千葉山 496m
◎ 山行情報
山行日 2006年11月25日(土) 曇りのち快晴
山頂所在地/山域 静岡県/東海
アクセス/出発地 車/尾川集落路肩駐車 尾川丁仏参道入口から周回
行程詳細 尾川集落路肩(7:20-8:15)→ 尾川丁仏参道入口(8:21)→ 地蔵堂(9:10-9:20)→ 亀石(9:36)→
智満寺(9:58-10:12)→ 千葉山山頂(10:40-10:54)→ 智満寺(11:04)→ 千葉山山頂(11:19-11:31)→
ペンションどうだん原(11:48-11:53)→ どうだん原(12:05-12:55)→ 柏原(13:35-13:40)→ 県道出合(14:00)→
休憩地(15:15-15:20)→ 林道分岐(15:25)→ 県道(15:52)→ 尾川集落路肩(15:55)
所要時間 行動時間:5時間45分 休憩時間:1時間55分 合計:7時間40分
◎ 山行記録
7:20 尾川集落路肩に駐車。
尾川丁仏参道入口がなかなか見つからなかった。地形図からは駐車している辺りに入口があるはずなのだが。。。
探しに探して、5分ほど戻ったこの辺りにしては大きな交差点にあった。
8:15 尾川集落路肩を出発。
交差点左の角にある地蔵の収まった祠の先の脇道入口に尾川丁仏参道入口はあり、智満寺までの案内板がある。案内板の掲げられた石段を上ると左にチラホラと花が咲く茶畑が広がり、すぐ先から鬱蒼とした雑木林の続く尾根道に入る。
いたるところに赤い前掛けが掛けられた石仏が見られ、しかも花が手向けられている。今でも熱心な信者がいるのだろう。
いったん雑木林を抜け左に茶畑のある分岐を右に進むと、再び雑木林の中の上りとなりしばらく続く。
9:10 地蔵堂に到着。小休止。
307.5ピークの手前で、左右に舗装路が延び、前方には茶畑が広がる。少し大きめの石仏が2体小屋の中に鎮座している。
9:20 地蔵堂を出発。
右へゆるやかな下りを進む。いつの間にか空は晴れ渡って、見える範囲には雲一つない快晴となったが、風が強くなってきた。この坂道は椎の木坂と言うらしく、途中には縁結びの杉がある。前方に車道が見え始めた辺りで石垣の上に上がる。
9:36 亀石に到着。
大きな亀石とその謂れが書かれた案内板がある。
車道に下り立ち15分ほど歩くと右から県道に続く車道が合わさり、すぐ先に千葉山智満寺の山道がある。霊水の滝の横から石段を上り、仁王門、中門と過ぎ、茅葺き屋根の本堂のある境内に着く。
9:58 智満寺本堂に到着。撮影。
右には鐘楼堂があり、周囲は杉の大木が目立つ。茅葺きの屋根は趣があり、境内も杉などの巨木に囲まれているためか静かで落ち着きを感じる。時間的に早いのか、訪れている人はカメラ片手の女性が1人だけだった。
10:12 智満寺本堂を出発。
ここで大きな間違いを犯す。境内の案内板を見て感覚だけで行き先を決めたため、道と建物を間違えてしまった。本堂の左横にある薬師堂を日吉神社と勝手に思い込んでしまい、下山側から上ってしまった。磁石でちょっと確認すれば何でもないのに、それを怠ってしまったのである。
では間違えた道順を。。。
日吉神社と間違えた薬師堂の横から千葉山ハイキングコース入口の指導標(これも間違いの元だったのだ)に従い進む。いくつかの分岐を見送りながら尾根を巻くように進むが、かなり進んでから何となくおかしいと思い始める。
どうだん原への分岐を反対の右に進むと、やや短く急登があり、その後はほとんど平坦な道が続く。この辺りで下山道を上っていると気付いた。
10:40 千葉山山頂に到着。小休止。
