浅間隠山、鼻曲山(積雪期)
2022.02.03
浅間隠山 1,756.8m 鼻曲山 1,655m(積雪期)
◎ 山行情報
山行日 2016年2月24日(水) 薄曇りのち快晴
山頂所在地/山域 群馬県/関東 浅間連峰
アクセス/出発地 車/浅間隠山登山口駐車場から往復
行程詳細 浅間隠山登山口駐車場(7:15-7:32)→ 浅間隠山登山口(7:35)→ 北軽井沢分岐(8:04)→ 浅間隠山山頂(8:52-9:02)→
北軽井沢分岐(9:37)→ 浅間隠山登山口(9:57)→ 浅間隠山登山口駐車場(10:00-10:12)→
二度上峠(鼻曲山登山口)(10:22)→ 獅子岩(10:41)→ 氷妻山山頂(11:11-11:17)→ 小天狗(12:32-12:43)→
鼻曲山(大天狗)山頂(12:45-12:50)→ 小天狗(12:52-12:55)→ 氷妻山山頂(13:56-14:02)→ 獅子岩(14:31)→
二度上峠(鼻曲山登山口)(14:45)→ 浅間隠山登山口駐車場(14:58)
所要時間/距離 行動時間:6時間33分 休憩時間:53分 合計:7時間26分/12.8km
服装/装備 アウタージャケット、長袖山シャツ、長袖シャツ、トレッキングタイツ、雪山パンツ、雪山登山靴、ゲーター、トレッキングポール
GPSログ GPX KML 標高CSV 商用以外であれば自由に利用できます。
|
この地図は、国土地理院発行の電子地形図(タイル)を複製したものです。 無断転載を禁じます。 |
ルート図
◎ 山行記録
7:15 浅間隠山登山口駐車場に到着(写真)。
登山口通過時に入山していった2人組のものと思われる車が1台だけ。
7:32 浅間隠山登山口駐車場を出発。
チラチラと風花が舞う中、車道を群馬県側へ100mほど戻る。
|
7:35 浅間隠山登山口に到着(写真)。
除雪で積み上げられた雪を乗り越えて、沢沿いのトレースをゆるやかに登る。 少しして手が冷たくなり手袋を着用する。 雪が少なく、ところどころ地面が露出している。
|
15分ほどでP1528と東側ピークの間のコル(写真)に登り上げ、トレースをたどり左(P1528の方向)へ進む。 すぐに尾根を乗り越し、東側の沢をトラバースし、P1528から北東に延びる尾根に乗る。前方になだらかな浅間隠山の山頂を見る。 ゆるやかな下りから小ピークを左に巻くと、ほどなく道標の立つ分岐に出る。
|
8:04 北軽井沢分岐に到着(写真)。
この先でトレースが分かれていて、ピンクのテープが見える左は大きく迂回してゆるやかに登り、右は急斜面を直線的に登っているようだ。
|
左に道を取るが、すぐに目印がなくなりトレースも薄くなったため、戻って右のトレースをたどる(写真)。
目印の方向は夏道と思われる。ショートカットのため右にトレースを付けたのだろう。
|
5分ほどで東へとトラバース気味に登り、P1538へと急登する(写真)。 P1538で若干ゆるむものの急登が続き、一気に高度を上げて行く。途中で振り返ると浅間山、右には妙義山が見えている。
|
一部アイスバーンを交えて登り、肩状の尾根に登り上げ一息つく。進行方向の北西にはトレースの付いた山頂が見えている。 いったん短く下り、笹の間を登り返して(写真)山頂に飛び出す。
|
8:52 浅間隠山山頂に到着(写真)。小休止。
祠や方位盤、三角点があり、360度の展望が広がる。低い位置に雲があるため、遠景は良くないが、榛名山や角落山、剣の峰、鼻曲山、山頂は雲の中の浅間山を見ることができる。
9:02 浅間隠山山頂を出発。
