雁ヶ腹摺山、姥子山
2022.02.18
雁ヶ腹摺山 1,874m 姥子山 1,503m
簡易ルート図 |
◎ 山行情報
山行日 2012年6月30日(土) 曇り一時晴れ
山頂所在地/山域 山梨県/大菩薩連嶺
アクセス/出発地 車/金山鉱泉登山口から往復
行程詳細 登金山鉱泉登山口(7:35-7:50)→ 大岱山南尾根(8:16)→ 大岱山分岐(8:58)→ 金山峠(9:19)→
百軒干場(9:27-9:35)→ 奈良子林道分岐(10:31)→ 姥子山(東峰)山頂(10:51-11:05)→
雁ヶ腹摺山・姥子山分岐(11:16)→ 白樺平(11:26)→ 雁ヶ腹摺山山頂(12:15-13:00)→ 白樺平(13:22)→
奈良子林道分岐(13:31)→ 百軒干場(14:05-14:10)→ 金山峠(14:17)→ 金山鉱泉登山口(15:12)
所要時間 行動時間:6時間10分 休憩時間:1時間12分 合計:7時間22分
服装/装備 半袖シャツ、トレッキングタイツ、トレッキングパンツ、登山靴
◎ 山行記録
7:35 金山鉱泉登山口に到着(写真)。
登山ポストと案内板があり、路肩に6〜7台停められそうだ。 朝食にオニギリ1個。
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7:50 金山鉱泉登山口を出発。
登山口(写真)から沢に降り、危うそうな小橋で渓流を渡り、斜面を右へトラバース気味に登る。 すぐにジグザグの急登が続くようになり、しばらくして左折してゆるやかな小尾根に乗る。 すぐに尾根を外し、反対側の斜面のトラバースからジグザグの登りとなる。
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8:16 大岱山南尾根に到着(写真)。
小さなコブはあるものの、ゆるやかに尾根を登って行く。 ときどき小ピークを巻きながら穏やかに高度を上げ、大きなピークを左に巻いた後、尾根との合流地点の分岐に着く。
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8:58 大岱山分岐に到着(写真)。
右に大岱山への道を分ける。 ほとんど平坦な道からピークを左に巻くと、下りにかかり渓流の音が聞こえ始める。
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ジグザグの下りになり、前方に高圧線の鉄塔を見る。 さらに下ると、左に薄いながら踏み跡が続き、左前方にピークに上がる踏み跡がある場所に着く(写真)。 少し行くと先ほどの鉄塔をすぐ左に見たため、先ほどの分岐場所が金山峠と思ってしまった。実際に地形図では送電線の手前に金山峠があることになっている。 ところが鉄塔を過ぎてほどなく道標の立つ金山峠に着く。
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9:19 金山峠に到着(写真)。
地形図が違うのか?送電線の鉄塔との位置関係が合わない。 とりあえず疑問はそのままにして先に進む。 右に道を取りピークを回り込むと、ほどなく林道に降り立つ。
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9:27 百軒干場に到着(写真)。小休止。
道標はあるものの、百軒干場の表示はない。
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9:35 百軒干場を出発。
しばらく林道をゆるやかにたどり、10分ほどのところにある道標(写真)を右に入る。
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急な斜面をジグザグに登り、尾根に乗る。 ゆるい登りからやや傾斜が増すが、再びゆるやかになり朽ちた櫓(写真)を過ぎる。
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この後も緩急が交互する登りが続き、大きな岩(写真)を過ぎると林道に登り着く。
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10:31 奈良子林道分岐に到着(写真)。
正面石垣の雁ヶ腹摺山への登り口を見送り、右の姥子山方面に向かう。
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少し行くと道標の立つ雁ヶ腹摺山・姥子山分岐(写真)で、左の石垣沿いに上がると雁ヶ腹摺山、右の階段を降りると姥子山になる。
