福地山(スノーシュー)
2022.02.17
福地山 1,671.7m(スノーシュー)
簡易ルート図 |
◎ 山行情報
山行日 2013年3月16日(土) 快晴
山頂所在地/山域 岐阜県/北アルプス
アクセス/出発地 車/福地山登山者用駐車場 福地山登山道入口から往復
行程詳細 福地山登山者用駐車場(8:00-8:25)→ 福地山登山道入口(8:30)→ 焼岳展望小屋(8:53)→
尾根コース・谷川コース分岐(9:30)→ (尾根コース)→ 第一展望台(9:42)→ 憮然平(9:45-9:50)→
尾根コース・谷川コース分岐(9:59)→ (谷川コース)→ 第二展望台(10:17-10:25)→
第三展望台(10:34)→ 第四展望台(10:55)→ 乗鞍岳展望台(10:58)→ 福地山山頂(11:03-12:30)→
(第三展望台登り手前を左にショートカット)→ 第二展望台(12:47)→ (尾根コース)→
尾根コース・谷川コース分岐(13:05)→ 憮然平(13:12-13:15)→ (谷川コース)→
尾根コース・谷川コース分岐(13:27)→ 福地山登山道入口(14:07)→ 福地山登山者用駐車場(14:12)
所要時間 行動時間:4時間4分 休憩時間:1時間43分 合計:5時間47分
服装/装備 アウタージャケット、長袖山シャツ、長袖シャツ、トレッキングタイツ、トレッキングパンツ、 雪山登山靴、スパッツ、
スノーシュー、トレッキングポール
◎ 山行記録
8:00 福地山登山者用駐車場に到着(写真)。
先着1台だったが準備をしていると立て続けに3台が来た。さすが人気の山。。。 暖かくてフリースは車に置き、アウタージャケットはザックに仕舞い込む。
8:25 福地山登山者用駐車場を出発。
朝市の店先を通り車道を渡る。
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8:30 福地山登山道入口に到着(写真上)。
車道に面した福地山登山道入口に福地山トレッキング案内図と登山ポストがある。 左の石段を上がると、地史展示館の前にも登山道入口の道標(写真下)がある。
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左に青ダル(写真)を見て進み折り返すと、杉林の中を大きく折り返しながらゆるやかに登る。 クラストした雪は歩きやすい。よく見ると杉林から外れたところは新雪が薄く積もっている。 長袖のアンダーシャツと山シャツだけでも、晴天のもと暑さで汗ばむ。 次第に杉林から雑木林に変わると、青い屋根の東屋が見えてくる。
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8:53 焼岳展望小屋に到着(写真)。
小屋は半分以上雪に埋もれ簡単には近寄れそうもない。その名の通り焼岳を見る。
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さらに折り返しながら登り、山頂までの概略を知らせる案内板(写真)を過ぎると、穂高連峰から槍ヶ岳の稜線が見え始める。
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9:30 尾根コース・谷川コース分岐に到着(写真)。
右の尾根コースに入る。
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少し先でいったん尾根に乗るが、すぐに右に外し(写真)P1381を右に巻くように進む。憮然平手前に谷側の雑木林が途切れた場所があり、穂高連峰から槍ヶ岳の稜線の展望が広がる。ここが第一展望台か。
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9:45 憮然平に到着(写真)。小休止。
標柱は雪に埋もれているものの、頭の一部が見えている。左からは谷川コースが合流する。
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9:50 憮然平を出発。
すぐに尾根の傾斜が急になり、トレースが左右に別れる。トレースがより明確な右に進み(写真)、左にカーブして左下に先ほど左に分けたトレースを見ながらゆるやかに登る。
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ほどなく2ヶ所目の尾根コース・谷川コース分岐(写真)に着く。ここは昨年尾根コースに入り、散々苦労した揚げ句に引き返した苦い想い出がある。 左の谷川コースに入ると、すぐ先で左から先ほど左に分けたトレースが合流する。 しばらく山腹をゆるやかにたどり右に折り返すと、ほどなく第二展望台に登り着く。
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10:17 第二展望台に到着(写真)。小休止。
大木場ノ辻越しに笠ヶ岳の頭頂部、その右に木の枝がうるさい穂高連峰を見るが、あまり展望は良くない。 ここでスノーシューを履く。
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10:25 第二展望台を出発。
