近所の大場川沿いを主に走っていたが、階段の昇り降りや車道の横断など長距離を走るにはやや難があり、長距離を走れるコースを探していた。島田大井川のマラソンコース「リバティ」が走りやすくて良いのだが、いかんせん片道2時間は遠過ぎる。っで当たりを付けたのが、今回紹介するコース。
富士川緑地までは自宅から30km弱、車で50分ほどと、毎日通うには難があるが、週1・2回ならそう遠くもない。
ジョグルート概要
富士川河口にある緑地から駿河湾沿いに東に走り、ふじのくに田子の浦みなと公園で折り返す、ピッタリ10kmのコース。スタートを富士川緑地にしたのは、休日でも駐車場所に困らないこと、緑地内でゆっくりクールダウンできること、簡易ながらトイレがあること、水場があることなどから。。。
スタート・ゴール地点から折返し地点
駐車場入口になるスタート地点から河川敷沿いを南下する。
私はスタート地点から遠く離れた場所に駐車し、ウォームアップを兼ねて歩くことにしている。
400mほどから見た目も明確な登りとなるが、走り始めなのでそれほど実感はないかも知れない。
左カーブに入ると、目の前に大きく駿河湾が広がってくる。
このカーブの入口が富士川河口起点(沼津港から20,500m地点)になる。建設省設置のNo.82のプレートが設置され、沼津港側へ250mごとにナンバーが小さくなる。おおまかな目安になるだろう。
カーブを曲がると駿河湾沿いの堤防上になり、左に富士山と愛鷹山、右に沼津アルプスと伊豆半島の雄大な景色を見ながら走ることになる。四季折々の富士山?を楽しもう。
カーブを抜けて200mほど走るとNo.81のプレートがあり、1km地点になる。工事車両の通過があるので注意が必要だ。
堤防の上なので日差しを遮るものはないが、海風が吹き抜けそれほど暑さは感じない。
正面には箱根山が見えている。
地図ではほとんど直進に見えるが、実際はゆるやかに左にカーブして行く。
1.5km付近から左の松林に富士山が隠れてしまう。
1.7km付近に車止めがあり、短いが車が通過することがあるので注意が必要。すぐにNo.77で、先の車の浜辺への降り口手前が2km地点になる。
直線が続き、再び富士山が見え隠れする。長い直線が終わりクランクを抜け、No.73の先で3kmを迎える。正面には愛鷹山、その右下に折返し地点になるふじのくに田子の浦みなと公園が微かに見える。
正面の愛鷹山に向かう直線路から右カーブを抜け、No.69の先のクランク手前が4km地点になる。
クランクからふじのくに田子の浦みなと公園を見ながら大きなS字を抜けると、間もなく駐車場の左の道に入り5kmの折返しを迎える。左の登り階段が目印になる。50mほど先にはNo.65がある。
折返し地点からスタート・ゴール地点
復路は最初駿河湾だけのちょっと退屈な景色になる。
折返し後最初のポイントはクランク先の6km地点。そろそろ足の疲労を感じる頃。
7km地点は防災無線の鉄塔が目に飛び込んでくる。
8km地点の先の長い直線が堪える時間帯となり、9kmとの中間点付近から河川敷のカーブが見えてくる。
9kmを迎え最後の一頑張り。
カーブを抜けると、自然にペースが上がり、明らかに下っていることが分る。が、ここで全力を出してしまうと、最後の平坦で足が動かなくなる。
10km地点ゴールに到着。お疲れさまでした?。
緑地に降りてク−ルダウン&水分補給。
感想
標高差11mと極端なアップダウンがなく、イーブンペースで走れる。コンクリートの堤防上なので、真夏の暑さは相当なものだろうと思っていたが、海風が適度に吹くためそれほど暑さは感じない。とは言っても汗だく?になるのは間違いないので、水分補給は必須!!
富士山?や愛鷹山、箱根山、沼津アルプス、伊豆半島、駿河湾など、景色を楽しみながら走れる。ただ、この時季はどんなに晴れていても、10時前後には富士山に雲が掛かってしまう。秋から春にかけてなら晴れていれば、終始景色を楽しみながら走れるだろう。
何箇所か車が横切る場所があるので、注意が必要だ。また、自転車は頻繁に、バイクもたまに走っているのでこちらも注意しよう。
周辺情報
富士川緑地
駐車場は広い。休日は区割りされた場所は満車でも、路肩に停められるので問題ない。
広大な緑地で、野球場(競技場)、球技場(サッカー場)、ソフトボール場、児童広場、自由広場、トイレ、水飲み場がある。休日は野球やサッカーの少年・少女で賑わう。
ふじのくに田子の浦みなと公園
休日は親子連れで賑わう。シンボル的な展望施設・富士山ドラゴンタワーやデ歴史学習施設ディアナ号がある。
ディアナ号はロシアの軍艦で、実物の1/3の大きさで再現したもの。1階の展示スペースには海底から引き揚げられたディアナ号の鎖の一部や、当時の様子を紹介するパネルなどが展示されている。
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