大崩山 (おおくえやま)1,643.3m
簡易ルート図 |
◎ 山行情報
山行日 2013年5月3日(金) 晴れ
山頂所在地/山域 宮崎県/九州
アクセス/出発地 車/林道大崩橋先路肩 上祝子(かみほうり)登山口から周回
行程詳細 上祝子林道路肩(7:30-7:46)→ 上祝子登山口(7:54-7:57)→ 坊主尾根分岐(8:25)→ ワク塚尾根分岐(8:43)→
大岩(9:33)→(道間違い)→ 大岩(10:37)→ 袖ダキ(11:19-11:24)→ 坊主尾根分岐(12:55)→
大崩山山頂(13:17-13:55)→ 小積タギ分岐(14:38)→ 像岩(14:48)→ 坊主尾根徒渉地点(16:07-16:17)→
上祝子登山口(16:42)→ 上祝子林道路肩(16:49)
所要時間 行動時間:7時間57分(道間違い:1時間4分) 休憩時間:1時間6分 合計:9時間3分
服装/装備 半袖シャツ、トレッキングタイツ、トレッキングパンツ、登山靴
◎ 山行記録
7:30 上祝子林道路肩に到着(写真)。
登山口前は隙間なく車で埋め尽くされているため、大崩橋を渡った先150mほどの道幅が広くなったところに駐車する。 登山口までは歩いて10分も掛からないだろう。それにしても、これほど混み合っているとは思いもよらなかった。
7:46 上祝子林道路肩を出発。
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7:54 上祝子登山口に到着(写真)。
登山口には案内板や登山ポストがある。
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7:57 上祝子登山口を出発。
途中ハシゴやロープの付いた登りもあるが、概ね平坦な歩きやすい道が続く。左の川床には洪水で流された巨岩がゴロゴロする。 大崩山荘(写真)を右に見ると、すぐに坊主尾根分岐に出る。
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8:25 坊主尾根分岐に到着(写真)。
直進の三里河原方面に向かう。
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すぐにヒメシャラのトンネルをくぐり、水平にロープが付けられた岩場(写真)を越え、沢を横切ればワク塚尾根分岐に出る。
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8:43 ワク塚尾根分岐に到着(写真)。
すぐに岩がゴロゴロする沢に降りる。
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岩を伝って渓流を渡り、ロープの付けられた大岩(写真)を越える。
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岩だらけの沢をたどるが、ところどころ不明瞭な場所もあり、目印のテープを拾いながらたどる(写真)。 徒渉から30分ほどで大岩が2つ並ぶ場所に出る。
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9:33 大岩に到着(写真)。
左の大岩にピンクテープとともに手作りの道標(写真)が付けられていて、この2つの大岩の間を抜けるのだが、気付かずに後から来た単独者と共に直進して沢を30分ほど遡上してしまった。 右の斜面に取り付くことは地形図でわかっていたのだが、赤テープに引きずられてしまった。気が付くとほとんど沢を登り詰めていて、切り立った岸壁にはロッククライミングのハーケンが打たれているのが見える。赤テープはこのための目印だったのだろうか。。。 2人で斜面への取り付きを探しながら下り、2つの大岩の前に道標を見つける。 トータル1時間あまりのロスになった。 この単独者とはこの後下山まで一緒に行動する。
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10:37 山頂道標に到着(写真上)。
右の小沢に入ると、すぐに左側の岩場に掛かったハシゴ(写真下)を登る団体が見えてきた。ハシゴを上がり、その上部で団体が道を譲ってくれた。
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さらに周りにそそり立つ岸壁を見ながら何本かハシゴを上がり、最後にロープ場(写真)をひと登りで丸い大きな岩の上に飛び出す。
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11:19 袖ダキに到着(写真右)。小休止。
今日始めて開けた展望に2人で感動する。 これから向かう下ワク塚、中ワク塚などの岩峰を一望する(写真下)。三角形のピークは小積タギだろう。 2人で記念写真を撮り合う。
袖ダキからのパノラマ |
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11:24 袖ダキを出発。
道標(写真)に従って登り口とは別の稜線上の道をたどる。すぐに稜線上からは降りて登山道に戻る。
