竜ヶ岳

竜ヶ岳 1,099.3m

 山行情報

山行日       2007年11月2日(金) 曇り

山頂所在地/山域  三重県/近畿 鈴鹿山脈

アクセス/出発地  車/宇賀渓駐車場 裏道登山道入口から周回

行程詳細      宇賀渓駐車場(7:17-7:40)→ 裏道登山道入口(8:06)→ 分かれ滝(8:57)→ 治田峠分岐(10:00-10:05)→
          竜ヶ岳山頂(10:27-10:33)→ 重ね岩(11:00-11:55)→ 石榑峠(12:20)→ 砂山分岐(12:36)→
          長尾滝(12:55-13:10)→ 砂山分岐(13:20)→ 砂山(13:51)→ 宇賀渓駐車場(14:40)

所要時間      行動時間:5時間39分 休憩時間:1時間21分 合計:7時間


 山行記録

7:17 宇賀渓駐車場に到着。

国道421号線の落合橋を渡った左に8〜10台ほどの駐車場がある。

7:40 宇賀渓駐車場を出発。

すぐ先の国道との三差路を「歓迎 鈴鹿国定公園宇賀渓」のゲートがある右に入る。すぐに両脇に有料駐車場があり、右側にトイレがある。土産物屋を抜け、キャンプ場への分岐を右に進むとすぐに吊り橋とトイレがある。
しばらく鬱蒼とした樹林帯の中、未舗装路を歩くとあずまやが見えてくる。

8:06 裏道登山道入口に到着。

右の登山道に入ると鬱蒼とした雑木林の中、岩が露出したゆるやかな登りが続く。10分ちょっとで小さな尾根上に出て右へ辿る。暑くて長袖を脱ぐ。
すぐに尾根を乗り越し反対側の急斜面をトラバース気味にゆるやかに登って行く。支沢に架けられた丸太橋を幾つか渡り、沢に降り立つと渓流沿いに登って行く。
山林作業道への分岐を左に見送り右へ進み、斜面を登り沢を離れる。再び沢に入ると丸太橋があり、奥に分れ滝と呼ばれる小さな滝がある。
そのまま沢を詰め上げて行くと突然前方が開け、一面笹原となり、右上に遠足尾根が延びる。笹原の中高度を上げて行くと、背後には紅葉の始まった山間に桑名市から四日市市の街並みが広がる。気付かぬうちに遠足尾根との分岐を通りすぎてしまう。

10:00 治田峠分岐に到着。小休止。

風が吹き抜けジッとしていると寒い。

10:05 治田峠分岐を出発。

笹原の中を進むと、点在する木々はすっかり紅葉している。

竜ケ岳山頂

10:27 竜ヶ岳山頂に到着(写真)。小休止。

かなりの強風で寒い。広い山頂は展望も良く、風がなければノンビリとしたいところだ。

10:33 竜ヶ岳山頂を出発。

笹の尾根道をゆるやかに下るが、すぐに急下降が続く。

11:00 重ね岩に到着。昼食。

重なり合った花崗岩はさほど珍しくはないが、ここからは展望が良く、NTTの電波塔の先に八風峠や釈迦ケ岳、さらには御在所山が連なる。紅葉は始まったばかりで、緑の中に赤や黄色が点在する。
重ね岩の間で風を除けながら昼食を取っていると、山頂は相変わらずの強風なのだろう次々に登山者が下山してくる。

11:55 重ね岩を出発。

しばらくは滑りやすい花崗岩の砂礫の道をロープや木に掴まりながら急下降する。

12:20 石榑(いしくれ)峠に到着。

車道に降り立ち左に進むと、車幅制限のコンクリートブロックがあり車が2台駐車している。しばらく車道を下り2つ目の車幅制限を抜けて、指導標を左に入る。すぐに渓流を渡った後、何度も渡り返しながら植林の中を進む。堰堤を乗り越すと、砂山への分岐を左に見送り、沢の中の絶壁に架かる鉄バシゴを降りる。

12:55 長尾滝に到着。小休止。

あまり高さはないが、滝壺が広く滝らしい滝だ。

13:10 長尾滝を出発。

往路を砂山分岐まで戻り、左に入る。小さいジグザグの急登が続き尾根上に飛び出し、その後はアップダウンを繰り返しながら高度を下げる。
左上に花崗岩の岩場が見える分岐を左に取り、砂山(後で気付いたのだが)を過ぎる。砂山尾根道降り口を左の尾根道沿いに進むが、やがて合流し分岐をバス停方面に下ると、キャンプ場に降り立つ。キャンプ場内を通り、朝の分岐から土産物屋・駐車場と過ぎる。

14:40 宇賀渓駐車場に到着。


 感想

残念ながら山頂は強風ですぐに退散したが、天候に恵まれれば広く展望も良いのでぜひノンビリとしたい。また、山頂から下山道にかけては紅葉も見どころで、山頂前後の笹道と重ね岩なら展望も開けている。
滝は二つ見られるが、分れ滝はそれとは気付かないが、長尾滝はそれなりに楽しめるかも知れない。とは言っても、あまり期待を持つとガッカリするか。。。