すぐ先で前方に見えるピークの右へのトレースがわずかに残っている(写真)。これは帰路でどんなトレースなのか判明する。 明確な左のトレースをたどると、左側には第二展望台よりはるかに良い展望が広がる。 左から笠ヶ岳、槍ヶ岳、穂高連峰、焼岳などのパノラマが広がる。
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右に折り返した先で左の急斜面に付いたトレース(写真)を上がると、数メートルでP1559に登り着く。
このすぐ先で左に回り込むのが正式なルートになる。
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10:34 第三展望台に到着(写真上)。
第二展望台よりは良いが、じっくり見るほどでもないため、そのまま第四展望台と書かれた道標(写真下)に従って進み、急斜面を降りて元のトレースに戻る。 コルからいったん尾根を右に外すが、すぐに折り返して尾根に乗り、ひと登りで木に赤ペンキが付けられたピークに立つ。
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10:55 第四展望台に到着(写真)。
ほとんど展望が得られず、さらにここが本当に第四展望台かはやや疑問が残る。ただこの前後にそれらしい場所はない。 さらに小さなコブを越えると乗鞍岳展望台に出る。
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10:58 乗鞍岳展望台に到着(写真)。
恥ずかしながら西側の枝越しに見える山塊を乗鞍岳と勘違いしていたが、どうやら白山のようだ。 山腹を右に巻いてひと登りで福地山山頂に飛び出す。
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11:03 福地山山頂に到着(写真右上)。昼食。
山頂の標柱は見つけられなかったが、奥の木の根元に道標らしきもの(写真右下)を見つけた。かなり古く文字も完全に消えていたため、本当に山頂標識かは不明。 先着の登山者は2人だったが、その後次々と登り着き賑やかさを増す。 あまりの天気の良さに食後はノンビリと寝そべる。風はそれほどなく、アウタージャケットを着ていれば寒くはない。 広々とした山頂からの展望は素晴らしく、左から笠ヶ岳、槍ヶ岳、穂高連峰、焼岳などの大パノラマが広がる(写真下)。
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12:30 福地山山頂を出発。
往路を戻る。第三展望台手前のコルで左の薄いトレースに入る(写真)。第二展望台の上に出るとの目論見だ。 山腹をゆるやかにたどると思った通り、前方下に第二展望台を見る。すぐに往路で第二展望台を出た先の分岐に出た。
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12:47 第二展望台に到着。
直進して尾根コースに入る(写真)。時々右に乗鞍岳を見ながら下るが、次第に尾根通しながら急下降が続くようになる。スノーシューの取り回しが困難になり途中で脱ぐが、ときどき踏み抜く場所があり手間取る。
13:05 尾根コース・谷川コース分岐に到着。
手強い急な尾根コースを抜け、ホッとしながら再度スノーシューを履く。
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13:12 憮然平に到着。小休止。
13:15 憮然平を出発。
右の谷川コースに入る。何人かが下って行ったはずなのに、トレースがないのはなぜだろう? すぐに左下に東屋が見えてくる。このあたりはトレースはあるもののかなり古く薄い。 東屋(写真)を右に見てゆるやかに下って行く。
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13:27 尾根コース・谷川コース分岐に到着。
14:07 福地山登山道入口に到着(写真)。
14:12 福地山登山者用駐車場に到着。
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◎ 感想
昨年も同じ頃に登っている。撫然平の先から尾根コースに入り、スノーシューでの急登で足を使いすぎてギブアップ、第二展望台と思われるあたりで撤退した。今回はリベンジ登山になる。
晴天に恵まれ冬とは思えないほどの暖かさで、山頂からの展望を満喫した。山頂以外でも焼岳展望小屋や第一〜第四展望台など、あちこちで展望は得られるが、やはり山頂が一番だろう。
比較的雪も締まっていて歩きやすく、もしかしたらスノーシューはなくても山頂まなで行けたのではないかと思う。
2ヶ所目の尾根コース以外急な場所も迷う場所もなく、ノンビリと雪上トレッキングが楽しめる。ただ、スノーシューを楽しむなら、やはり新雪の、できれば厳冬期ということになるのか。。。
◎ 日帰り温泉
福地温泉 昔ばなしの里 石動の湯
駐車場のすぐ隣にある日帰り温泉。500円でおまけ(?)に風呂上がりに五平餅を頂ける。
内風呂と露天風呂があるが、入ってみてビックリ!!なかなか出会うことのない温泉になること請け合いだ。なぜか。。。それは行ってみてのお楽しみと言うことにしよう。