皇海山

皇海山 2,168.9m

 山行情報

山行日       2004年11月7日(日) 快晴

山頂所在地/山域  群馬県・栃木県/関東 足尾山地

アクセス/出発地  車/皇海橋駐車場 皇海山登山道入口から往復

行程詳細      皇海橋駐車場(8:06-8:30)→ 皇海山登山道入口(8:28)→ 不動沢のコル(9:56-10:06)→ 平坦地(10:16-10:30)→
          皇海山山頂(11:00-11:50)→ 平坦地(12:08-12:14)→ 不動沢のコル(12:24)→ 鋸山山頂(12:59-13:15)→
          不動沢のコル(14:00-14:05)→ 皇海山登山道入口(15:13)→ 皇海橋駐車場(15:18)

所要時間      行動時間:4時間57分 休憩時間:1時間51分 合計:6時間48分


 山行記録

8:06 皇海橋駐車場に到着。

すでに10台ほどの車があり、8割方ふさがっている。奥にトイレがあり、周りの紅葉が素晴らしい。

8:30 皇海橋駐車場を出発。

駐車場を出て皇海橋を渡ると、左に林道の支線が分かれ、皇海山登山道入口の標柱が立っている。幹線林道の右にも若干の駐車スペースがあり、車が停まっている。支線に入り正面に鋸山を見ながら、朝の冷たい空気を思いっ切り吸い込む。
道標のある右カーブの頂点から左の登山道に入り、カラマツ林を抜けて渓流を岩伝いに渡る。クマザサの生い茂るカラマツ林で何度か細い清流を渡り返すと、沢の中を登るようになる。さらに清流を何度か渡り返すと、沢底を進むようになり、右の斜面にロープが掛けられた新道を見送る。
旧道となる狭い沢の赤テープをたどれば、次第に急斜面を木に掴りながらのつめ、稜線上のコルに飛び出す。

9:56 不動沢のコルに到着。小休止。

南側に鋸山が良く見える。

10:06 不動沢のコルを出発。

稜線上のシラビソやダケカンバなどの樹林帯を急登する。

10:16 平坦地に到着。小休止。

青銅の剣
皇海山山頂

笹原に立ち枯れの木が目立つちょっと開けた場所で、鋸山から南西方面が一望できる。
立ち枯れの木は、標高が高いため水分を吸い上げ切れずに枯れてしまうのだというが、なぜそんなところに木が育つのか、自然の不思議を感じた。
ここで迂闊にもカメラのレンズキャップを紛失してしまう。

10:30 平坦地を出発。

すぐに樹林帯の急登が始まり、短い岩場や青銅の剣(写真上)を過ぎると山頂に飛び出す。

11:00 皇海山山頂に到着(写真中)。昼食。

三角点や標柱のある山頂は狭く、樹林に囲まれ展望も良くない。多くの登山者が食事中なため、混雑する山頂を避け北側に少し下がったところで昼食を取る。

11:50 皇海山山頂を出発。

往路を戻る。

12:08 平坦地に到着。小休止。

心残りだったレンズキャップを発見。

12:14 平坦地を出発。

12:24 不動沢のコルに到着。

そのまま直進し鋸山を目指す。皇海山への登りと同じような樹林が続き、アップダウンを繰り返し、直下の急登に差し掛かる。展望の良い短かいが取っ掛かりの少ない岩場やロープのある岩場を越える。

鋸山山頂

12:59 鋸山山頂に到着(写真下)。小休止。

3名グループが昼食を取っていた。山頂は皇海山よりは若干広い程度だが、360度の展望が開ける。それなのになぜ皇海山のほうが人気があるのだろうか。

13:15 鋸山山頂を出発。

往路を戻るだけだったが、ロープの岩場からなぜか西側の斜面に降りてしまった。すぐに気付き鉄則通り尾根を目指して登り事なきを得た。時間的にも10分ほどのロスで済んだ。

14:00 不動沢のコルに到着。小休止。

団体が出発したところだったので、小休止を取る。

14:05 不動沢のコルを出発。

新道に入る。道はハッキリしているものの、かなりの急下降で、下りはまだ何とかなるが、登りは整備されている分掴る木などがなく苦労しそうだ。その後ロープのある場所から沢に降りて往路をたどる。

15:13 皇海山登山道入口に到着。

15:18 皇海橋駐車場に到着。


 感想

気が付けば今日はタオルを使わずに済んだ。そして、2日連続の山行にも、足の方は快調だった。
反省点は鋸山からの下りで着地点を間違えたことだ。とは言っても、いつの間にか西の斜面に降りていて、どこをどう間違えたのか思い当たらない。。。それはそれで問題なのだが。。。すぐに尾根を目指して登り返したのは良しとしよう。