富士山まぼろしの滝を見てきた。
昨年は同じ5月の27日に出掛けたが、滝どころか一筋の水流も、一滴の水もなしと散々だった。
須走口五合目駐車場上の段に停める。平日ということもあり、観光客も少なく駐車場は閑散としている。でも土日は混み合うんだろうな。。。
奥が須走まぼろしの滝ハイキングコースの入口。須走まぼろしの滝?富士山ではなく須走なんだね。
ちなみに、「富士山まぼろしの滝」ではなく「須走まぼろしの滝」と言うのが正式のようで、ネットでもどっちがどっちとも言えず、「富士山 須走まぼろしの滝」の表記もある。これはもう好みってことでいいのかな?
須走まぼろしの滝ハイキングコース
沢沿いをたどり、少しして越えると、短く急斜面を登る。ハイキングコースで急なのはここだけ。しかも100mほどなので頑張って登ろう。
後はガイドロープに沿って進むだけ。ノンビリ歩いても20分ほどでしょうか。
まぼろしの滝
着いた場所から下を覗けば残雪と滝が見えました。思わず溶岩帯を降りて流れに近づいてみた。
ちょっと早いかなと思ったが、水量も残雪も豊富で、ベストタイミングだったかも。。。これより遅いと残雪の上に砂礫が乗っかり、けっこう汚くなるんだよね。
もっと刺激的な滝を求めて中流から上流へ
もっともっとと欲張り、上流へ。途中にも見どころ満載。沢状の場所だけではなく、広々とした岩場を流れる滝も。。。
結局は200m以上登ってしまった。
おかげで勢い良く流れ落ちる場所にたどり着き、ノンビリと堪能しながら遅い昼食タイムにした。
滝は文句なしでしたが、ガスはとうとう晴れることがなく、山頂は見えませんでした。青空に映える山頂をバックにしたまぼろしの滝を見たかったが、まあそれは欲張りというもの。午前中は三島市内からも富士山を見られたのですが、午後になり雲が掛かってしまいました。なら午前中に来ればと思ってしまうが、気温が低く水量も少ない。なんとも悩ましい。
まぼろしの滝プチ情報
滝が出現するのは例年5月中旬から6月初旬。その年の降雪や雪解け状況で若干変わります。
須走五合目駐車場奥から富士山山腹を南下すること20分ほどです。道標、コースロープが整備され迷うことはないです。
装備について
シューズはしっかりしたものを。。。お薦めは登山靴ですが、これのためだけに登山靴を購入するのもムダですね。できるだけ靴底の厚いしっかりしたシューズを履きましょう。
念のため防寒着、飲料水は携行しましょう。この日は半袖に薄めの長袖シャツで行動し、携行したソフトジャケットは使わなかったが、昼食のため長い間ジッとしているとちょっと肌寒かった。
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