将棊頭山、茶臼山

そこにがあるから

 

将棊頭山 2,730m、茶臼山 2,652.8m

 山行情報

山行日       2021年9月16日(木) 晴れ

山頂所在地/山域  長野県/中央アルプス

アクセス/出発地  車/県道202号線通行止め看板手前駐車スペースから往復

行程詳細      通行止め看板手前駐車スペース(6:55-7:13)→ 桂小場登山口(7:32)→ 野田場(8:30-8:35)→
          横山道分岐(8:48)→ 馬返し(8:55)→ 白川分岐(9:00)→ 大樽小屋(9:20)→
          胸突八丁(9:31-9:35)→ 津嶋神社(10:10)→ 胸突の頭(10:34)→ 行者岩分岐(10:36)→
          分水嶺(10:40)→ 将棊頭山山頂(11:06-11:42)→ 西駒山荘(11:51-11:54)→ 分水嶺(12:10)→
          行者岩分岐(12:12)→ 行者岩(12:26)→ 茶臼山山頂(12:35-12:50)→ 行者岩(12:57)→
          行者岩分岐(13:07)→ 胸突八丁(13:50)→ 大樽小屋(13:58-14:05)→ 野田場(14:37)→
          桂小場登山口(15:18)→ 通行止め看板手前駐車スペース(15:34)

所要時間/距離   行動時間:7時間11分 休憩時間:1時間10分 合計:8時間21分/21.2km

服装/装備     半袖シャツ、トレッキングタイツ、トレッキングパンツ、登山靴

GPSログ      GPX KML 標高CSV  商用以外であれば自由に利用できます。

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この地図は、国土地理院発行の電子地形図(タイル)を複製したものです。
無断転載を禁じます。

ルート図

◎ 山行記録

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6:55 通行止め看板手前駐車スペースに到着(写真)。
県道202号線沿いの小黒川渓谷キャンプ場から500mほど行くと、小黒川が見えてくると通行止めとなり、両側の路肩が少し広くなっている。
上手く停めれば8台は停められるだろうか。
平日だというのに、すでに先着4台、準備中にもう1台やって来た。

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7:13 通行止め看板手前駐車スペースを出発。
小黒川沿いに県道を進むと、250mほど先に通行止めの原因の道路崩壊地(写真)がある。無理すれば車1台が通れないこともなさそうだが。。。
ゆるやかな林道がやや傾斜を増し、橋を2箇所越え信州大学の施設を過ぎると、ほどなく開けた桂小場に着く。

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7:32 桂小場登山口に到着(写真)。
登山ポストが設置された東屋と簡易トイレ(使用可能かは不明)があり、前は広い駐車スペースになっている。

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登山口を入るとすぐに発電所のフェンスに行き当たり(写真)、右へ折り返して下生えの笹竹が目立つ樹林帯の中をゆるやかに登って行く。

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登山口から15分ほどで、水場ぶどうの泉(写真)のある大きな沢を越える。
さらにゆるやかな登りが続き、ベンチの置かれたP1612で尾根に乗るが、すぐに左に外しゆるやかに登って行く。

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8:30 野田場に到着(写真)。小休止。
水場にベンチが置かれている。先行の女性二人組が休憩している。
ここで遅めの朝食を取る。水は冷たくて美味かった。

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8:35 野田場を出発。
ゆるやかな登りから先行していた二人組を追い越し、10分余りで横山道分岐(写真)を過ぎる。

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さらに7分ほどでピーク上の馬返し(写真)に出る。地形図にない権兵衛峠ヘの道が右に分かれる。

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短い下りから登り返し、途中の白川分岐(写真)で右に奈良井宿への道を右に見送る。
明確な登りが続き、「茶臼山行者岩の展望」の看板に着く。っが、ガスで何も見えない。

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ダラダラの登りから尾根が広くなると、ほどなく大樽小屋(写真)に着く。
小屋は小さいが、中は意外と綺麗だ。
やや傾斜が増すがすぐにゆるみ、小屋から10分ほどで胸突八丁に着く。

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9:31 胸突八丁に到着(写真上)。小休止。
下山をここから東に分かれる信大コースに入るか迷っていたが、伊那市の注意書き(写真下)を見て諦める。

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9:35 胸突八丁を出発。
胸突八丁と言うからには、さぞかし急登が続くんだろうと覚悟をしていたが、木の根や土留めの段差(写真)があるものの、傾斜は大したことがなく拍子抜けだ。

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朽ちかけたベンチのある六合目を過ぎ、5分ほどで津嶋神社(写真上)、さらに20分ほどで七合目を過ぎると、ほどなく胸突の頭の道標(写真下)に着く。
ここで傾斜はゆるみ、左へわずかで分岐に出る。

