妙義山

妙義山 1,103.8m

 山行情報

山行日       2006年11月3日(金) 晴れ

山頂所在地/山域  群馬県/関東

アクセス/出発地  車/妙義町登山者専用駐車 妙義神社~金鶏橋脇登山口

行程詳細      妙義町登山者専用駐車(8:20-8:30)→ 道の駅みょうぎ(8:35-8:40)→ 妙義神社(8:53)→ 大の字(9:33-9:43)→
          第一見晴台(10:32)→ 第二見晴台(10:50)→ タルワキ沢分岐(11:00)→ 本読みの僧(11:12)→
          あずまや(11:30-12;30)→ 大砲岩(13:10-13:30)→ 第四石門(13:35)→ 第一石門(13:51)→
          かにの横ばい(13:52-14:12)→ 第二石門(14:24)→ 石門群登山道入口(14:38)→ 金鶏橋登山道入口(15:08)→
          妙義町登山者専用駐車(15:30)

所要時間      行動時間:4時間55分 休憩時間:2時間5分 合計:7時間


 山行記録

8:20 妙義町登山者専用駐車に到着。

イベントがあるらしく今日は下の登山者専用の駐車場を案内された。舗装はされていないがかなり広い駐車場だ。

8:30 妙義町登山者専用駐車を出発。

車道を渡り正面の階段を上がる。目の前にはゴツゴツした妙義山が大きい。中腹の「大」が一際目立つ。

8:35 道の駅みょうぎに到着。トイレ休憩。

8:40 道の駅みょうぎを出発。

右に進み大鳥居をくぐり社務所の前を進むと、正面に妙義山登山マップと登山ポストがある。左は妙義神社本殿を通り第一見晴台方面に続く。右の大の字方面に進む。すぐに雑木林の中を矢印に従ってゆるやかに上るが、やがて傾斜が増しクサリ場を2ヶ所過ぎ、クサリの張られた巨大な岩を上る。

9:33 大の字に到着。小休止。

数人が上れば一杯になるくらいの狭い岩場だが、展望は良い。
眼下には道の駅を始め妙義の町が一望できる。残念ながら遠景は霞みが掛かりはっきりしないが、おそらく両神山を始めとする秩父の山々が見えるに違いない。

9:43 大の字を出発。

大の字

岩を降りその先のクサリ場を下らずに左へ進みゆるやかに上って行く。上級コースとなる奥の院への分岐を左に折れ、しばらくは下りが続く。
岩場に横に張られたクサリを過ぎ、分岐を左へ進む。木立の間から背後に登山者の立つ大の字(写真上)が見える。
妙義神社への分岐を右に折れると、すぐ先に第一見晴台がある。大の字ほどではないが展望は良い。
支尾根を回り込むように進むと大黒の滝があるが、水流は細く滝とは言いがたい。ゆるやかな上りから鉄の橋を渡り、さらに進むと左に第二見晴台がある。ここからは白雲山の稜線を望むことができる。
左は通行止め、右は上級者コースとなっているタルワキ沢分岐を直進する。枯れ葉の積もった平坦路から岩場や丸太止めの階段、岩がかぶさるように突き出た道など結構楽しめる。
本を読んでいる姿をした小さな地蔵が祀られている本読みの僧(中間点)を過ぎると、時々石段になった上りが続く。

11:30 あずまやに到着。昼食。

あまり広くない場所に小さなあずまやがあるが、すでに多くの人が休憩をしている。あずまやには次から次に人が訪れ空くことがない。
少し下がった斜面で昼食を取る。

12:30 あずまやを出発。

ジグザグの急登から丸太止めの階段が続くが、途中に真っ赤に染まったモミジがあり足を止める。
両端が鋭く切れ落ちているため鉄バシゴが掛けられている尾根を過ぎ(でも「関東ふれあいの道」なのだが)、下りの岩沿いの道となる。「東岳の直下」の道標に上を見上げると、尖った岩山が見える。やがて分岐に出る。

13:10 大砲岩に到着。小休止。

大砲岩は分岐の先に岩場からクサリを伝って降り、その先の岩を上がったところで、ほかに胎内くぐりや天狗のひょうていなどがある。

13:30 大砲岩を出発。

最初の岩場の手前を左に下ると先ほどの登山道にぶつかる。すぐ先には巨大な第四石門があり、その先があずまやなどの休憩場所になっていることもあり多くの人が休憩している。その先で分岐となり右に行くと第二石門なのだが、渋滞しているとのことで道標に従って迂回路となる左に進み、第一石門へと向かう。
石門群登山道入口との分岐を右に折れると、これも巨大な第一石門があり、くぐって上ると右手に小さな第二石門が見える。

13:52 かにの横ばいに到着。渋滞待ち。

渋滞でタップリ20分ほど待たされる。

14:12 かにの横ばいを出発。

かにの横ばいからクサリにつかまって登る。

14:13 かにの縦ばいに到着。渋滞待ち。

また10分ほど待たされる。

かにの縦ばいから第二石門くぐり

14:23 かにの縦ばいを出発。

かにの縦ばいを上がり、人1人がやっと通れるくらいの幅の第二石門をくぐり抜ける(写真下)と、4〜5mほどの下りをクサリにつかまりながら下る。これと言って難しいところはないのに、なぜ渋滞するのかわからない。
先ほどの迂回路を下る。石門群登山道入口分岐を先ほどとは反対の左に折れると、すぐに県道に飛び出す。

14:38 石門群登山道入口に到着。

左に進み2つ目の右カーブで左に入ると、すぐに一本杉があり、目の前に筆頭岩が聳える。

15:07 金鶏橋登山道入口に到着。

20分ほどの車道歩きの後、大きな右カーブで左に入りすぐに道標に従って右下へ入る。

15:30 妙義町登山者専用駐車に到着。


 感想

大の字に至る道から第一見晴台以外は観光客が多く、登山の雰囲気ではない。とは言うものの山腹の道は岩場や鉄バシゴ、クサリ場など注意の必要な場所もあるのに普段着のままの人も多い。怪我人が出ないのが不思議なくらいだ。
今回は上級コースは入らなかったが、次は上級コースだけを回って見よう。