不老山

不老山 928m

 山行情報

山行日       2009年12月19日(土) 快晴

山頂所在地/山域  神奈川県/丹沢山地

アクセス/出発地  車/世附駐車場 富士急湘南バス棚沢キャンプ場バス停から縦走

行程詳細      世附駐車場(6:35-6:45)→ 富士急湘南バス浅瀬入口BS(7:18-7:33)→ (富士急湘南バス)→
          
富士急湘南バス棚沢キャンプ場BS(7:46)→ 不老山ハイキングコース案内板(7:55-8:00)→ 番ガ平(9:32-9:40)→
          不老山(北峰)山頂(10:25-10:28)→ 不老山(南峰)山頂(10:28-11:12)→ 世附峠(11:31)→ 吊り橋(12:23)→
          夕滝(12:29-12:34)→ 浅瀬橋(12:40)→ ゲート(12:46)→ 世附駐車場(12:58)

所要時間      行動時間:4時間40分 休憩時間:1時間20分 バス移動:13分 合計:6時間13分


 山行記録

6:35 世附駐車場に到着。

滝壺橋の先、世附川橋の手前の駐車場に停める。

6:45 世附駐車場を出発。

車道を戻り落合隧道を抜けると、左手に富士急湘南バスの浅瀬入口BSがある。

7:18 浅瀬入口BSに到着。バス待ち。

7:33 浅瀬入口BSを出発。

富士急湘南バス。バスは神尾田隧道を通らず、いったん玄倉に向かいUターンし、神繩トンネルを通過して御殿場線谷峨駅方面に向かう。

7:46 棚沢キャンプ場BSに到着。

下りBS横の脇道を棚沢キャンプ場方面に下り、吊り橋を渡って茶畑を左へ折れると、隣の立派な吊り橋に行き当たり右に進む。さらに道標に従ってフェンス沿いに左に折れ、道なりに進めば案内板のある開けた場所に出る。

7:55 不老山ハイキングコース案内板に到着。小休止。

広い場所に案内板があるだけだが、事実上の登山口と言って差し支えないだろう。靴ひもを締め直す。

8:00 不老山ハイキングコース案内板を出発。

すぐにヒノキ林の斜面を登り、一度折り返すと雑木林に変わり、厚く落ち葉が積もって路面状況が分り難く滑りやすい道をジグザグに登って行く。
急登続きでジャケットを脱ぐが、やはり少し肌寒い。
シカ柵が現れるとやや傾斜がゆるやかになる。ここまでは頻繁に道標が出てくる。
山腹をたどり涸れた小沢を横切ると、隣の尾根に乗りジグザグに急登し、炭焼き跡を過ぎるとしばらくは尾根の右側をたどる。その後も尾根に乗ったり外したりしながら登り続けると、番ガ平ノ頭の南側の山腹を巻くようにたどる。若いヒノキ林に入ると笹が目立つゆるやかな道となり、広い沢を横切り先の沢を詰めて行くと稜線上に飛び出す。

9:24 元番ガ平に到着。

右の番ガ平ノ頭方面にも明確な踏み跡があるが、通り抜けできない旨の看板が立っている。番ガ平ノ頭までは距離が400mほど、高低差50mほどなので往復してみてもいいだろう。
左の稜線をゆるやかに登り、なだらかな小ピークを2つ越えると林道に飛び出す。

9:32 番ガ平に到着。小休止。

林道が西から南にカーブする地点で、ベンチが置かれている。寒いはずで、ベンチに備え付けの灰皿の水がカチンカチンに凍り付いている。

9:40 番ガ平を出発。

道標から登山道に入り短い急登の後、894ピークに立つとシカ柵が現れ、木立の間から富士山が見える。
シカ柵沿いに進み、左に富士山右に丹沢の山々を見ながら4つのゆるやかなピークを越える。山頂まで15分の道標からは短く急登し、両脇が笹の平坦路を過ぎて山頂に飛び出す。

不老山北峰
不老山南峰

10:10 不老山(北峰)山頂(写真上)に到着。小休止。

西南のピークを南峰、ここを北峰と呼ぶが、本来の山頂はここになる。山頂にはベンチとテーブルが1組あるだけだが、草地が広がりノンビリできる。
展望は南側の木立の間に少しだけ箱根方面の山並みが見えるが、落葉したこの時期だけに限られそうだ。

10:25 不老山(北峰)山頂を出発。

右の植林と左の自然林の間をゆるやかに下って登り返すと分岐のあるピークに着く。

10:28 不老山(南峰)に到着(写真下)。昼食。

それほど広くはないが、中央にベンチやテーブル代わりに丸太が置かれている。北峰と違って分岐があるためかいくつもの道標や案内板があり賑やかだ。
西側が開け富士山がキレイに見えている。

11:12 不老山(南峰)を出発。

出発間際になって登山者が2組上がって来た。
世附峠方面に向かう。下り始めはゆるやかだが、その後は急下降が断続する。北側の尾根のためか冷たい風が吹いている。
やがてヒノキ林の先にベンチと林道が見えてくる。

11:31 世附峠に到着。

ベンチの先の林道に降りて右に曲がると、ガードレールの先に左へ降りる登山道が分れる。短い丸太止めの階段を降りて植林の中をゆるやかに山腹をたどると、砂防工事のされた沢を横切り植林帯を抜け冬枯れの雑木林となる。
尾根に乗り道標をUターン気味に右へと山腹を巻くようにたどり、沢に架かる丸太橋を渡り沢沿いを下る。杉林を大きく折り返して下り、傾斜がゆるやかになり平坦になると吊り橋が見えてくる。渡り終えると左200m先に名瀑夕滝とあるので、時間も早いため行って見る。

12:29 夕滝に到着。撮影。

高さはあるが。。。それほど期待しない方がいいかも。。。

12:34 夕滝を出発。

12:58 世附駐車場に到着。


 感想

最初は世附駐車場から徒歩で丹沢湖の南岸を通り三保ダムから棚沢キャンプ場へ行くつもりだったが、かなり時間がかかりそうなため浅瀬からバスで棚沢キャンプ場へ向かった。実際に山行を終えて見ると、時間的にはバスを使わずに歩いた方が良かったかも知れない。
地形図をみると棚沢キャンプ場からはかなりの急坂ではないかと思っていたが、実際に歩いて見ればそれほどでもなかった。
ノンビリするには北峰、富士山を楽しみたいなら南峰での休憩がいい。