菰釣山

菰釣山 1,379m

 山行情報

山行日       2008年12月13日(土) 曇り

山頂所在地/山域  神奈川県/丹沢山地

アクセス/出発地  車/道志の森キャンプ場駐車場から周回

行程詳細      道志の森キャンプ場駐車場(7:20-7:40)→ 菰釣山登山道入口(8:19)→ ブナ沢乗越(8:50)→
          菰釣避難小屋(8:55-9:05)→ 菰釣山山頂(9:24-9:30)→ ブナ沢ノ頭(10:09)→ 中ノ丸(10:25-10:30)→
          城ヶ尾山山頂(10:56-11:35)→ 城ヶ尾峠(11:39)→ 城ケ尾峠登り口(12:00)→ 道志の森キャンプ場駐車場(12:33)

所要時間      行動時間:3時間53分 休憩時間:1時間 合計:4時間53分


 山行記録

7:20 道志の森キャンプ場駐車場に到着。

舗装路が切れた先で左に管理等への道が分岐する。どちらにも駐車スペースはあるが、場所によっては有料と書かれている場所もあるので注意が必要だ。今回はこの分岐を直進した先に停めた。

7:40 道志の森キャンプ場駐車場を出発。

実はここでもう間違えていた。ちょっと地形図を見れば分るはずなのに、最初の予定と違って西沢方面に歩いていた。完全に間違いと分ったのは西沢を半分ほど行ってからだが、それはそれで往路と復路が入れ違っただけなので、大した問題でもない。
30分ほど林道を歩くと直進は通行止めとなり、左への分岐に入る。さらに10分ほどで水流を渡ると、林道途中の右手に登山口がある。朽ちかけた木段を昇り樹林帯の中の沢沿いの斜面を進む。
沢を二度横切り菰釣山へと延びる本沢から左の支沢をひたすら詰め行き、笹の目立ち始めた急斜面をジグザグに登り切るとブナ沢乗越に飛び出す。笹の濃い稜線上の道を右にひと登りする。

8:55 菰釣避難小屋に到着。小休止。

四畳半ほどの板の間と土間にはベンチとテーブルがあり、避難小屋にしてはキレイに維持されている。外にもベンチがあり、山頂は近いものの休憩には持って来いだろう。

9:05 菰釣避難小屋を出発。

ゆるやかな笹道を登るにつれガスが掛かり始める。

菰釣山山頂

9:24 菰釣山山頂に到着(写真)。小休止。

狭い山頂にはテーブルや東海自然歩道の案内板、何かの観測用なのだろうかソーラーパネルが設置されている。
残念ながらガスで展望は全くないが、晴れていれば山中湖越しに富士山が見られるはずだ。

9:30 菰釣山山頂を出発。

往路を戻り避難小屋、ブナ沢乗越を過ぎると、笹が濃く道を覆い隠すようになるが、一部急坂はあるが比較的ゆるやかな道が続く。
朽ちたベンチのある1229ピークから急下降し、登り返してブナ沢ノ頭に立つ。道の途中に標識があるが、休憩できるような場所ではない。
その先から今日一番の急登が続き、南北に細長いピークに立ってさらにひと登りでベンチのあるピークに着く。

10:25 中ノ丸に到着。小休止。

展望はないものの菰釣山から小一時間と休憩にはちょうど良い。

10:30 中ノ丸を出発。

しばらくは小さなピークを幾つか越えるが、ゆるやかな道が続き高度を落として行く。

10:56 城ケ尾山に到着。昼食。

ピークと言うよりも、道の途中が低くなったような場所で、潅木に囲まれた草地である。潅木から何とか遠望はできるものの菰釣山のような展望は望めない。

11:35 城ケ尾山を出発。

ゆるやかに下り城ケ尾峠に降り立つ。指導標に畦ヶ丸まで2.8Kmとあり、休憩も含めた往復2時間半くらいだろうから、今の時間を考えると行って見てもいいかなと一瞬思ったりもした。しかし、丹沢方面からのコースでと思い直し下山にかかる。
ゆるやかな下り道だが、途中何ヶ所か崩壊気味の場所があり注意を要する。樹林帯に入ると斜面をジグザグに下るようになり、間もなく林道に下り立つ。

12:00 城ケ尾峠登り口に到着。

左に道を取り、ゲート、水晶橋と過ぎ、ひたすら林道を下って行く。キャンプ場の管理棟を過ぎると間もなく西沢林道にぶつかる。

12:33 道志の森キャンプ場駐車場に到着。


 感想

富士山の展望が得られないと、行程の半分以上が林道と言うあまり面白くない山行だ。
また曇り空ということもあり、登山者には二人しか出合わなかった。静かと言う点では申し分ないが、そういうものではないかも。。。