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満開のミツバツツジを楽しみながら山腹をたどったあと、ハシゴ(写真)やロープの付いた岩場を上がる。
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11:52 下ワク塚に到着(写真)。小休止。
ここも高度感ある展望が広がるが、袖ダキほどの感動はない。
写真の人物はこの山行中ずっと同行したは藤沢から来た登山者。
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11:57 下ワク塚を出発。
登山道まで下り、中ワク塚(写真)の基部を抜け上ワク塚に向かう。
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12:32 上ワク塚基部に到着(写真)。
上ワク塚の基部で登山者が休憩を取っている。ピンクのツツジがアケボノツツジであることを教えてもらう。ここは岩峰(写真)に上がらず先に進む。
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12:37 上ワク塚基部を出発。
稜線をゆるやかに登り、リンドウの丘への分岐(写真)を左に見送る。
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少し傾斜の増した稜線を登り、左に坊主尾根への道が分岐(写真)するP1571に登り着く。 ここからはほとんど平坦なカヤトの道をたどり、上鹿川登山口を右に見送って石塚を過ぎれば、ほどなく大崩山山頂に飛び出す。
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13:17 大崩山山頂に到着(写真)。昼食。
あまり広くはなく、周囲を灌木に囲まれ展望も良くない。
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13:55 大崩山山頂を出発。
往路を戻る。 登りでスルーした石塚(写真)の写真を撮る。
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14:12 坊主尾根分岐に到着。
ゆるやかな尾根下りがやや急になり、リンドウの丘からの道が左から合わさる(写真)。
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上ワク塚、中ワク塚、下ワク塚 |
しばらく下ると上ワク塚から中ワク塚、下ワク塚を一望(写真)する一枚岩に出る。展望を楽しんだ後、わずかに下れば小積タギ分岐に出る。
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14:38 小積タギ分岐に到着(写真)。
直進方向が小積タギになるが、時間を考え割愛し、右に下る。
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小積タギ |
14:48 像岩に到着。
小積タギの岩壁(写真)を一望する。登山者の姿も何人か見られる。
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水平に付けられたロープを伝って像岩を越える(写真)。
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さらにハシゴやロープが続き、2つの巨岩の間をすり抜ける(写真)。
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急な下りがしばらく続いた後、右に林道への道を分ける(写真)。 この先ないだろうと思っていたハシゴがいくつも現れる。
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16:07 坊主尾根徒渉地点に到着(写真)。小休止。
多くの登山者が休憩を取っている。
16:17 坊主尾根徒渉地点を出発。
水量はワク塚尾根分岐の徒渉地点ほどなく、岩を伝って簡単に渡る。すぐに往路で分けた分岐に出る。
16:42 上祝子登山口に到着。
16:49 上祝子林道路肩に到着。
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◎ 感想
道間違いをしたからではないが、ワク塚尾根分岐からはやや踏み跡が不明瞭でわかりにくい場所が何箇所か出てくる。
それにしても、あの右斜面に取り付く場所はみんなすぐにわかるのだろうか?
ワク塚尾根の岩峰はぜひとも登りたい。急登急下降で体力的にはかなりキツイが、素晴らしい展望という登っただけのご褒美はある。大崩山山頂はオマケと言っても言い過ぎではないかも知れない。
さて、道迷いのお陰で藤沢から来た登山者と行動を共にすることができた。互いに名前を聞くことはなかったが、それはそれでその場限りの思い出として残るだろう。また何かの縁で出逢うことがあれば、一緒に歩いて見たい。
それにしても大崩山−おおくえやま−とか上祝子−かみほうり−とか、普通は読めない地名がなぜこんなにも多いのだろう?