袖平山、黍殻山、焼山
2022.02.12
袖平山 1,431.8m 黍殻山 1,272.8m 焼山 1,059.6m
◎ 山行情報
山行日 2014年6月14日(土) 快晴
山頂所在地/山域 神奈川県/丹沢山地
アクセス/出発地 車/林道路肩から周回
行程詳細 林道路肩駐車スペース(6:55-7:05)→ 袖平山登山口(林道終点)(7:25)→ P944(8:05-8:10)→
袖平山山頂(9:14-9:24)→ 姫次(9:47)→ 八丁坂ノ頭分岐(10:06)→ 青根分岐(10:22)→
大平分岐(10:32)→ 黍殻山山頂(11:02-11:15)→ 焼山山頂(11:48-12:35)→ 黍殻避難小屋(13:20-13:25)→
青根分岐(13:29)→ 林道出合(14:05)→ 林道路肩駐車スペース(14:35)
所要時間/距離 行動時間:6時間10分 休憩時間:1時間20分 合計:7時間30分/16.6km
服装/装備 半袖シャツ、トレッキングタイツ、トレッキングパンツ、登山靴
GPSログ GPX KML 標高CSV 商用以外であれば自由に利用できます。
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この地図は、国土地理院発行の電子地形図(タイル)を複製したものです。 無断転載を禁じます。 |
ルート図
◎ 山行記録
6:55 林道路肩駐車スペースに到着(写真)。
山中湖側から国道413号線を走り、青根で旧道から上野田バス停手前の右の脇道に入る。上青根自治会館の先で県道76号線に出て、数メートルで高瀬野キャンプ場への道を右に分け左に入る。 しばらく道なりに林道を進み、袖平山の道標のある二股を左に行けば、すぐに車4台ほどの駐車スペースがある林道路肩に着く。 帰路にわかったことだが、さらに先に進むとゲート手前右にもう少し広い駐車スペースがある。(Google MapにPの表示あり) 準備中に1台やって来て挨拶も早々に出発して行った。
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7:05 林道路肩駐車スペースを出発。
袖平山の道標のある二股(写真)まで戻り、左折し一部舗装された林道をたどる。
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途中2箇所の分岐は道標はないが、いずれも左に進む(写真)。
写真は2箇所目の分岐。地形図を見ると、右からもP944へ行けそう。
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7:25 袖平山登山口(林道終点)に到着(写真)。
山頂を往復するならここまで車で来るといい。ただ未舗装で石がゴロゴロしているので、普通車ではきついかも。。。 壊れかけた道標に従って左に回り込み(写真)、杉林の中をたどる。 枯れ葉や枯れ枝の堆積しているが、踏み跡は明確でピンクテープもある。
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ほどなく左から上がってくる明確な道と合流する(写真)が、すぐに途切れてしまう。
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構わず前方に見えるピンクのテープに向かって上がると、すぐに作業道(写真)に出て左へたどる。
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何度か折り返して尾根に乗ると、アキレス腱が痛くなるような急登(写真)が続く。
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8:05 P944に到着(写真)。小休止。
展望も休憩のベンチもないただのピークだが、30分ほどの長い急登から解放された安堵感から一息入れる。
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8:10 P944を出発。
短い急登を交えてP1139を越えると、所々に動物除けネットが出てくる(写真)。 緑色の実の付いた低木の生い茂る場所を過ぎ、短く急登すれば袖平山山頂に飛び出す。
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檜洞丸、富士山、大室山 |
9:14 袖平山山頂に到着(写真上)。
草地の山頂には朽ちかけた山頂標識(写真中)が立つ。 展望はまずまずで、左から檜洞丸、中腹に雲の掛かった富士山、大室山を一望(写真下)する。
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蛭ヶ岳 |
9:24 袖平山山頂を出発。
少し下った先の分岐には新しい山頂標識(写真上)とベンチがあり、正面には蛭ヶ岳(写真下)が大きい。 左へゆるやかに下り、細長いなだらかなピークを越えると、ほどなく平地に出る。
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9:47 姫次に到着(写真)。
ベンチがあり、南に蛭ヶ岳への道が分岐する。
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東へゆるやかな道をたどり、東海自然歩道最高標高地点の標柱(写真)を過ぎると、整備されたゆるやかな下りが続く。
