鋸山日本寺

鋸山日本寺

 山行情報

山行日       2009年1月10日(土) 晴れのち曇り

山頂所在地/山域  千葉県/関東 房総半島

アクセス/出発地  車/保田海水浴場駐車場 JR浜金谷駅〜JR保田駅周回

行程詳細      保田海水浴場駐車場(7:00-7:05)→ JR保田駅(7:07-7:18)→ JR浜金谷駅(7:22-7:30)→ 車力道分岐(7:50)→
          (車力道)→ 新展望台分岐(8:15-8:20)→ 新展望台(8:28-8:40)→ 石切場跡(9:00-9:10)→
          日本寺北口管理所(9:25)→ 百尺観音(9:31)→ 地獄のぞき(9:39-9:44)→ 日本寺大仏(10:05-10:10)→
          表参道管理所(10:23)→ 表参道入口(10:30)→ JR保田駅(10:50)→ 保田海水浴場駐車場(10:55)

所要時間      行動時間:2時間50分 休憩時間:56分 電車移動時間:4分 合計:3時間50分


 山行記録

7:00 保田海水浴場駐車場に到着。

国道127号線沿いの本郷浜に駐車場がある。国道の左カーブに保田海水浴場の案内板があり、脇道に入る。駐車場は広く、トイレがある。

7:05 保田海水浴場駐車場を出発。

7:07 JR保田駅に到着。

7:18 JR保田駅出発。

JR内房線。180円。

7:22 JR浜金谷駅降車。

7:30 JR浜金谷駅を出発。

駅前の交差点を左折し、標識に従って道なりに進み、薬局の手前を左に入る。川沿いを進むと内房線の高架をくぐり、さらに進むと案内板のある分岐に着く。真ん中の階段は観月台経由の鋸山登山道、右は林道で行き止まりとなっていて、左の車力道に入る。
途中にひかり藻発生地の看板が立てられた水の溜まった小さな洞穴がある。ただ、時期的には4月から6月頃のようだ。
しばらく舗装路を登って行くと、富津館山道路の高架をくぐり、さらにその先のトンネル入口手前に車力道の分岐がある。真ん中の道に入ると、やっと登山らしい道となるが、ところどころに車力道の名残の轍の残る石畳が見られる。
切った石の保管場所と書かれた標識のある小広い場所で展望が得られる以外、ほとんど展望のない階段状の道が続く。

8:15 新展望台への分岐に到着。小休止。

正面には岩を切り取られて岩肌が露出した岩壁がそそり立っている。

8:20 新展望台への分岐を出発。

手摺りの付いた急階段が続き、登り切ると鋸山への分岐を右にひと登りする。

8:28 新展望台に到着。小休止。

狭いながらも南から西にかけての展望が広がる。富山や保田の町並み、浦賀水道、ロープウェイ山頂駅、その先には三浦半島が横たわる。

8:40 新展望台を出発。

往路を戻り、新展望台への分岐を石切り場に向かう。切り出された岩壁の間を縫って進み、石切場跡分岐を左に入ると、広大な石切場跡に着く。

石切場跡

9:00 石切場跡に到着(写真上)。小休止。

見事な幾何学模様の岩肌を見ていると、人の力だけでよくもこれだけのことができると感心してしまう。

9:10 石切場跡を出発。

分岐まで戻り直進すると、右から鋸山登山道が合流する。さらに岩肌を削って作られた石段を登って行くと日本寺北口管理所に着く。

9:25 日本寺北口管理所に到着。

入場料600円。
巨大な百尺観音を左に見て進み、その先で左の階段を上がると頂上展望台があり、その先に地獄のぞきが見えている。

地獄のぞき

9:39 地獄のぞきに到着(写真下)。見学。

覗き込んだ時の高度差はやはり見応えあり。展望も良く、浦賀水道越しに久里浜方面を一望する。

9:44 地獄のぞきを出発。

千五百羅漢の立ち並ぶ道を辿る。大仏口管理所で左に道を取ると間もなく日本寺大仏が見えてくる。

10:05 大仏広場に到着。小休止。

10:10 大仏広場を出発。

トイレへの道に入り、薬師本殿、日本寺仮法堂、表参道管理所を抜け、観音堂、仁王門から表参道を下る。

10:30 表参道入口に到着。

車道に出て2つ目の橋水仙橋を渡り、農道を道なりに進み、十字路(保田駅の標識あり)を右折、踏み切り手前を左折し線路沿いを進む。橋を渡ってすぐに右の鉄橋の下をくぐり、左へ線路沿いに進むと、間もなく保田駅に着く。右に曲がり国道に出る。

10:55 保田海水浴場駐車場に到着。


 感想

北口管理所の辺りからも山頂に行けるルートがあるとの予想は大外れ、鋸山を往復する予定を広大な日本寺境内の散策(ハイキング)に大変更。
でも、これはこれでなかなか歩き応えのあるハイキングなのである。
車力道入口から北口管理所までは整備されているとは言っても途中からは傾斜もきつくなるし、別名も鋸山登山新道なのだからそれなりの装備で歩いて欲しい。
山歩きが目的なら境内に入らず、鋸山山頂から林道へと抜けた方が良さそうだ。