八丁池

八丁池 1,170m

 山行情報

山行日       2004年6月19日(土) 快晴

山頂所在地/山域  静岡県/伊豆半島

アクセス/出発地  車/水生地下駐車場から周回

行程詳細      水生地下駐車場(8:40-8:50)→ 天城峠登山口(8:52)→ 旧トンネル北口園地(9:03)→ 天城峠(9:24-9:40)→
          向峠(10:06)→ コマドリ歩道分岐(11:00-11:05)→ 見晴台(11:26-11:42)→ 水生地分岐(11:48)→
          八丁池(11:51-13:10)→ 水生地分岐(13:13)→ 白砂林道(13:45-13:50)→ 本谷林道(14:10)→
          水生地(14:30)→ 水生地下駐車場(14:42)

所要時間      行動時間:3時間51分 休憩時間:2時間1分 合計:5時間52分


 山行記録

8:40 水生地下(すいしょうちした)駐車場に到着。

20台ほどは停められそうな駐車場に4台ほどの車があり、後から1台やって来る。

8:50 水生地下駐車場を出発。

踊り子歩道の入口を左に見送り、新天城トンネル方面に向かうと、トンネル手前に天城峠バス停があり天城峠登山口になっている。
案内板のところからトンネルに向かってゆるやかに登って行くと、トンネルの上あたりから潅木の中長い石段が続く。

9:03 旧トンネル北口園地に到着。

旧天城トンネルの北側の入口前が園地になっていて、案内板やあずまや、トイレなどが整備されている。
あずまやとトンネル入口の間を入ると、小さな沢を2つ横切り沢沿いにジグザグに登る。その後鉄製の橋を渡ると、大きなジグザグとなり稜線上に飛び出す。

9:24 天城峠に到着。小休止。

周りはブナの巨木に囲まれ展望はないが、ベンチとテーブルが2組あり休憩に良い。右は旧天城峠や仁科峠、左は天城縦走路で万二郎方面となる。
3組10人ほど居た登山者は次々と出発し、新緑を独り占めする。

9:40 天城峠を出発。

ブナの大木の横を通り少し進むとヒノキ林となり、左側が開けたところでは稜線越しに富士山を望む。平坦な道が943ピークの中腹に続く。
943と953ピークのコルになる向峠から953ピークの中腹を巻く平坦路を進み、左下の沢にワサビ田を見ると小さな涸れ沢を横切る。
やや傾斜が増し何度か小さな沢を横切ると、道はやや荒れ気味となり岩がゴロゴロしたところを通過する。

11:00 コマドリ歩道分岐に到着。小休止。

右にコマドリ歩道・ウグイス歩道を経由して、寒天園地・八丁池口バス停方面への分岐が延びる。すぐ先にある岩場で休憩する。

11:05 コマドリ歩道分岐を出発。

少し進んでアセビの林の中に続く丸太止めの階段を登り切ると、八丁池遊歩道に飛び出す。左にわずかに進みきれいなトイレのある見晴台入口を左に入る。

見晴台から見る八丁池と富士山

11:26 見晴台に到着。小休止。

鉄製の見晴台からは360度の展望が得られる。緑に囲まれた八丁池とちょうどその真上の稜線上に頭を突き出す富士山は見所だ(写真)。

11:42 見晴台を出発。

見晴台入口まで戻り、左へ八丁池方面に向かう。ゆるやかに下り、水生地への分岐を左に見送ると間もなく八丁池だ。

11:51 八丁池に到着。昼食。

湖畔を少し行くと昭和天皇行幸記念の石碑があり、さらに進み広い草地の奥まったところに東屋がある。そこに掲げられた案内板によれば、八丁池は火山口跡で、深さ1〜1.5m、周囲が8丁あることから八丁池と名付けられ、モリアオガエルの生棲地としても知られているようだ。
あずまやで一息入れ、湖畔をたどれば水神さんの石仏が祀られている。

13:10 八丁池を出発。

水生地への分岐まで戻り、右に曲がって下り御幸歩道に入る。アセビの林をひたすら下り、その後笹混じりの雑木林になると林道に飛び出す。

13:45 白砂林道に到着。小休止。

飛び出したところにベンチがある。

13:50 白砂林道を出発。

林道を横切り杉林の中を下るが、浮石や枯れ枝で歩き難い。本谷林道に出て左へしばらくは林道を歩き水生地に出る。右に道を取り本谷川沿いを水生地下駐車場に向かう。

14:42 水生地下駐車場に到着。


 感想

概ねハイキング気分で歩けるコースで、危険な場所や迷うところもない。展望台では360度のパノラマ、湖畔ではノンビリと昼食と家族でも楽しめる。季節は新緑の頃がいい。