修禅寺奥の院めぐり
◎ 山行情報
山行日 2004年11月25日(木) 快晴
山頂所在地/山域 静岡県/伊豆半島
アクセス/出発地 電車/伊豆箱根鉄道修善寺駅から周回
行程詳細 伊豆箱根鉄道修善寺駅(9:43)→ 十三士の墓(10:30-10:35)→ 源義経像(11:02-11:07)→ 指月殿(11:17-11:30)→
修禅寺奥の院(12:33-12:38)→ 桂大師(13:13-13:50)→ 修禅寺奥の院(14:17)→ 源範頼の墓(15:11-15:16)→
竹林の小径(15:31)→ 修禅寺(15:36-15:56)→ 伊豆箱根鉄道修善寺駅(16:30)
所要時間 行動時間:5時間17分 休憩時間:1時間30分 合計:6時間47分
◎ 山行記録
9:43 伊豆箱根鉄道修善寺駅を出発。
駅前の道路を右に進み、途中のコンビニで食料と飲料水を購入する。
突き当たりの県道を右に進み、見慣れた赤い修善寺橋を渡って、国道414号線を下田・松崎方面に向かう。すぐに右手に現れる横瀬八幡神社で安全を祈願し、境内の左から国道に戻る。周囲の山々は少し色づいているものの紅葉はこれからのようだ。
修善寺ICを通過し修善寺総合会館(郷土資料館)の先を左に入ると、十三士の墓への道標があるので、御幸橋を渡り道なりに行く。さらに十三士の墓への道標を左に入りジグザグに登って行く。
10:30 十三士の墓に到着。小休止。
背後の崖が崩れ、案内板や墓自体が壊され無残な状態になっている。
源頼朝の跡を継いだ頼家は、北条との対立で修善寺に幽閉、暗殺される。そのことに対し謀反を企てた頼家の家臣ではあったが、事前に事が発覚し殺されてしまう。その家臣13名の墓とされている。
10:35 十三士の墓を出発。
元の道を先に進み、2つ先の路地の源義経像への道標を左に入る。急坂を登り、途中桂谷八十八ヶ所の三十六番から三十九番の石碑を見る。
11:02 源義経像に到着。小休止。
獅子に腰掛ける等身大よりやや大きいと思われる源義経の石像が祀られている。
11:07 源義経像を出発。
先に進み少し下ると、岩谷観音とおしゃぶり婆さんの石像、桂谷八十八ヶ所の四十番の石碑がある。さらに下って行くと、源頼家の墓がある指月殿に着く。
11:17 指月殿に到着。小休止。
もみじの紅葉が素晴らしい。
暗殺された源頼家の冥福を祈って、母政子が建立した経堂で、釈迦如来坐像が安置されている。
11:30 指月殿を出発。
温泉街を抜け修善寺小学校の前を過ぎると、周囲は田畑が広がり前方には達磨山が横たわる。道端には奥の院への道標となるいろは石が見られるようになる。
二又を左に道を取り、下湯船公民館、いぼ石を過ぎ水池橋を渡れば、湯船川の左岸のゆるやかな上り坂が続き、上湯船公民館を過ぎてなおもゆるやかに上り続ける。
修禅寺奥の院 岩屋の滝 |
12:33 修禅寺奥の院に到着。見学。
広い駐車場の奥に弘法大師が修行したといわれる岩屋(写真上)があり、一筋の滝が落ちている。期待して行くと、こんなものか。。。とがっかりするかも知れない。
12:38 修善寺奥の院を出発。
車道をさらに上り続けると、桂大師入口の道標がある。横にある石碑には車道方面はダルマ山となっている。
荒れた河川敷に入り湯船川を渡ると、杉の植林帯の中へと歩道が続く。支流を渡り、しばらくは沢沿いをたどり、途中で沢沿いの道を左にそれて支流を渡り返す。
13:13 桂大師に到着。昼食。
根元に石仏が祀られた桂大師と呼ばれる桂の巨木があり、ベンチが置かれている。
13:50 桂大師を出発。
往路を戻り、修禅寺奥の院の駐車場前に架かる赤い橋を渡り、湯船川の対岸を回り鈴原橋を渡って往路に戻る。
水池橋手前を左に入り川沿いをたどり、突き当たった車道を右に折れ中島橋を渡れば往路の二又に行き着く。修善寺小学校手前を斜め左に入り、突き当たりを左に折れ輪田橋を渡り右折する。湯の郷村の看板の先を左の脇道に入り、道標に従って進む。
15:11 源範頼の墓に到着。小休止。
思ったよりこじんまりとしている。
15:16 源範頼の墓を出発。
車道まで戻り左に折れすぐ右に入り、さらに瀧下橋手前を左に折れる。楓橋を渡れば修善寺側沿いの竹林の小径が続き、台風で流された独鈷の湯跡を過ぎれば修禅寺前に着く。
修禅寺 |
15:36 修禅寺に到着(写真下)。見学。
現在本堂は改修中だが、境内は紅葉真っ盛りだ。
15:56 修禅寺を出発。
隣の日枝神社によって岐路に着く。
16:30 伊豆箱根鉄道修善寺駅に到着。
◎ 感想
ほとんどが平坦な舗装路歩きなので、大したことがないと高を括っていたが、思った以上にきつく最後はバテバテになってしまった。時間的にもこの時期では1時間早く行動したほうが良かった。最後は時間を気にしてバタバタしてしまった。時間や体力的なものがあれば、奥の院まででもいいだろう。
歴史を探索しながら歩くのも登山と違った面白みがある。