大菩薩嶺

大菩薩嶺 2,056.9m

◎ 山行情報

山行日       2026年9月14日(月) 晴れ

山頂所在地/山域  山梨県/奥秩父山塊(大菩薩連嶺)

アクセス/出発地  車/上日川峠第3駐車場から周回

行程詳細      上日川峠第3駐車場(8:09-8:27)→ 上日川峠(8:31-8:34)→ 福ちゃん荘(8:56-8:59)→ 休憩地点(9:35-9:40)→
          雷岩(9:45)→ 大菩薩嶺山頂(9:51-9:56)→ 雷岩(10:02-10:12)→ 妙見ノ頭山頂(10:33-10:43)→
          賽ノ河原(10:48)→ 親不知ノ頭山頂(10:51-10:55)→ 大菩薩峠(11:03-11:33)→ 福ちゃん荘(12:09-12:12)→
          上日川峠(12:33-12:37)→ 上日川峠第3駐車場(12:41)

所要時間/距離   行動時間:2時間57分 休憩時間:1時間17分 合計:4時間14分/9.4km

服装/装備     半袖シャツ、トレッキングタイツ、トレッキングパンツ、登山靴、トレッキングポール

GPSログ      GPX  KML  標高CSV    商用以外であれば自由に利用できます。

   この地図は、国土地理院発行の電子地形図(タイル)を複製したものです。
   無断転載を禁じます。

ルート図      


◎ 山行記録

8:09 上日川峠第3駐車場に到着。

林道路肩の第2駐車場にも2〜3台の空きはあったが、あえて第3駐車場にした。これが正解で、到着時はガラガラ、好きなように停められた。

8:27 上日川峠第3駐車場を出発。

車で来た林道を戻る。

8:31 上日川峠に到着(写真)。トイレ休憩。

すぐ右の上日川峠公衆トイレに立ち寄る。

8:34 上日川峠を出発。

ロッヂ長兵衛横の林道に入り、すぐに左に分かれる登山道(写真)に入る。
森の中の笹原の間に付いた登山道をゆるやかに登って行く。

路面が湿っていて滑りやすく、短い泥濘(写真)も何箇所かある。
尾根筋から斜面を横切るようになると、ほどなく福ちゃん荘の東側の玄関に登り着く。



8:56 福ちゃん荘に到着(写真上)。小休止。

建物の間を抜けて北側に出ると、ちょっと開けていて大菩薩連嶺案内図と唐松尾根分岐点の標識(写真下)、さらにその先に唐松尾根分岐公衆トイレがある。

8:59 福ちゃん荘を出発。

唐松尾根(写真)に入ると、森の中に笹の繁ったおだやかな尾根道が続く。
最初のピークの東側をかすめ、やや急登からP1811上で北西に向きを変える。

さらに尾根筋をゆるやかに登り、やや急登から気持ちの良い尾根歩き(写真上)が続く。
大きな浮き石が目立つようになる(写真下)と、本格的な急登が始まり、息を整えながら登る。
途中の開けた場所で振り返ると、富士山や南アルプスを一望できる。雨上がりということで、余り期待していなかっただけにうれしいご褒美だ。


さらに折り返しの急登が続き、岩場(写真)を越えた先で再び大きく開けた場所に登り着く。

富士山

9:35 休憩地点に到着。小休止。

やはり富士山(写真)と南アルプスを一望する。ほとんどの登山者が、足を止め振り返えるほどの絶景だ。

9:40 休憩地点を出発。

さらにゴロ岩の目立つ登山道を急登し、ややガレ気味になると、ポンと雷岩の左側(写真)に登り着く。ここはスルーして大菩薩嶺山頂へと向かう。
なだらかな稜線を北上し、やや登りに変わると、ほどなく大菩薩嶺山頂に着く。

9:51 大菩薩嶺山頂に到着(写真)。小休止。

山頂には新旧の山頂標柱と三角点がある。開けてはいるが、木々に囲まれ展望はない。そのためか、頻繁に登山者は訪れるものの、山頂であることを確認するだけで、ほとんどがすぐに引き返して行く。

9:56 大菩薩嶺山頂を出発。

往路を戻る。

富士山

10:02 雷岩に到着(写真右上)。小休止。

風が強いものの、多くの登山者が大菩薩連嶺(小金沢山、牛奥雁ヶ腹摺山、黒岳、大蔵高丸など)から富士山(写真右下)、南アルプス(聖岳、赤石岳、荒川岳、塩見岳、農鳥岳、間ノ岳、北岳、仙丈ヶ岳、甲斐駒ヶ岳など)ヘと続く大パノラマ(写真下)を楽しんでいる。

