甘利山、千頭星山

甘利山 1,731m 千頭星山 2,138.8m

 山行情報

山行日       2009年8月22日(土) 曇り時々晴れ

山頂所在地/山域  山梨県/南アルプス深南部

アクセス/出発地  車/甘利山登山口駐車場から周回

行程詳細      甘利山登山口駐車場(8:00-8:25)→ 甘利山山頂(8:46-8:51)→ 奥甘利山山頂(9:17-9:25)→
          御所山・青木鉱泉分岐(9:59)→ 千頭星山山頂(10:22-10:55)→ 甘利山山頂(12:18-12:30)→ 
          あずまや分岐(12:55)→ 甘利山登山口駐車場(13:00)

所要時間      行動時間:3時間37分 休憩時間:58分 合計:4時間35分


 山行記録

8:00 甘利山登山口駐車場に到着。

駐車場にはトイレがあり、広くて40〜50台ほど停められそう。

8:25 甘利山登山口駐車場を出発。

駐車場右にある登山口を入る。規制ロープの張られたお花畑の間をゆるやかに登り、左にあずまやを見送る。次第に笹が濃くなりやや傾斜を増すと、右に分岐を見送り小ピークからお花畑の中の木道歩きとなる。

8:46 甘利山山頂に到着。小休止。

規制ロープに囲まれた山頂からは千頭星山が大きく見えている。周囲はお花畑でハクサンフウロやマツムシソウ、ヤマハハコなどが見られる。

8:51 甘利山山頂を出発。

すぐ先の分岐を左に取りゆるやかに下るが、次第に朝露に濡れた笹原となりパンツがびしょ濡れになる。
上り返しはゆるやかに始まるが、次第に傾斜を増し、途中で背後に甘利山と雲間にわずかながら富士山が見える。その後小さなジグザグの急登から傾斜がゆるみ、分岐を左にひと登りで奥甘利山山頂に出る。

甘利山山頂

9:17 奥甘利山山頂に到着(写真上)。小休止。

ほぼ笹に覆われた山頂は狭く展望もない。

9:25 奥甘利山山頂を出発。

分岐まで戻り左にゆるやかに下る。上り返しはしばらく急登が続き、1950m辺りで一旦ゆるみ再び短かい急登となる。

9:59 御所山・青木鉱泉分岐に到着。

左に道を取るとすぐに笹原の中のゆるやかな下りが続き、登り返しはゆるやに始まり傾斜が増すと尾根を外し短い急登となる。

千頭星山山頂

10:22 千頭星山山頂に到着(写真中)。昼食。

木立に囲まれ展望はまったくない。

10:55 千頭星山山頂を出発。

途中花を撮りながらゆっくりと下る。

12:18 甘利山山頂に到着。小休止。

ゆっくりと花の撮影。

12:30 甘利山山頂を出発。

ゆっくりと花を撮りながら下り、あずまやのある分岐を直進し、つつじ苑側に下る。

13:00 甘利山登山口駐車場に到着。

登山口であらためて咲き誇る花(写真下)を満喫する。

ヤマオダマキ ヒヨドリバナ カワラナデシコ クサレダマ オカトラノオ

 感想

のんびりと登れる山ということで選んだが、これほど花があるとはうれしい誤算だった。
マツムシソウ、マルバタケブキ、ノコギリソウ、ワレモコウ、オカトラノオ、カワラナデシコ、トリカブト(つぼみ)、ヤマオダマキ、タマガワホトトギス、ツリガネニンジン、アオヤギソウ、ヨツバヒヨドリ、ヒヨドリバナ、ヤマハハコ、タムラソウ、シュロソウ、ハクサンフウロ、キンミズヒキ、シシウド、クサレダマと初めての花も幾つかあった。咲いている花の近くに花名を表示してくれているのは有り難い。
山行自体はハイキング程度の難度なので、危険なところもなく家族連れや花が目的ならば甘利山までの往復もいいだろう。