焼津アルプス 〜 高草山 501m 満観峰 （まんかんほう）407m 花沢山 449.2m 〜
◎ 山行情報
山行日 2007年1月7日（月） 晴れ
山頂所在地／山域 静岡県／東海
アクセス／出発地 車／瀬戸川多目的広場駐車場から周回
行程詳細 瀬戸川多目的広場駐車場（7:10-7:45）→ 登山口（8:48-8:53）→ 車道出合（9:33-9:38）→ 満観峰分岐（9:58）→
高草山山頂（10:10-10:15）→ 鞍掛峠（10:32）→ 満観峰山頂（11:24-11:40）→ 日本坂峠（12:25）→
花沢山山頂（12:52-13:22）→ 道了権現（14:03）→ かんぽ下（14:53）→ 瀬戸川多目的広場駐車場（15:28）
所要時間 行動時間：6時間42分 休憩時間：1時間1分 合計：7時間43分
◎ 山行記録
７：１０ 瀬戸川多目的広場駐車場に到着。
瀬戸川越しに焼津アルプスの全容が見渡せる。左の塔の見える高い山が高草山、すぐ右が満願峰、日本坂峠、花沢山と続く。
７：４５ 瀬戸川多目的広場駐車場を出発。
左に見える入江橋を渡りすぐに左に折れ、しばらくは土手沿いの道を進む。東名高速のガードをくぐったらすぐに右に折れ、高速沿いに進み２つ目の車道を左に折れる。前方にそびえる高草山に向かって道なりに歩く。
大きく右にカーブした先の防災センターを過ぎると三差路を左に入る。林叟院への標識がある。
しばらく進むと山小屋風のトイレがあり、その先の石柱のところでハイキングコースが分かれている。さらにその先で林叟院境内への道と林道が分岐しているが、間違えて林道の方に入ってしまった。少し先で送電塔の位置で間違いに気付き戻るが、２０分ほどのロスをした。
境内方面に進むとなかなかに立派な寺院であることがわかった。墓の横を進むと焼津市指定天然記念物のホルトノキがあるが、はじめて聞く名前だ。ネットで調べて見ると、ホルトノキはモガシとも呼ばれ、千葉県以西の本州、四国、九州、沖縄に分布する常緑高木で、樹高は10〜15m、6月から7月にかけて花をつける、とある。しかも、公園や街路樹などにも使われているらしく、結構知られているようだ。
すぐ先に砂防ダムがあり、左横に登山道が延びている。ここが登山口のようだ。
８：４８ 登山口に到着。小休止。
８：５３ 登山口を出発。
階段を上がると砂防ダムの上部に出てさらに上り、分岐を右下の沢に入る。竹林の中、沢沿いの上りからジグザグに変わり、竹林を抜けると前には茶畑が広がり、背後には焼津市街が一望できる。車道に出て右へ進み少し先で茶畑の中に入るが、再び車道に飛び出す。
９：３３ 車道出合に到着。小休止。
わずかだが風花が舞っている。それほどの寒さの中ジャケットを脱ぐ。
９：３８ 車道出合を出発。
右に少し歩いてすぐに右の短い急登の登山道に入るが、再度車道に出てまた登山道に入る。幅広い尾根道を上り、右に満願峰への分岐を見送ると間もなく無線中継塔が見えてくる。
 高草山山頂 |
１０：１０ 高草山山頂に到着（写真上）。小休止。
手前に高草山大権現の祠があり、その先に無線中継塔が立ちベンチとテーブルがある。地形図では山頂は少し先に記されているが、案内板ではここが山頂となっている。ただ、山頂の標識はない。展望も南側の焼津市街方面が望めるだけである。
１０：１５ 高草山山頂を出発。
往路を戻り、満願峰への分岐に入る。樹林帯の下りが続き、林道と出合う辺りで右に下る。
１０：３２ 鞍掛峠に到着。
左側に林道が走り、右は茶畑が広がる。いつの間にか風花がハッキリと見えるようになってきた。
林道の右に延びるゆるやかな上り下りの登山道を進む。林道を横切り、右に日本坂峠への分岐を見送ると、平坦なトラバース道が続く。分岐を右に折れると、風花から雪になった茶畑の中を進む。途中高草山への指導標がある分岐を左に入るとやがて広い山頂に飛び出す。
 満願峰山頂 |
 花沢山山頂 |
１１：２４ 満願峰山頂に到着（写真中）。昼食。
広くて展望の良い場所なのだが、あいにくと雪混じりの強風が吹いて吹雪の様相を呈してきた。おにぎり２個を大急ぎで腹に詰め込み、早々に引き上げることにする。登山者は次から次に訪れている。なかなか人気のあるコースのようだ。
１１：４０ 満願峰山頂を出発。
尾根上のを幾つものピークを越えて進むと、次第に雪も小やみになるが風は相変わらず強い。
日本坂峠からはやや荒れ気味の急登が続く。ゆるやかになる頃反射板が見えてくる。再び雪が強くなる。
１２：５２ 花沢山山頂に到着。コーヒタイム。
雪は降り続いているが、満願峰でできなかったコーヒータイムにする。が、さすがに雪になるだけあって素手になるとかなり寒さが身にしみる。
こはベンチとテーブルが２組あるものの、狭くて展望もほとんどない。
１３：２２ 花沢山山頂を出発。
すぐ先の分岐を右に進むと長い急下りの階段が続き、下り切ったところの左への分岐（石部方面）を見送り直進する。ここからは「かんぽ」を目標に進む。
強風は変わらないが雪は止み青空が広がり始めている。
上り下りの後道了権現を過ぎ、小さくジグザグを切って高度を下げる。右手に大日堂を見送りすぐ先の分岐を左に、さらに分岐を右に進むと、右手に高草山から満願峰が連なる。眼下には日本坂トンネルから東名高速や新幹線、東海道線など延びている。
１４：５３ かんぽ下に到着。
車道を右に道なりに進み、突き当たりを左に折れ東海道線沿いに道なりに進む。当日大橋を渡り、最初の信号を右に曲がると前方に河川敷の土手が見えてくる。
１５：２８ 瀬戸川多目的広場駐車場に到着。
◎ 感想
こんな低山でしかも出発時の天候を考えたら、大荒れの雪模様になるとは思っても見なかった。
行程としては長いが、急登があまりなく比較的歩きやすい。春にはスミレなどの花が咲くようなので、季節的には３月頃がいいかも知れない。