萬城の滝で暑気払い?

万城の滝
万城の滝

国道414号線横瀬を左折し、県道12号線(伊東修善寺線)に入る。八幡東で右折し県道59号線(伊東西伊豆線)入る。左に原保温泉スタンドのある交差点を左折し、しばらく道なりに進み、「萬城の滝とキャンプ場入口」の看板の立つ三差路を左に入る。ゆるやかな上り坂を700mほどで第2駐車場入口があり、さらに150mほどで萬城の滝駐車場の入口がある。

萬城の滝キャンプ場駐車場
萬城の滝キャンプ場駐車場

駐車場は10数台ほどとそれほど広くない。トイレとキャンプ場管理棟がある。この日はすでにバス専用駐車場まで埋め尽くし、20台ほど駐車していて、私が最後の1台分の空きに滑り込んだ。

日付:2020年8月22日(土)
天気:晴れ
場所:静岡県伊豆市地蔵堂

萬城の滝

駐車場を出て、正面に案内板の立つ萬城の滝入口を入り、階段を折り返して下る。途中に岩を流れ落ちる細い滝がある。特に名前がついていないようだが、近付くと涼しい。

萬城の滝案内板
萬城の滝案内板

降り切ったところに萬城の滝がある。柱状節理(モルタルで補強)の発達した岩盤から流れ落ちる豊富な水量の滝で、結構迫力がある。さらに下に降り橋から真正面に滝を見ることができる。規模的には伊豆にはもっと大きな滝はあるが、間近で見る滝はその音とともにさらに迫力が増す。
現在は崩落で橋の先で道は途切れ通行止めになっているが、かつては遊歩道が続き滝の裏側に行けたようだ。

萬城の滝ムービー

200mほど下流には水遊び場があり、渓流の流れがゆるやかな開けた河原に出る。多くの子供たちが水遊びを楽しんでいた。

水遊び場
水遊び場

カーテン滝

萬城の滝入口から林道を50mほど上流にたどり、右のカーテン滝入口を入る。
すぐに渓流の音が聞こえてくる。渓流沿いのしっかりした道(遊歩道?)に出てたどる。分岐を右に入ればすぐにカーテン滝が見える。カーテン滝は堰堤を水が流れ落ちる人工の滝でした。近くに寄るため岩場を歩くが、滑りやすいので要注意!!

カーテン滝
カーテン滝

分岐に戻り、上流に向かう。
短い階段や小沢に架けられた木橋を越えると、渓流が広くなる甲ら岩淵に出る。

甲ら岩淵
甲ら岩淵

さらに上流では、ウエットスーツに身を包んだ数人のグループがキャニオニングを楽しんでいる。距離は短いが、涼しげでやってみたくなる。

キャニオニング
キャニオニング

小滝

すぐに前方に小さな滝が見えてくる。
小滝だ。高さは5mほどと萬城の滝とは比ぶべくもないが、迫力は引けを取らない。岩場を伝って上流に出られ、真上から見ることもできる。
帰路は途中で林道に上がり戻る。

小滝
小滝

プチ情報

駐車場

・萬城の滝キャンプ場駐車場(無料)。隣接してトイレあり。
・萬城の滝第2駐車場(無料)。

萬城の滝キャンプ場

駐車場の奥にバンガローやテントサイトがある。 問合せ先:0558-83-2654

キャニオニング

夏季(6月~10月)には、上流の小滝から甲ら岩淵あたりで体験することができる。

感想

到着したとき駐車場はほぼ満車で、管理棟側に空いていた最後の1台分に滑り込む。
かなり前に一度来ているが、そのときは訪れる観光客はなかったので、これほど混み合うとは思ってもいなかった。
萬城の滝までは2〜3分折り返して降りて行く。浄蓮の滝などの伊豆の有名な滝に比べたら、高さ20mほどと小振りながら、岩盤から流れ落ちる水量は豊富でなかなかの迫力だ。滝の前にある橋に降りればさらに迫力が増し、滝から舞い上がる水しぶきにマイナスイオンを感じ取れる。
滝の裏への遊歩道を歩けたらもっと良かったのにと思う。整備できないのだろうか。。。
下流の水遊び場は家族連れで遊ぶには持って来いだろう。渓流はゆるやかで、深さも大人の膝下くらい。河原には木陰もある。
時間があれば、小滝までの散策をお薦めする。萬城の滝からはいったん林道に出るが、ほぼ渓流沿いの散策路が続き、甲ら岩淵やキャニオニングを楽しめる渓流から小滝まで15分から20分ほどだろうか。
ただし、散策路は整備されているが、靴は運動靴やスニーカーを。サンダルやハイヒールはNG。

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