御在所山 1,209.4m
◎ 山行情報
山行日 2007年5月3日(木) 快晴
山頂所在地/山域 三重県/近畿 鈴鹿山脈
アクセス/出発地 車/裏道登山口駐車場 裏登山道入口〜中登山道口
行程詳細 裏道登山口駐車場(6:50-7:15)→ 裏登山道入口(7:17)→ 中道分岐(7:42)→ 藤内小屋(7:53-8:00)→
天狗の踊場分岐(8:08)→ 藤内壁出合(8:35-8:40)→ 六合目(8:57-9:07)→ 国見峠(9:30)→
朝陽台広場(9:56-10:06)→ 御在所山山頂(10:25-11:35)→ 中道分岐(11:48)→ 地蔵岩(12:55)→
おばれ岩(13:00-13:10)→ 中登山道口(13:30)→ 裏道登山口駐車場(13:45)
所要時間 行動時間:4時間32分 休憩時間:1時間58分 合計:6時間30分
◎ 山行記録
6:50 裏道登山口駐車場に到着。
鈴鹿スカイラインに乗り、蒼滝大橋の先の登山口の駐車場が混んでいるため、トンネル先の駐車場に止める。登山口まで歩いても2分ほどなので、狭い登山口に止めるよりも広々としたこちらの方が良い。
7:15 裏道登山口駐車場を出発。
右に進みトンネルを抜け裏登山道入口を左に入る。すぐ先は広くなっていて、右から湯の山温泉からの道が合流する。
渓流沿いを支沢に架かる鉄の橋をいくつか渡り、花崗岩の砂礫を踏みしめながらゆるやかに登る。こじんまりとした日向小屋を見送り、よんの渡しを渡ると、湧水がありノドを潤す。
岩場が連続する道を進むと左に中道への分岐を見送り、間もなく藤内小屋に着く。
7:53 藤内小屋に到着。小休止。
日向小屋と違って大きな小屋で、玄関先にはベンチが備え付けられ休憩することができる。
8:00 藤内小屋を出発。
小屋の横を通り分岐を左へ、少し先に左に天狗の踊場の標識に従って巨岩の中を探すが見つからず、引き返して先に進む。
渓流を渡ると水場があり、顔を洗う。気持ちがいい。五合目の道標を見ると、ほどなく藤内壁出合に出る。
8:35 藤内壁出合に到着。小休止。
枝の間から正面に大きな岩壁が見えるが、あれが藤内壁なのだろうか。
8:40 藤内壁出合を出発。
岩のゴロゴロする道を上る。
8:57 六合目に到着。小休止。
逆光気味の南側の斜面にアカヤシオが満開に咲いている。岩と緑と赤のコントラストが素晴らしい。
9:07 六合目を出発。
岩場が続き、七合目を過ぎスミレやアカヤシオ見られ始めると、岩場から平坦な笹道となり分岐のある国見峠に飛び出す。左に折れ、潅木の中のU字にえぐられた砂礫の道をゆるやかに登る。
九合目の左に展望台があり、左に御在所山、中央に見えるのは国見岳だろうか、とにかく素晴らしい展望が開ける。中道方面に進み、左に中道の分岐を見送る。
9:56 朝陽台広場に到着。小休止。
休憩所や雨量レーダー、展望場所などがあり、すぐ下にロープウエイ駅があることも手伝って観光客がひしめく。
10:06 朝陽台広場を出発。
御在所山山頂 |
地蔵岩 |
おばれ岩 |
往路を九合目まで戻り、直進する。レストラン前から右のミズバショウ園を訪れミズバショウを堪能する。戻って舗装路を進み、途中の階段を右に登る。
10:25 御在所山山頂に到着(写真上)。昼食。
一等三角点はクサリに囲まれて触ることはできない。広くてベンチも多いが、それ以上に人が多くて良い場所はすべて占領されている。すぐ先に岩場の展望台があり、風がやや強いが展望は最高だ。
山頂から少し下ったあずまやで昼食にする。この辺りはハルリンドウの群生が目立つ。
11:35 御在所山山頂を出発。
11:48 中道分岐に到着。
左へ下るとすぐに岩場の展望所があり、ロープウエイの向こうに鎌ヶ岳が存在を誇示する。
ロープや鎖の急下りや岩場が連続し、その途中途中にには展望場所があり一息入れられる。山頂方面を見上げる斜面には今を盛りにアカヤシオの赤が目立つ。
巨岩が積み重なった地蔵岩(写真中)を過ぎ、寄り添うようなおばれ岩に至る。
13:00 おばれ岩に到着(写真下)。小休止。撮影。
2枚の巨大な花崗岩が斜めにより重なってバランスしている様は感動的でさえある。
13:10 おばれ岩を出発。
少し先で裏道への分岐を左に見送り右へと下る。花崗岩の砂礫の登山道を下るうちに、少数ながらイワカガミを見つける。
13:30 中登山道口に到着。
すぐ先で鈴鹿スカイラインに出ると左に下る。車でいっぱいの路肩を歩く。
13:45 裏道登山口駐車場に到着。
◎ 感想
登りに使った裏登山道は登山の雰囲気を味わわせてくれる静かな登山道である。南斜面に咲くアカヤシオは登りのハイライトだろう。それが九合目からは一変して観光地化してしまうが、それもしょうがないのかも知れない。
下山路の中登山道は途中の展望場所からのアカヤシオと地蔵岩、おばれ岩は下りのハイライトだ。