雷岩からのパノラマ

10:12 雷を出発。

ザレ気味の登山道をやや急下降し、神部岩(写真上)を過ぎ標高二〇〇〇米地点の標柱(写真中)の先から前方に小金沢山へと続く稜線を見ながら短く急下降する(写真下)。

ほとんど平坦な道から短く岩場を越え、妙見ノ頭との鞍部で左の笹の斜面に付いた踏み跡(写真)に入る。

10:33 妙見ノ頭山頂に到着。小休止。

クズ岩の目立つ山頂で、妙見大菩薩の石碑(写真右上)と枯木に付けられた山頂標識(写真右下)がある。
今まで見られなかった東側に奥秩父山塊(破風山から雁坂嶺、和名倉山、飛龍山など)や奥多摩(雲取山、鷹ノ巣山、御前山、大岳山、三頭山など)、北側の大菩薩嶺の左に、八ヶ岳(編笠山、権現岳、赤岳、横岳など)と金峰山が見えている(写真下)。
もちろん南側には大菩薩連嶺(小金沢山、牛奥雁ヶ腹摺山など)と富士山が見えるのは言うまでもない。

破風山、雁坂嶺、和名倉山、飛龍山 雲取山、鷹ノ巣山、大岳山、三頭山 八ヶ岳、金峰山

10:43 妙見ノ頭山頂を出発。

南西の潅木帯からガレ場を下り、賽ノ河原の北側で登山道と合流する。
賽ノ河原(写真上)と大菩薩避難小屋を通過し、ひと登りで親不知ノ頭の標識(写真下)に登り着く。

10:51 親不知ノ頭山頂に到着(写真)。小休止。

実際の親不知ノ頭はすぐ右のピークになる。ケルンはあるものの、ここには山頂標識はない。

富士山がいっそう近くなる。

10:55 親不知ノ頭山頂を出発。

眼下に大菩薩峠を見ながら、岩場(写真)からガレ場ヘと変わる稜線を下る。

11:03 大菩薩峠に到着(写真)。昼食。

峠の標柱と標識、方位盤がある。介山荘の先にトイレがある。

ここで景色を見ながら昼食タイム。そよ吹く風と秋の陽射しが心地良い。

11:33 大菩薩峠を出発。

介山荘の先の公衆トイレ手前(写真上)を右に入り、親不知ノ頭の山腹をゆるゆると下って行く(写真下)。
途中1箇所ベンチがある。


勝縁荘が見えてくると、ほどなく山荘前の舗装路に出る(写真)。

ゆるやかな登りから3分ほどで富士見山荘横(写真上)を通過し、賽ノ河原への旧道(写真下)を右に見送ると、ほどなく唐松尾根分岐公衆トイレが見えてくる。

賽ノ河原への旧道の入口は良く踏まれているようだが、今でも歩かれているのか?賽ノ河原まで続いているのなら、一度歩いてみたい(写真下)。

12:09 福ちゃん荘に到着(写真)。小休止。

一息入れる。

12:12 福ちゃん荘を出発。

先行者も後続者も車道を下るが、当然往路の登山道に入る(写真)。
スリップに注意しながらだらだらと下って行く。

12:33 上日川峠に到着。トイレ休憩。

トイレに立ち寄る。

12:37 上日川峠を出発。

往路を戻る。

12:41 上日川峠第3駐車場に到着(写真)。

駐車場の中央にも数台停められていたので、一時は満車状態になっていたと思われる。


◎ 感想

大菩薩嶺は3回目。最初は2004年に丸川峠分岐駐車場から大菩薩峠・大菩薩嶺・丸川峠と周回、2回目は2021年に小菅村側の雄滝駐車場から石丸峠・大菩薩嶺・大菩薩峠と周回、今回初めて定番のルートを歩いてみることにした。

上日川峠から福ちゃん荘の間は、全体に路面が湿っていて滑りやすい。また、短い泥濘が何箇所かある。
登りの唐松尾根は後半ジグザグの急登になるが、振り返ると富士山と南アルプスが見られ、一息入れながらマイペースで登れる。
山頂の大菩薩嶺は木々に囲まれ展望がなく、記念撮影も早々に富士山と南アルプスを一望する雷岩に戻った。
秋の長雨の合間の晴れなのでちょっと心配したが、富士山と南アルプスもバッチリと見られ、ここまで上がってきた甲斐があったし、これこそが大菩薩嶺登山の醍醐味だろう。

初めて妙見ノ頭に上がったが、今まで見られなかった東側の破風山から雁坂嶺、和名倉山、飛龍山、雲取山、鷹ノ巣山、御前山、大岳山、三頭山などが、大菩薩嶺の左に八ヶ岳、金峰山が見られた。3〜4分ほどで登れ、下山も賽ノ河原手前に着地するので、通常の登山道を降りるよりもお薦めだ。

直射日光も真夏の刺すような陽射しが影を潜め、すっかり秋を感じられる山行になった。