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10:06 八丁坂ノ頭分岐に到着(写真)。
北へ青根への道が分岐する。 さらに下りが続き、途中で右前方に宮ヶ瀬湖と仏果山、経ヶ岳、さらには丹沢三峰を見る。 稜線を外し気味の下りが続き、少し開けた分岐に降り立つ。
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10:22 青根分岐に到着(写真)。
直進すると右下に広々とした草地と避難小屋が見える。避難小屋への分岐は2ヶ所ある。
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大平分岐(写真上)、ベンチのある水場への分岐(写真下)と過ぎ、黍殻山への登り口でスマホがないことに気付く。 青根分岐の先まで探しに戻るが、何のことはないショルダーハーネスに付けたケースに入れたつもりが、ショルダーバッグの中に入れていただけだった。何とも間抜けな。。。 結局20分ほどロスして黍殻山への登り口まで戻る。
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10:53 黍殻山登り口に到着(写真)。
短い急登から稜線に乗り、やや急な登りから黍殻山山頂に出る。
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11:02 黍殻山山頂に到着(写真)。小休止。
山頂には三角点と雨量観測施設はあるが、山頂を示す標識はない。
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11:15 黍殻山山頂を出発。
そのまま北東へ直進し、荒れた痩せ尾根(写真上)を短く下り、右からの黍殻山を巻く道と合流(写真下)する。 平丸分岐を過ぎ、小ピークを巻きながらおだやかに下って行く。
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分岐で通行止めの看板が立つ右の道を、ベンチのある分岐で焼山を右に巻く道(写真)をそれぞれ見送り、ゆるやかにひと登りで焼山山頂に出る。
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11:48 焼山山頂に到着(写真右上)。昼食。
まずまずの広さがあり、山頂標柱(写真右中)や三角点、展望塔(写真右下)、ベンチ、地図や焼山のいわれの案内板、三方向に置かれた祠など見どころが多い。 ここはまで来る登山者は少ないようで、黍殻山からは誰にも会わなかった。あまり知られていないのだろうか。 袖平山、黍殻山と3つ目のピークだが、展望も含めてここが一番だ。 鉄塔でできた展望塔からは宮ヶ瀬湖から仏果山、経ヶ岳、さらには丹沢三峰、丹沢山、蛭ヶ岳を一望(写真下)する。
焼山山頂展望台からのパノラマ |
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12:35 焼山山頂を出発。
往路を戻り、黍殻山を巻いて最初の避難小屋分岐(写真上)を左の窪地に降りる。 多くのベンチのある広々とした気持ちの良い草地(写真下)が広がり、西端に避難小屋がある。
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13:20 黍殻避難小屋に到着(写真)。小休止。
避難小屋はプレハブの簡易住宅のようでまだ新しく、トイレも水洗のようだ。 中に入ろうとしたが、ドアのレールが外れていて動かず、窓から覗くと新しいだけあって中はキレイだ。
13:25 黍殻避難小屋を出発。
登山道に上がれば、すぐに青根分岐に出る。
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13:29 青根分岐に到着。
分岐を右に入るとすぐに尾根をジグザグに急下降する。 次第に沢に降り渓流沿いに下るようになり、堰堤(写真)を越え渓流を渡ると、ほどなく舗装された林道に降り立つ。
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14:05 林道出合に到着(写真)。
1つ目のゲートを抜け、10分ほどで八丁坂ノ頭への分岐を左に見送る。さらに10分余りで2つ目のゲートを抜ければ、ほどなく駐車場所に着く。
14:35 林道路肩駐車スペースに到着。
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◎ 感想
今回駐車した場所へは、ネット情報で林道終点からの道がわかりにくそうだったが、実際にはそれほどでもない。広い道から管理道に出る辺りがわかりにくいと言えば言えるかもしれない。
さらに100mほど先のゲート手前を右に入ると正式な駐車場(5台ほど)がある。
序盤の長い急登にもかかわらず足は順調で、疲れ知らずに歩けた。序盤の急登以外は歩きやすいおだやかな稜線だったことも幸いしているようだ。
黍殻山山頂からは全く展望がないので、ぜひ展望の良い焼山まで行くことを薦める。休憩を含めて2時間弱だろう。
◎ 日帰り温泉
青根緑の休暇センター 天然温泉・いやしの湯
温泉としてはごく普通。3時過ぎに入館したがそれほど混むこともなくノンビリ過ごす。休憩室のエアコンがちょっと肌寒い。それがなければリピートあり。