左にある東屋の右横の登山道(写真)を入る。 すぐに細い支沢を越え土留めの階段を登る。さらに沢を横切り、ゆるやかな尾根に乗る。
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小さな岩場やザレ気味の尾根を登り、西からの尾根(地形図の破線の記された尾根)との合流点(写真)に出る。やや急登からP570とすぐ先の小ピークを越え、小さなアップダウンを繰り返して高度を上げる。
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木や土留めの丸太に掴まりながらの急登から左が崩れ落ちたような痩せ尾根(写真上)をたどり、右に三馬谷滝への道(写真下)やすぐ先で左に高間への展望コースを見送ると、ほどなく林油日岳山頂に飛び出す。
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7:23 油日岳山頂に到着(写真上)。小休止。
奥に岳大明神(写真下)が祀られ、その先を少し降りると小屋があり、北側の甲賀市方面の展望が広がる。
7:33 油日岳山頂を出発。
尾根の向きだろうか、風が強かったり、全くなかったりする。 コルで油日神社への道を左に分け、急登から小ピーク上で右に三馬谷滝への道を見送れば、わずかで加茂岳山頂に着く。
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7:44 加茂岳山頂に到着(写真)。
登山道の一部といった趣で、ごく狭く展望もない。
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左が崩れ落ちたような痩せ尾根をたどり、南東側の小ピーク(写真)に立つ。 明確な道が進行方向の北東尾根上に延びているが、ここはほぼ直角に右に折れ南の尾根に入る。ピンクテープが幾つか付いているが、意識して右を向かないと見つけられないので注意が必要だ。 痩せ尾根を交えた小さなアップダウンから急登し、南側の道標の立つ小ピークに登り着く。
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7:56 忍者岳山頂に到着(写真)。小休止。
道標のすぐ右に正式な(?)山頂標識がある。名前とは裏腹のごく普通で、登山道の一部といった趣の山頂だ。 直進方向の南西の尾根からも三馬谷滝へ行けるようだ。
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7:58 忍者岳山頂を出発。
ロープの付けられた急下降から望油峠(写真)に降り立つ。ここからは右に不動谷経由で奥余野森林公園への道が分かれるが、見たところピンクテープが付いているものの、かなり荒れて踏み跡は薄そうだ。
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登り返しは見上げるような岩混じりの急登(写真)で、岩や木などに掴まりながら登る。
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8:13 三国岳山頂に到着(写真)。
ここは那須ヶ原山と倉部山や小平山などとの分岐になる。
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急下降から小さなアップダウンが続き、岩場を右に巻くと短いながらロープの張られた崩壊地を越える。 さらにこの日一番の難所と思える10m程の垂直の岩場(写真)を降りる。ロープが張られているものの、なかなかの高度感で慎重に降りる。
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P686を越え、その先のピーク上で初めて那須ヶ原山山頂を見るが、間にピークがあり、まだまだ遙か彼方に見える(写真)。 小さなアップダウンや痩せ尾根を交えてしばらく進むうちに、那須ヶ原山山頂が正面にどんどん大きくなってくる。
間に680mのピークを挟み、初めて那須ヶ原山が顔を見せたが、直線距離でも1kmあまり。。。
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久々の急登から高畑山分岐の道標の立つ小ピーク(写真)に登り着き、山頂一角をゆるやかにたどれば、ほどなく石造りの那須ヶ原山神社の裏に飛び出す。
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綿向山、雨乞岳、御在所山 |
9:23 那須ヶ原山山頂に到着(写真上)。小休止。
山頂標識がいっぱい立ち並ぶ。三角点は未確認だが、那須ヶ原山神社の裏にあったようだ。 山頂の地下が避難小屋のようになっているが、神社の参拝者の休憩所だろうか。ただ、入口のガラスが破損したりで、緊急以外は中で休憩しようとは思わない。 北側に展望があり、甲賀市方面から綿向山、雨乞岳、御在所山(写真下)などが見られる。
9:36 那須ヶ原山山頂を出発。
往路での10m程の垂直の岩場はなかなかの断崖ぶりだが、登りは見た目ほどの難しさはない。
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倉部山、北打山、小平山 |
10:32 三国岳山頂に到着。小休止。
10:37 三国岳山頂を出発。
山頂は全く展望がなかったが、すぐ先で展望が広がり、これから向かう倉部山、北打山、小平山を一望する(写真)。 ロープの張られた急下降から標識の倒れた不鳥越峠に降り立ち、ときどき急登を交えての10分足らずの登りから倉部山山頂に出る。
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10:54 倉部山山頂に到着(写真)。
ここも山頂の趣はない。
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ヒノキ林のゆるやかな下りからゾロ峠(ぞろぞろ峠)(写真)に降り立ち、登り返しですぐに左に不動滝への道を見送る。 緩急交えた登りから小ピークを越え、さらに強風と急登に耐えながら登り、展望の良い場所からわずかで北打山山頂に出る。
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11:39 北打山山頂に到着(写真上)。
5分ほどで旗山・小平山分岐(写真下)を左折し、隠れ小ピークから岩場や階段を登り、小ピークを越えるとほどなく小平山山頂に飛び出す。
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錫杖ヶ岳、布引山地 |
11:58 小平山山頂に到着(写真上)。昼食。
山頂は狭いが南東側が開け、錫杖ヶ岳、摺鉢山、稲子山、経ヶ峰、布引山地(写真下)などが見られる。 ここは風が遮られるためノンビリ昼食を取る。
12:58 小平山山頂を出発。
旗山・小平山分岐を左折し、ゆるやかに下る。小ピークからあまり下らずにゆるやかに登れば、ほどなく旗山山頂に出る。
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13:18 旗山山頂に到着(写真上)。小休止。
山頂はなだらかで広々している。 南西100mほどの鉄塔(写真下)の立つ旗山展望地から北西と南東に展望が開ける。 高圧線の煩い北西には甲賀市方面、南東には布引山地を一望する。
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13:28 旗山山頂を出発。
北西の広々とした尾根を急下降する。 徐々に尾根が細くなり、鉄塔を過ぎて直進方向に熊鷹神社への道を見送り右へ下る(写真)。 しばらくしてP462で鉄塔をくぐり、さらに細い尾根を下って行く。 ヒノキ林で左に直角に折れ広い作業道に出ると、5分ほどで林道と交差し右折する。
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14:08 旗山西登山口に到着(写真)。
道なりにたどり丁字路を左折、さらに5分ほどで朝車で通った林道に行き当たり右折、道なりに10分あまりで奥余野森林公園駐車場に着く。
14:34 奥余野森林公園駐車場に到着。
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◎ 感想
地形図にあるピークや小ピーク以外に小さなアップダウンが連続し、急登・急下降も多くなかなかタフで歩き応えのあるコースだった。全体に尾根が崩壊気味で痩せていて、危険というほどではないものの、注意が必要だと思う。
三国岳の先の垂直の岩場はロープが張られているものの、足下の見える下りは久しぶりに緊張した。確実な三点支持が必要。登りは大したことはないが。。。
展望はそこそこあるのだが、如何せん山名が全く分からず、やや残念だった。特に布引山地は分かり難い。
低山の登山口としては(?)トイレがキレイに維持されているのには、感謝したい。また、源義経縁の地というのは以外だった。