大佐渡石名天然杉、雪畑山、金剛山

大佐渡石名天然杉 雪畑山 1,002.8m 金剛山 962.1m

 山行情報

山行日       2026年6月2日(火) 晴れ

山頂所在地/山域  新潟県/甲信越 佐渡島

アクセス/出発地  車/大佐渡石名天然杉駐車場から往復

行程詳細      大佐渡石名天然杉駐車場(8:05-8:25)→ 和木登山口(8:25)→ 雪畑山・金剛山登山口(8:34)→
          天然杉遊歩道入口(8:35)→ 象牙杉(8:39)→ 四天王杉(8:42)→ 大黒杉(8:48)→ 家族杉(9:00)→
          羽衣杉(9:01)→ 天然杉遊歩道出口(8:58-9:04)→ 和木山山頂(9:12)→ 和木分岐(9:30)→
          雪畑山登山口(9:45)→ 雪畑山山頂(9:52-10:07)→ 雪畑山登山口(10:12)→ 和木分岐(10:24)→
          金剛山山頂(10:45-10:55)→ 和木分岐(11:12)→ 展望台(11:35)→ 雪畑山・金剛山登山口(11:39)→
          和木登山口(11:45)→ 大佐渡石名天然杉駐車場(11:45)

所要時間/距離   行動時間:2時間49分 休憩時間:31分 合計:3時間20分/8.1km

服装/装備     半袖シャツ、トレッキングパンツ、トレッキングシューズ

GPSログ      GPX  KML  標高CSV    商用以外であれば自由に利用できます。

   この地図は、国土地理院発行の電子地形図(タイル)を複製したものです。
   無断転載を禁じます。

ルート図      


 山行記録

8:05 大佐渡石名天然杉駐車場に到着。

簡易トイレ(100円)あり。

アプローチ道路の前半は、生い茂った雑草が車に当たるほど狭く、後半は急なカーブの連続で気を使った。また、後半は満開のタニウツギが続き、目を奪われがちになる。

8:25 大佐渡石名天然杉駐車場を出発。

すぐ横に「大佐渡石名天然杉遊歩道マップ」の立つ和木登山口(写真)がある。
満開のタニウツギを見ながら登山口を入り、しばらく作業道をたどる。

何本もの天然杉と満開のタニウツギ(写真上が次々に目に入る。
雪畑山・金剛山登山口(写真下)を通過すると、すぐに天然杉遊歩道入口が見えてくる。

8:35 天然杉遊歩道入口に到着(写真上)。

ここから動画撮影を開始する。

ウッドチップが敷き詰められた遊歩道をたどると、5分足らずで最初の象牙杉(写真下)が見えてくる。名前通り枝が湾曲し象牙に見える(?)。

すぐ次に現れたのは四天王杉(写真)だが、遊歩道を右に降りたところにある。1本の木から幹が4本に分かれている。幹の周囲は遊歩道最大で樹高も21mと最も高いとのこと。

遊歩道に戻り先に進むと、1本だけ独立するように立つ大黒杉(写真)が現れる。大黒杉の名前がぴったりの堂々とした佇まいで、単木としての幹の太さは、遊歩道最大の3.5mとのこと。。。


ここからは少し間が開くが、遊歩道の傍らに咲くユキザサやイワカガミ、ホウチャクソウ(写真上)などが見られ、次の家族杉(写真下)まではアッと言う間だ。
寄り添うような姿が家族に見立てられているのだろう。


すぐ先の羽衣杉(写真)は最も特徴的で神秘的な形をしている。これは伏条更新と言い、多雪地帯のスギ林で見られ、地面近くから横に張り出した下枝が地面に接すると、その枝が根付くという成長方法だそうだ。

