竜頭山

竜頭山 1,352.1m

 山行情報

山行日       2007年4月7日(土) 晴れのち曇りから小雨

山頂所在地/山域  静岡県/東海

アクセス/出発地  車/平和登山口から周回

行程詳細      平和登山口(7:45-8:00)→ 青ナギ(8:57-9:04)→ ソマ小屋コース・一般登山道分岐(9:10)→
          ソマ小屋(9:40-9:45)→ 尾根取付(10:24-10:30)→ あずまや(11:25-11:30)→ 竜頭山山頂(11:34-12:15)→
          ほうずき平(12:42)→ ソマ小屋コース・一般登山道分岐(13:32)→ 青ナギ(13:36-13:41)→ 平和登山口(14:25)

所要時間      行動時間:5時間16分 休憩時間:1時間9分 合計:6時間25分


 山行記録

7:45 平和登山口に到着。

登山口の路肩に数台の車が停められるスペースがあり、すでに3台ほど駐車している。

8:00 平和登山口を出発。

やたらに看板の立てられた登山口から樹林帯の中をゆるやかに登って行く。木橋や石積みを過ぎしばらく行くと湧き水の銀明水がある。この辺りから左下に渓流の音を聞きながら進み、鉄の橋を渡るとすぐに左に仙戸への分岐を見送る。ジグザグの短い急登から斜面をトラバース気味に登る。

8:57 青ナギに到着。小休止。

狭いコルにベンチが3つほどある。半血沢方面は崩壊して道がない。

9:04 青ナギを出発。

竜頭山からの尾根を巻くように左にゆるやかに登って行くと、5分ほどでソマ小屋コース・一般登山道分岐に出る。指導標には右が「杣小屋(そまごや)経由山頂 少し急坂 中級コース」となっている。
右に折れてしばらくは同じようなゆるやかな道が続くが、渓流を渡ると傾斜がきつくなり道も荒れ気味になる。

9:40 ソマ小屋に到着。小休止。

下から見ると十分に使えそうに見えるが、背後は朽ちている。

9:45 ソマ小屋を出発。

道はいっそう細くなり、小さくジグザグに急登し、細い沢を何度か渡る。再度渓流を渡った後、高度1000mの看板辺りで右手の木立の間から初めて展望が得られる。

10:24 尾根取付に到着。小休止。

地形図上の1045m辺りに出たものと思われる。右の青なぎ方面に続くと思われる道には行き止まりの看板が立てられている。

10:30 尾根取付を出発。

左に広い尾根が伸びる潅木の間を直線的に登って行くと、さらに左の竜頭山から伸びる細い尾根に乗る。高度1200mの先でさらに左に折れると、いったん傾斜はゆるむがすぐに短い急登となる。
地形図でも明らかな山頂前のゆるやかな傾斜に乗ると、左にあずまやと電波中継塔が見えてくる。右下でスーパー林道からの道と合わさり、岩の露出した尾根上を山頂に向かう。高度1300mの看板の手前にある大岩に上がって展望を楽しみ、ひと登りで細い尾根上に立つあずまやに出る。

11:25 あずまやに到着。小休止。

山頂方面以外の北東から南、西にかけて展望が広がる。特に北東から東にかけては南アルプスの聖岳、光岳、大無間山が続き、奥に富士山が見えるはずだが、この日は残念ながら富士山は見えなかった。

11:30 あずまやを出発。

周遊道路を渡った、電波中継塔の右横を進む。

竜頭山山頂

11:34 竜頭山山頂に到着(写真)。昼食。

木立に囲まれほとんど展望のない山頂には、三角点とベンチ、テーブルがある。周囲にはコバイケイソウが芽を出している。展望のないのとすぐ横に電波中継塔がそびえているためか、訪れる登山者は留まることなくあずまや方面に行ってしまう。雰囲気としてはそんなに悪くはないと思うのだが。。。

12:15 竜頭山山頂を出発。

そのまま直進しもう一つの電波中継塔まで下り、隠れピークを越え再び下って送電線の鉄塔が立つピークで左に折れる。ポツポツと雨粒が落ち始める中、遊歩道を2本横切った先にあるほうずき平の指導標を左に下って行く。
沢の中から沢沿いへとゆるやかに下って行くが、変化のない樹林帯が続き面白みがない。

13:32 ソマ小屋コース・一般登山道分岐に到着。

左へ折れ、往路を下る。

13:36 青なぎに到着。小休止。

登りでもここで出合い、山頂でも出合い、先に下山した登山者が休憩していた。

13:41 青なぎを出発。

14:25 平和登山口に到着。


 感想

低山ながら久々に本格的な山行だったが、思っていた以上に歩けたし、左足のくるぶしの痛みも出なかった。それほどの急登がないことも幸いしたのだろう。
携帯のGPSを試したが、バッテリーさえ持てば結構使えそうな感触を得た。位置計測の間隔を10分程度にするのがいいかも知れない。