棒ノ嶺(棒ノ折山)

棒ノ嶺(棒ノ折山) 969m

 山行情報

山行日       2005年9月17日(土) 快晴

山頂所在地/山域  埼玉県/奥秩父山塊

アクセス/出発地  車/入間川河川広場駐車場 名栗登山口から周回

行程詳細      入間川河川広場駐車場(7:51-8:12)→ 有間ダム(8;25)→ 白谷沢登山口(8:37)→ 藤懸の滝(8:57)→
          天狗の滝(9:06)→ 白孔雀の滝(9:15)→ 林道大名栗線(9:40-9:55)→ 岩茸石(10:05-10:20)→
          権次入峠(10:40-10:45)→ 棒ノ嶺山頂(10:58-12:30)→ 権次入峠(12:39)→ 岩茸石(12:51)→
          白地平(13:08-13:18)→ 入間川河川広場駐車場(14:10)

所要時間      行動時間:3時間41分 休憩時間:2時間17分 合計:5時間58分


 山行記録

7:51 入間川河川広場駐車場に到着。

公衆トイレの前が数台の駐車スペースとなっている。

8:12 入間川河川広場駐車場を出発。

車道を名栗湖へ向かい、さわらびの湯への道を左に見送る。有間ダムを渡り名栗湖南岸を進み、白谷橋を渡った左手に登山口がある。

8:37 白谷沢登山口に到着。

白谷の泉という湧水があり、水を補給できる。
10名ほどの団体が同時に到着したため、先陣を切ることにした。登山口からは植林帯が続き、ゆるやかにトラバースする。左下の渓流の音と鳥のさえずりだけが聞こえてくる。支沢を渡る。
藤懸の滝から沢に入り、飛び石で水流を渡ることも多くなり、次第に両岸が迫ってくるゴルジュとなる。
天狗の滝の上の先にはクサリ場があり、一気に上る。
最も勢いも落差も大きい白孔雀の滝を過ぎ、沢の中から抜け出し、沢沿いの道となりしばらく進む。

9:40 林道大名栗線に到着。小休止。

反対側に空き地(あずまや跡か?)があり、渓流を渡ったところにはベンチもある。

9:55 林道大名栗線を出発。

短い丸太の階段を急登し、その後は整備された登山道をゆるやかに上る。

10:05 岩茸石に到着。小休止。

尾根上に巨岩が陣取った分岐で、直進すると湯基入(とうぎり)林道に下り立ち、左は今日の下山道となる滝ノ平尾根が続く。

10:20 岩茸石を出発。

右に折れ尾根伝いに権次入峠を目差す。短い丸太の階段を急登しベンチとテーブルのある休憩場を通り過ぎ、途中からは木の根と岩の露出した道となり歩き難い。再び丸太の階段を急登する。

10:40 権次入峠(ごんじりとうげ)に到着。小休止。

樹林に囲まれてはいるが、北東方面が開け名栗湖やその奥に金比羅山、子の権現などが見て取れる。また数台のベンチがあり、休憩には持って来いである。

10:45 権次入峠を出発。

山頂まで長い丸太の階段が続く。

棒ノ嶺(棒ノ折山)山頂

10:58 棒ノ嶺(棒ノ折山)山頂に到着(写真)。昼食。

ススキに囲まれた広い山頂にはあずまやと多数のベンチ、コース略図、展望図などがある。また、北から東にかけて奥武蔵の山並みが広がり、ユックリと休憩を取るには最高である。棒ノ折山とも言うらしい。そして、ここでも秋を感じさせるように赤とんぼが乱舞している。
あずまやで一緒になった二人組と話し込む。1人はベテランでホームページを作っているらしく、もう一方は今日が初めての登山のようだ。

12:30 棒ノ嶺(棒ノ折山)山頂を出発。

往路を戻る。

12:51 岩茸石に到着。

ここからは石の裏へと抜け滝ノ平尾根を下る。一端下ってからゆるやかに上り返し地形図の727のピークに立つ。下ってすぐに林道を横切る。

13:08 白地平に到着。小休止。

狭い場所にベンチがあり、南東側が開ける。ラジコン専用の飛ばし台があり立ち入り禁止となっている。

13:18 白地平を出発。

さらに下りが続き2度林道を横切る。「河又1.9Km」の指導標から右の支尾根に入り急下りとなる。
ややゆるむと、浮き石が目立つ道がしばらく続くようになる。突然民家の横に飛び出し赤い橋を渡り、右に折れて進むと駐車場が見えてくる。

14:10 入間川河川広場駐車場に到着。


 感想

あまり期待していなかった山行だったが、出だしにダム、前半は沢登っぽくそして3つの滝を楽しみ、山頂では展望とユッタリ感を、下りは尾根道と変化があり楽しめた。全体的にも急な登りも短く、比較的楽な山行である。
今回は行かなかったが、下山後はすぐそばに温泉もあり至れり尽くせりである。実はその温泉GWに伊豆ヶ岳、大持山、小持山に登った時に来たのだが、超満員で札止めになっていたのである。