ここからわずかで遊歩道出口が見えてくる。


8:58 天然杉遊歩道出口に到着(写真)。小休止。

この先は本格的な(?)登山道になるはずなので、ここで一息入れる。

実は動画撮りに集中し過ぎて、家族杉と羽衣杉の写真を撮り忘れていたことに気付き、早足で撮りに行ってきた。


9:04 天然杉遊歩道出口を出発。

ここからはドンデン縦走路になる。
エンレイソウ(写真上)やズダヤクシュ(写真中)、イワカガミ(写真下)などを見ながら、ゆるやかに登って行く。

途中にやや急なロープ場があるが、頼ることなくクリアし、ほどなくP998(写真)に登り着く。木に「和木山」と手書きされている。


その先のピークの斜面では、雪の重みで見事に斜めった潅木(写真)が見られ、さすが豪雪地帯を思わせる。



さらに傍らに咲くチゴユリやユキザサ(写真上)、エンレイソウなどを見ながら進み、和木分岐(写真下)を右に道を取る。


足元にイワカガミが咲き乱れる登山道を進み、ツクバネソウ(写真上)やチゴユリ(写真中)などを見ながら雪畑山登山口(写真下)に着く。ドンデン縦走路は左へカーブしているが、今回は右の雪畑山への道に入り、ゆるやかな登りからほどなく雪畑山山頂に飛び出す。

ドンデン山、金北山

9:52 雪畑山山頂に到着(写真上)。小休止。

それほど広くないが、山頂標識(写真中)と新旧三角点がある。

展望は良く、尖った円錐形が特徴的な金剛山、ドンデン山、金北山(写真下)さらには両津湾や加茂湖、小佐渡山脈などを一望する。

10:07 雪畑山山頂を出発。

往路を戻り、和木分岐で右の金剛山への登山道に入る。

ユキザサやキジムシロ(写真上)、ガマズミ(写真中)などを見ながらゆるやかに下り、鞍部から登り返すとヤマオダマキ(写真下)に出逢う

一頻りヤマオダマキを撮った後、さらに登ると突然に短いガレ場(写真)が現れる。

やや急な登りでウラジオヨウラクの群生(写真)を見ると、ひと登りで金剛山山頂に飛び出す。

ドンデン山、金北山
両津湾、加茂湖、国仲平野、真野湾

10:45 金剛山山頂に到着。小休止。

仏像数体が安置された白瀬御岳堂(写真上)や三角点(写真中上)、鳥居がある。お堂は20年前と同じだが、吊るされていた山頂標識がなくなっていた。

360度の展望が広がり、雪畑山と同じようにドンデン山、金北山(写真中下)、両津湾、加茂湖、小佐渡山脈、さらには国仲平野から真野湾(写真下)まで一望する。

10:55 金剛山山頂を出発。

往路を戻る。
足元に気を使いながらガレ場を通過する。

天然杉遊歩道出口の先の展望台(写真)に立ち寄ったが、海外の団体に占拠されていたことと、展望も思ったほどではないのですぐに下山する。

名もない天然杉の間をゆるやかに下り、雪畑山・金剛山登山口(写真)に降り立つ。

ここからは
往路の作業道を戻る。


11:45 大佐渡石名天然杉駐車場に到着(写真)。

団体のマイクロバスが2台と普通車が2台増えていた。


 大佐渡石名天然杉 奇樹が林立する遊歩道を歩く ムービー


 感想

数年前に知り、いつかは見たいと思っていた大佐渡石名天然杉に行ってみた。遊歩道、登山道共に明瞭で、迷ったり危険な場所もなく快適です。

看板の立っている杉は5本。命名に?のものもあったが、いずれも見応えのある杉の巨木だった。天然だからこその、その姿には強靭な生命力が感じられた。
遊歩道の傍らにはユキザサやイワカガミ、ホウチャクソウなども咲いているので、こちらも見逃せない。

そして遊歩道出口からはドンデン山縦走路に入り、本格的な登山開始だ。頻繁に出てくるイワカガミを始め、初めて見るズダヤクシュ、チゴユリ、ユキザサ、エンレイソウ、ツクバネソウなどを見ながら、雪畑まではアッと言う間だった。
金剛山への登山道ではキジムシロやガマズミ、ヤマオダマキ、ウラジオヨウラクが見られ、この日初の急登に短いザレ場もあり、変化のある登山が楽しめた。
また、両山頂とも展望が良く、佐渡を代表する金北山やドンデン山、両津湾、加茂湖、国仲平野、真野湾なども一望できた。金剛山は予定してなかったが、登頂して正解だった。

下山途中の展望台では海外からの団体が居てビックリ。それほどに大佐渡石名天然杉は有名なんだと、思い知らされた。
そして天然杉だけでなく、様々な花も見られ、さすがに花の島佐渡を実感させてくれた。