半作嶺、三ツ森山

半作嶺(はんさみね) 893.5m 三ツ森山 950m

 山行情報

山行日       2010年1月11日(月) 曇り

山頂所在地/山域  和歌山県/近畿

アクセス/出発地  車/半作嶺北登山口から往復

行程詳細      半作嶺北登山口(7:55-8:05)→ 半作峠(8:28-8:34)→ 半作嶺山頂(9:07-9:20)→ 半作峠(9:44)→
          844.8四等三角点(10:14)→ 三ツ森山山頂(10:54-11:44)→ 844.8四等三角点(12:12)→
          半作峠(12:36-12:41)→ 半作嶺北登山口(12:57)

所要時間      行動時間:3時間38分 休憩時間:1時間14分 合計:4時間52分


 山行記録

7:55 半作嶺北登山口に到着。

駐車スペースは無理をすれば10台近く可能だろうか。1つあるベンチを目印に林道を行けばすぐにわかる。

8:05 半作嶺北登山口を出発。

登山口の道標が立つコンクリートを吹き付けた斜面の階段を上がり、曇り空と鬱蒼とした杉林で薄暗い沢の左側斜面をジグザグに登る。
沢を横切り右斜面からしばらくは山腹をたどり、笹が目立ち始めると左上に稜線が近くなり、ほどなく明るい稜線上に飛び出す。

8:28 半作峠に到着。小休止。

石仏が2体祀られ、手書きの道標がある。

8:34 半作峠を出発。

稜線を南西にゆるやかにたどり、笹道を過ぎたら杉の木に半作嶺方面を示す道標のある分岐から右の尾根に乗る。
木につかまりながらの急登から、やや右に回り込み稜線上のコルに飛び出す。赤い矢印は左向きに付いていて半作嶺中継塔となっているが、良く見ると矢印の上に「半作嶺(山)は右」と追記されている。
ヤセ尾根や大岩、ロープの付けられた岩場などを過ぎ、さらにアップダウンから山腹をたどって折り返すように稜線をひと登りする。

半作嶺山頂

9:07 半作嶺山頂に到着(写真上)。小休止。

狭い岩峰だが、展望はほぼ360度ある。生憎の曇り空だが、それでも半作峠からの稜線の先に三ツ森山や百間山、さらには法師山が連なりその向こうが大塔山になるのだろう。

9:20 半作嶺山頂を出発。

登り口と反対側の岩場から下を覗くとロープが見えたので、こちら側から降りて見ることにした。短いロープの岩場を下ると、見覚えのある場所に降り立ち、周囲を良く見ると杉の木に赤いペイントがあった。往路を戻る。

9:44 半作峠に到着。小休止。

9:50 半作峠を出発。

北東の尾根上のやや不明瞭な踏み跡をたどるが、要所にテープが付けられているので迷うことはない。
839ピークを過ぎ次のピークを越えるとゆるやかに右へと曲がり、さらに小ピークを越えると南側が伐採された場所に出る。伐採地と杉林の境界を急登し844ピークの四等三角点を過ぎ、鬱蒼とした雑木林の中を次のピークの南側をたどる。
コルからは木の枝や根、ロープにつかまりながらの急登から西のピークに立つ。前方に三ツ森山が眼前に迫る。右のロープの付いた急斜面を下り、コルからは笹の斜面を急登し、南に延びる尾根に乗る。右に下れば半作峠南登山口方面になる。左に登り大岩を左に回り込み、岩の間を登ると山頂に出る。

三ツ森山山頂の大岩

10:54 三ツ森山山頂に到着(写真下)。昼食。

山頂には南側が切れ落ちた高度感のある大岩があり、そこからは360度の展望が得られる。西には歩いてきた半作峠から半作嶺への稜線、北には野竹法師、東には百間山、法師山、大塔山などが一望できる。

11:44 三ツ森山山頂を出発。

12:36 半作峠に到着。小休止。

12:41 半作峠を出発。

12:57 半作嶺北登山口に到着。


 感想

距離が短かいため甘く見ていたが、山頂近くになると半作嶺では小さなアップダウン、三ツ森山では西のピークが手強い。
山頂はどちらも360度の展望が広がる。