荒倉山(積雪期)

荒倉山 1,132m(積雪期)

 山行情報

山行日       2005年2月5日(土) 快晴

山頂所在地/山域  山梨県/南アルプス前衛

アクセス/出発地  車/午頭島公園駐車場から往復

行程詳細      午頭島公園駐車場(8:30-9:00)→ 平川峠(10:00-10:20)→ 車道終点(10:44)→ 荒倉山山頂(11:17-13:05)→
          車道終点(13:30)→ 平川峠(14:07-14:10)→ 宋泉院(15:28-15:35)→ 午頭島公園駐車場(16:00)

所要時間      行動時間:4時間42分 休憩時間:2時間18分 合計:7時間


 山行記録

8:30 午頭島公園駐車場に到着。

2〜3台駐車しているが、登山者かどうかはわからない。駐車場からは荒倉山とその向こうに鳳凰山が見えている。

9:00 午頭島公園駐車場を出発。

駐車場を出て左に進み、国道20号線に平行する横断歩道を渡る。JAと「まるのや」商店の間の車道に入り、民家の間を進み寺沢橋を渡り左に進む。円野保育園の先を右に(指導標あり)入り直進し、道なりに左にカーブする。曲がり切ると右に車道をショートカットする脇道があるが、すぐに車道に戻り左へ進む。
指導標に従い合掌造りのような家の右の道に入り、三差路を左へ、すぐ先を右に入る。道端の石仏を見ながら進むと右に竜珠院が見え舗装が途切れる。すぐ先の円池分岐を左下に進むと、展望のない雑木林の登山道が続く。小さな祠の先の分岐を道なりに右に進み、さらに下円井方面への分岐を左に見送る。
残雪や荒れた路面、落ち葉の降り積もった道など、展望のないぶん路面の変化で楽しませてくれる。

10:00 平川峠に到着。小休止。

左右に荒倉林道が伸び、正面には地蔵ヶ岳が見え、オベリスクもハッキリ見て取れる。

10:20 平川峠を出発。

荒倉山山頂
鳳凰三山

雪の降り積もった林道を左に進み、右の登山道に入る。しばらく雪の登山道を歩き、再び林道に出て右に進みカーブを2つ過ぎる。
林道終点のすぐ先で右に上がり、登山道に入る。小さなジグザグを上り尾根に乗り、さらにジグザグを繰り返した後、しばらくゆるやかな尾根を進む。

11:17 荒倉山山頂に到着(写真上)。昼食。

山頂をしめす指導標はあるものの、木立に囲まれおよそ山頂らしくない。しかも一面雪に覆われ休憩もままならない。
少し直進し西側の斜面はあまり雪もなく、鳳凰三山(写真下)が眼前にそびえる。周囲の木立に遮られるおかげで、風もほとんどなく快適に過ごせる。

13:05 荒倉山山頂を出発。

往路を戻る途中で八ヶ岳が見通せるポイントで撮影。

13:30 林道終点に到着。

そのまま林道を下り、登山道分岐を直進すると突然富士山が姿を現す。しばらくは木立の間から富士山や八ヶ岳、茅ケ岳、甲斐駒ケ岳を見ながら林道を歩く。

14:07 平川峠に到着。小休止。

14:10 平川峠を出発。

林道を直進。少し先で後ろに荒倉山全体を見渡せる場所がある。また、ときどき鳳凰三山が見られるが逆光になってしまっている。後半は八ヶ岳、茅ケ岳が見えてくるが木立がジャマで完全に見通せる場所は少ない。
北側に回り込むと路面もアイスバーンになりスリップに注意が必要だ。さらに進み東面に回り込むと富士山とそれに連なる山々が一望できる場所がある。円池分岐を右に見送ると舗装路となり宗泉院が左に見えてくる。

15:28 宗泉院に到着。小休止。

15:35 宗泉院を出発。

しばらく単調な林道歩きが続き、子育地蔵の先で車道に出る。左に八ヶ岳、右に富士山が姿を見せる。右に折れすぐにガードレールの切れ目を左に入り、用水路沿いを進む。一度用水路を渡ると寺沢橋に出て直進すると、国道との交差点に出る。

16:00 午頭島公園駐車場に到着。


 感想

出会った登山者は夫婦と思われる2人連れだけ。この時期は登る山ではないのだろうか?
後半はほとんど林道歩きなのだが、富士山や、八ヶ岳、甲斐駒ケ岳などが目を楽しませてくれる。
山頂は全く面白みがないのだが、それでもなぜかある程度の満足感があった。不思議な山だ。
下りの宗泉院の先からあちこちに切った木を積み重ねてシートをかぶせてあるのが目に付くようになる。中を覗き込み注意書きを見ると、なんと害虫駆除だった。なるほどねエ。