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右の階段を降り雑木林の中をひと登りで稜線に出る。ピークらしくなく、標識などもないが、ここが姥子山西峰(P1503)(写真)と思われる。 右へ稜線をたどり、すぐに左に外して急下降する。ゆるやかな登りから、岩場の左を上がれば姥子山東峰に出る。
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10:51 姥子山(東峰)山頂に到着(写真)。小休止。
山頂は狭いが展望は良く、ほぼ全周見渡せる。残念ながら北側の雁ヶ腹摺山には山頂部にガスが掛かっているが、南側は曇ってややかすんではいるものの展望はまずまずだ。
11:05 姥子山(東峰)山頂を出発。
往路を戻る。
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11:16 雁ヶ腹摺山・姥子山分岐に到着。
石垣の端から雁ヶ腹摺山への道に入る。 しばらく急登が続き、ゆるむと少し開けた平地に出る。
11:26 白樺平に到着(写真)。
左から雨量計側の道が合流する。 一部ゆるむ場所はあるものの、ずっと尾根上の急登が続く。左に尾根が見えると、ほどなく大峠からの道(写真)と合わさり、右へわずかで山頂に着く。
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12:15 雁ヶ腹摺山山頂に到着(写真)。昼食。
まずまずの広さで、草地もあり休憩に良い。ただ、この時期は仕方がないのだが、虫が多いのには閉口する。 大月市富嶽十二景の一番山頂で、五百円紙幣に描かれた富士山はここから撮られたものだそうだが、残念ながら今日はガスで全く何も見えない。
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13:00 雁ヶ腹摺山山頂を出発。
大峠への分岐で単独の登山者とすれ違う。白樺平で姥子山への分岐を左に見送る。 5分ほどで雨量計(写真)を見送り林道に降り立つ。
13:31 奈良子林道分岐に到着。
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14:05 百軒干場に到着。小休止。
14:10 百軒干場を出発。
14:17 金山峠に到着。
往路を左に見送り直進し、急斜面をジグザグに下る。 傾斜がゆるみ沢沿いになると崩壊した場所(写真上)に出る。 4〜5mほどの高さで斜面が削られ、完全に道がなくなっているが、少し戻れば沢底との高低差がわずかなので、そこから簡単に降りられた(写真下)。また、誰かが降りた(登った?)跡も付いている。 すぐにもとの道に復帰し、渓流を何度も渡り返しながら進む。
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渓流から離れると、かなり傷んだ林道(写真)に出て、道なりにたどる。 途中に崖崩れで道が塞がれている場所があるが、注意して越えれば問題ない。
15:12 金山鉱泉登山口に到着。
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◎ 感想
登り始めと後半は急登が続くが、それ以外は概ねおだやかな稜線歩きや林道歩きとなる。
天候のせいか登山者とはほとんど出会うことはなく、静かな山行になった。500円札の富士山を見られなかったのは残念だ。
下山の金山峠から林道に出るまでは、急下降があったり、崩壊気味で荒れた斜面もある。それほどの高低差はないので、慎重に下れば問題ない。林道も一箇所崖崩れの土砂が道路を塞いでいるが、幅3mほど、高さ1mほどなので乗り越えられる。
金山峠の位置が違う。実際には地形図に記されている金山峠の西にある小ピーク先のコルになる。
金山峠の道標に落書きがある。正確な文言ではないが、「道を作ったのなら、きちんと整備しろ」のようなことだ。おそらく沢へ降りる途中の崩壊地のことだろう。なんとも嫌な気持ちになった。書いた登山者は危険を放置するなとの思いだろう。思うのは自由だが、落書きはいけない。自然に危険は付きもの。危ないと思ったら歩かなければいい、引き返せばいい。
っで、管理者に連絡したのだろうか?書きっ放し?
◎ 日帰り温泉
都留市温泉 芭蕉 月待ちの湯
山中湖近くの国道138号線を1本西側に入ったところにある。「富士山を仰ぐ絶景の日帰り温泉」の謳い文句通り内風呂からも富士山を見られる。
全身浴・ジェットバス・気泡湯・寝湯・源泉ぬる湯・かぶり湯などのある室内大浴場や2種類の露天風呂(石の湯、檜の湯)。2種類のサウナ(ドライサウナ、ミストサウナ)など盛り沢山で楽しめる。ただ、観光客が多い場所がら、いつも混んでいる。
料金は800円だが、観光地だからこんなものか。。。
(注意)当施設は感想後の、2016年4月17日リニューアルオープンしています。