山頂からは全く展望はないが、奥の院と杉の巨木が数本ある。智満寺の十本杉の内大杉、だるま杉、開山杉、雷杉、常胤杉の5本を確認できた。
心残りのないように当初の登山道を確認することにした。
10:54 千葉山山頂を出発。
日吉神社を目差して下る。周囲はやはり杉の大木が目立つ。
11:04 智満寺本堂に到着。
正しくは本堂の右を上るルートだが、左側の薬師堂との間からでも良かったのだ。登り口には奥の院阿修羅坊大権現の指導標がある。
5分足らずで杉の巨木に囲まれた日吉神社があり、鳥居、石仏の祀られた祠などを過ぎて上って行く。
千葉山山頂 |
11:19 千葉山山頂に到着(写真上)。撮影。
結局は、道を間違えたことによる時間のロスは40分足らずだった。
11:31 千葉山山頂を出発。
間違えて上った道を下る。分岐を左へ折れ、短い急下りを過ぎどうだん原方面に進む。車道を右に見て、Uターン気味に左に上がるとペンションに続く吊り橋がある。
11:48 ペンションどうだん原に到着。撮影。
ペンションの前からは左に尾川丁仏参道のある尾根、前方には尾川の里山とその奥に駿河湾、右には矢倉山が広がる。
11:53 ペンションどうだん原を出発。
ペンション右横のハイキングコースをゆるやかに下って行く。観光客が多い。一本道で起伏もないし、この程度のコースなら問題ないが。。。
ドウダンツツジの紅葉 |
12:05 どうだん原に到着。昼食。
うわさ通りドウダンツツジ(写真下)は真っ赤に紅葉しているが、見た目はややまばらな感じがする。しかし、後で写真を確認すると結構行けてた。少ないながらリンドウも盛りだ。ここにはトイレがあり、狭いながらも休憩用のベンチもある。
12:55 どうだん原を出発。
すぐ先の伊太田代への分岐を左に見送り、雑木林の中をゆるやかに下る。鉄塔を過ぎ左コースに入るとすぐに2つ目の鉄塔があり、その先で右コースと合流する。しばらくは鬱蒼とした雑木林の中の下りが続き、いったんゆるい上りに転じる。雑木林を抜けて下った後、笹混じりの上りとなり視界の開けた原っぱに飛び出す。
13:35 柏原に到着。小休止。
展望が良い。眼下には大井川に架かる工事中の第2東名、その先に島田市島の街並みが広がる。
13:40 柏原を出発。
大井川に向かって急下りが続いた後、ゆるやかになる頃分岐を右に見送る。鉄塔を2本過ぎると工事中の第2東名が間近になり、すぐに民家の前に飛び出す。先の原っぱから左に下り、さらに沢杉神社の横を下ると県道に下り立つ。
14:00 県道出合。
左に折れしばらくは県道を歩き、北中を過ぎ橋を渡り2つ目の道を入る。道なりに進み左からの道と合わさった先で右に入る。さらに右に茶畑を見て左に入る。突き当たりを(伊太小)右に、最初の道を左に折れ伊太小とテニスコートの間を進み、橋を渡る。
左カーブの先で住宅街の道を1本過ぎた先を右に上がる。しばらくは茶畑の中を進み、やがて雑木林に入る。分岐を左に進むと林道に飛び出し、左に進みしばらくは道なりに進む。
15:15 休憩地に到着。小休止。
15:20 休憩地を出発。
茶畑の中左に矢倉山が大きい。林道分岐で直進左の道に入る。下りの林道ひたすら北上する。
15:52 県道に出て右へ進む。
15:55 尾川集落路肩に到着。
◎ 感想
赤松で駐車場所が見つからないときは、ちょっと心配になったが、山行を終えて見るとなかなか楽しかった。赤松から尾川までは地形図で道を探しながらとなったが、それがいまは一番思い出される。
距離的には17Km以上と異例の長さだったが、急登がほとんどなく歩きやすい山行だった。