焼岳 2,444.3m
◎ 山行情報
山行日 2010年7月26日(月) 快晴
山頂所在地/山域 岐阜県、長野県/北アルプス
アクセス/出発地 車/焼岳登山道入口(中ノ湯)から往復
行程詳細 焼岳登山道入口(中ノ湯)(7:48-8:00)→ 中の湯コース分岐(9:15-9:20)→ 南北・峰のコル(10:09)→
焼岳北峰山頂(10:25-11:20)→ 南峰・北峰のコル(11:32)→ 中の湯コース分岐(12:13-12:16)→
焼岳登山道入口(中ノ湯)(13:20)
所要時間 行動時間:4時間17分 休憩時間:1時間3分 合計:5時間20分
◎ 山行記録
7:48 焼岳登山道入口(中ノ湯)に到着。
国道158号線安房峠の10号カーブの先に登山道入口があり、谷側の路肩に12〜3台ほどの駐車スペースがある。
登山口には小さな道標があるだけで、駐車中の車がなければ見逃してしまいそうだ。しかも登山道が車道に沿って中ノ湯側に延びているためなおさらだ。
平日の月曜日だと言うのに、すでに10台の先着車があり、かろうじて平湯側の端にある2台ほどのスペースに停める。
先着の数グループが次々と出発して行く。後で次々と追い抜くことになるのだ。。。
8:00 焼岳登山道入口(中ノ湯)を出発。
雑木林の中を車道沿いにゆるやかに登り、安房山と焼岳とのコルから焼岳の尾根に取り付く。ところどころにロープの張られた段差があるジグザグの急登がしばらく続き、笹が濃くなるにつれ傾斜がゆるんでくる。その後1972ピークを越えゆるやかな登りが続くと、樹林帯から低木になり前方に焼岳を見る。
噴煙を挟んで左右に2つのピークが見え、ここからは左が南峰右が北峰に見える。実際は登るにつれ右は北峰から東南に延びる尾根であることがわかる。
9:15 中の湯コース分岐に到着。小休止。
漫然と歩いていると見逃してしまいそうな分岐で、笹に隠れるように道標が置かれている。
焼岳南峰と北峰 |
9:20 中の湯コース分岐を出発。
すぐに崖状の沢の右岸に出て、しばらくは短い丸太梯子が断続する急登が続く。やっと南峰と北峰が姿を現わす(写真上)。
硫黄臭が鼻に付くようになると、草地に岩がゴロゴロする道へと変わり、2300と書かれた岩を見る。さらに岩の間を縫うように登れば、20分ほどで南峰と北峰のコルに立つ。
10:09 南峰・北峰のコルに到着。
ここは噴火口の東側になり、緑色の火口湖を眼下にし、西には南峰の険しい岩峰がそびえる。
東に道を取り、噴煙の真下から北峰の南側の岩場をたどり、北峰と東南にあるピークとのコルに立つ。そこからは溶岩帯を急登すれば、展望の良い北峰に飛び出す。
焼岳北峰山頂 |
10:25 焼岳北峰山頂に到着(写真下)。昼食。
360度の展望が開け、一部山頂に雲が掛かっているものの穂高連峰や常念岳・蝶ヶ岳、笠ヶ岳など北アルプス南方の山々が連なる。また眼下には火口を一望できる。
11:20 焼岳北峰山頂を出発。
12:13 中の湯コース分岐に到着。小休止。
12:16 中の湯コース分岐を出発。
13:20 焼岳登山道入口(中ノ湯)に到着。
◎ 感想
何と言っても北アルプスの一峰、それなりにキツイ登山になると覚悟していたのだが、時間的にも体力的にも呆気ないものだった。地形図上では急登と思われる場所もそれほどではない。
手軽に北アルプスを堪能できる(?)山でもあり、さすがに平日でも人は多い。