往路を戻るが、肩から見おろすとその急峻差がよく分かる。
9:57 浅間隠山登山口に到着。
10:00 浅間隠山登山口駐車場に到着。昼食。
早過ぎるが、ここで昼食を取る。と言ってもパン1個だが。。。
10:12 浅間隠山登山口駐車場を出発。
二度上峠に向かう。
|
10:22 二度上峠(鼻曲山登山口)に到着(写真)。
道路の先に薄い雲の掛かった浅間山が見えている。
|
左の小高い丘に上がる。こっちの方が雪が少なそうだ。 上がったところにある道標から稜線に入る(写真)。 小さなアップダウンのある稜線をたどるが、トレッキングポールに引っ掛かるブッシュが煩い。 2mほどの岩場を降りると獅子岩の道標がある。
|
10:41 獅子岩に到着(写真)。
下りた岩場が獅子岩のようだ。
獅子岩を振り返って見たところ。
|
左が切れ落ちた細い稜線が続く。下生えの笹がほとんど露出し(写真)、冬用の登山靴では歩き難い。小ピークに上がると枝越しに、鼻曲山山頂が遠くに見えている。
|
11:11 氷妻山山頂に到着(写真)。小休止。
木立に囲まれ展望はあまり良くない。
|
11:17 氷妻山山頂を出発。
南西の斜面を右に尾根を見ながらコルへと降りて行くが(写真)、途中で笹が露出してトレースが途切れ、方向を確認しながら下る。すぐにトレースを見つけコルに降り立つことができたが、一時左の沢へと引っ張られそうになった。雪が積もってトレースがあれば何てことはないが、ルートファインドが必要になる。
|
コルからはしばらく樹林の中のゆるやかな登りとなる。 細い尾根から広々とした樹林帯を抜け、少し傾斜が増した1500mあたり(写真)で北西に延びる尾根に乗り左へ曲がると、ほどなく急登となる。
|
15分ほどの急登から国境平への分岐(写真上)に登り着き、そこからゆるやかな稜線を左にたどれば、ほどなく長日向への分岐の先の小天狗に着く。
|
12:32 小天狗に到着(写真右)。小休止。
標識はないが、最初はここが鼻曲山山頂だと思い込み、ノンビリ展望を楽しむ。 また、真ん中の石柱が三角点と思ったが、地形図には記載がない。確かに石柱には三角点と刻まれていたと思ったのだが。。。 雲のすっかりとれた浅間山や浅間隠山、妙義山(写真下)が見えている。
12:43 小天狗を出発。
稜線をたどる。
|
|
榛名山 |
12:45 鼻曲山(大天狗)山頂に到着(写真上)。小休止。
なんとここに山頂標識があった。こっちが山頂だったのでした。 展望は小天狗の方が良いが、ここからは榛名山(写真下)が見られる。
12:50 鼻曲山(大天狗)山頂を出発。
12:52 小天狗に到着。小休止。
もう一度展望を堪能する。
12:55 小天狗を出発。
トレースを見失った斜面ではまたもや見失う。
13:56 氷妻山山頂に到着。小休止。
14:02 氷妻山山頂を出発。
14:45 二度上峠(鼻曲山登山口)に到着。
右に角落山や剣の峰、正面に鼻曲山を見ながら県道を戻る。
14:58 浅間隠山登山口駐車場に到着。
|
◎ 感想
思った以上に雪が少なく、浅間隠山の山腹で一部アイスバーンでアイゼンがあれば良いかな程度で、アイゼンもワカンも全く使わず。
浅間隠山はP1538の先の急登以外は歩き易く、トレースもしっかりしている。
鼻曲山は氷妻山までは若干のアップダウンとブッシュがうるさいところがある程度で、おだやかな稜線歩きになる。その先のコルへの下りの広い斜面で、雪が少ないためトレースが途切れ少し不安になる。東の沢へ引っ張られないよう注意が必要。
展望は断然浅間隠山が良く、鼻曲山は少し木の枝がうるさい。