乗鞍三名滝の2つ、善五郎の滝と三本滝の氷瀑をスノーシューで巡った。
日付:2021年12月14日(火)
場所:乗鞍高原
休暇村前の鞍高原第7駐車場に車を停め、スノーシューでまずは善五郎の滝に向かう。一部路面が露出していたものの、雪の量はまずまず。
25分ほどで善五郎の滝に到着。残念ながら工事で立入禁止のため、河原には降りられなかったが、橋の上からその全容を見る。
落差21.5m、幅8mの雄大な滝です。完全な氷瀑にはもう少しか。。。でもその片鱗は十分感じられ、見応えある。
すぐ下流の橋を渡り階段を上がったところにある滝見台からは、乗鞍岳と善五郎の滝のコラボが見られる。
案内板には滝の名前の由来が書かれていて、きこりの善五郎が釣りをしていて、かかった大きな岩魚に滝壷に引き込まれそうになったことを里の人々に話したことからだそうです。
三本滝レストハウスの北側の谷間にあるのが三本滝だ
今回は善五郎の滝からMt.乗鞍スノーリゾートのゲレンデを抜けて向かった。
シラビソやコメツガの鬱蒼とした森林の中をたどり、白滝を見下ろす吊橋を渡る。
すぐに案内板のある場所に出て、その右を少し進むと、3本の滝が1つに合流するように流れ落ちている。
日本の滝百選にも選ばれている三本滝は3つの滝の総称。
右側の2段の黒い溶岩上を白い水が流れ落ちるのが黒沢の滝、正面の茶色い岩肌を豪快に流れ落ちているのが本沢の滝、左側の少し小振りで繊細な滝は無名沢の滝と呼ばれている。それぞれに特長があり、一度に見る3本の滝は雄大で見応えがある。
本沢の滝と無名沢の滝は氷柱などができているものの、氷瀑と呼べるほど凍り付いていない。黒沢の滝は表面はほぼ凍り付き、黒い溶岩の上を幾筋か流れ落ちるているのが透けて見える。
積雪期はエコーラインが休暇村で閉鎖されるため、アプローチが長い、冬山装備が必要など、かなりハードルが高くなる。それでも、苦労してたどり着くだけの価値はある。
今回のルート情報の詳細は、後日山行記録として紹介します。
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