三嶋大社の金木犀が開花中

週初めの参拝に訪れると、神門の入口に「天然記念物 三嶋大社の金木犀 開花中」の看板が。。。そう言えば、金木犀特有の甘い香りがする。
例年は1回目が9月上旬より中旬にかけ、2回目が9月下旬より10月上旬にかけて開花なので、2回目の開花かなと思ったらどうも違うようだ。
三嶋大社のWebサイトによれば、「1回目の開花:9月25日~開花中」となっている。今年は猛暑でつい最近まで夏の暑さが続いていたので、開花が遅れたのかも知れない。

青々とした葉の中に薄黄色の小さな花が散らばる枝が、地面に届くほどに垂れ下がり、見応えのある姿を見せてくれます。

開花期には薄黄色の小さな花を枝いっぱいにつけ、境内はもとよりその周辺にも特有の甘い香りが広がります。一説には2里(約8キロ)先まで届いたと伝えられているとか。。。

ちょうど今が見頃のようです。

樹齢1200年と言われる古木も、添え木に支えられながら立派に花をつけていました。


三嶋大社の金木犀の特徴は以下の通り

  • 国の天然記念物に指定されている唯一の金木犀(昭和9年5月1日、文部省告示第181号)
  • 推定樹齢1200年を越える巨木で、現在もっとも古く大きな金木犀
  • 年に2度咲く(1回目が9月上旬より中旬にかけ、2回目が9月下旬より10月上旬)

このように、自然植物の側面と文化・歴史において重要な存在となっています。
それにしても、1200年越えとは、にわかには信じられない年数!!
土壌改良などの手入れがされ、現在に至っているとのことだが、この先も元気に花を咲かせてくれることを願うばかりです。

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