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10:36 行者岩分岐に到着(写真)。
Uターン気味に右の稜線をたどれば茶臼山に至る。
まずは直進して将棊頭山に向かう。
すぐに潅木帯を抜け、ハイマツ帯になる。稜線上は風が吹き抜けるが、汗をかいた身体に心地良い。

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分水嶺の道標(写真上)の先の分岐(写真下)を右の稜線上の冬道に入る。
正式な登山ルートではないためか、道標はもちろん目印のテープなどもほとんどない。

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やや不明瞭な稜線を登りP2646上から山頂方面を見渡すと、ハイマツ帯から途中の岩場までは明確な踏み跡が延びているのが見て取れる(写真)。

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P2646上から見えていた岩場は、岩とハイマツのミックスで踏み跡は不明瞭で目印もない(写真)。ただ、通れそうなところは限られ、そこをたどれば大きくルートを逸れることはない。

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岩場を越えるとハイマツ帯(写真)となり、遠目には踏み跡はなさそうだが、近づけば人一人通れる隙間が見える。振り返ると、行者岩と茶臼山が見えている。

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隠れピークを越えザレ場から岩場を右に巻けば(写真)、山頂直下のザレ場をひと登りで山頂に飛び出す。

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伊那前岳、宝剣岳、中岳

11:06 将棊頭山山頂に到着(写真上)。昼食。
砂礫に岩がゴロゴロするなだらかな山頂で、山頂標柱とケルンが積まれている。下山後、この山頂標識の白いのはカバーで、外せることを知った。
ほとんど360度の展望が広がるが、木曽駒ヶ岳方面はコガラから吹き上がるガスで、御嶽山や乗鞍岳、北アルプス方面は雲に覆われ、この日は展望は得られなかった。
時折ガスが薄らぐ木曽駒ヶ岳(写真下)を見ながら、ノンビリと昼食を取る。

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11:42 将棊頭山山頂を出発。
南側の尾根をハイマツ帯の中に色づくナナカマド(写真上)を見ながらゆるやかに下り、木曽駒ヶ岳からの登山道に合流(写真下)し左折する。

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11:51 西駒山荘に到着(写真上)。小休止。
コマクサ再生の地にコマクサ(写真下)が1株咲き残っていた。
登録有形文化財の石室(写真上)がこの山荘の歴史を感じさせてくれる。

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11:54 西駒山荘を出発。
小屋前の石段を下り、すぐに水場を右に見送る(写真)。

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傍らにシラタマノキ(写真上)が群生する登山道をゆるやかに下り、朝道を分けた分水嶺(写真下)に出て往路を戻る。

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12:12 行者岩分岐に到着。
茶臼山方面の稜線に乗り潅木帯を突き進む。潅木帯を抜け岩場を左に巻くと、ほどなく行者岩基部の立つ道標(写真)に着く。

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鞍部からハイマツ帯をゆるやかに登り(写真)、潅木帯に変わるとほどなく茶臼山山頂に飛び出す。

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12:35 茶臼山山頂に到着(写真右)。小休止。
将棊頭山山頂と同じように砂礫に岩がゴロゴロする。大きな岩に山頂標識が付けられ、祠が祀られている。そして、三角点がある。
遮るもののない大展望が広がるが、やはりガスと雲で多くは望めない。将棊頭山から木曽駒ヶ岳、7月に登った麦草岳が何とか見えた(写真下)。
近過ぎて全容が見えなかった行者岩は、鳳凰山地蔵岳のオベリスクを彷彿とさせると言ったら言い過ぎだろうか。

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将棊頭山

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行者岩

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木曽駒ヶ岳

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12:50 茶臼山山頂を出発(写真)。
往路を戻る。

13:07 行者岩分岐に到着。
ひたすら往路を下る。

13:58 大樽小屋に到着。小休止。
朝出会った女性の二人組休憩していた。

14:05 大樽小屋を出発。
ただただ下るだけ。

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14:37 野田場に到着。

15:18 桂小場登山口に到着。

15:34 通行止め看板手前駐車スペースに到着(写真)。

 感想

胸突八丁まではアップダウンのほとんどない、樹林帯の中のなだらかな登山道で歩きやすい。野田場、馬返し、大樽小屋など、適度に目安となる場所もあり、単調ながら飽きることはない。
胸突八丁からは急登を覚悟はしていたが、段差はあるものの大した登りではなく拍子抜け。
稜線に出ると一転して開放感のあるハイマツ帯となる。やや風があったが、汗をかいた身体には心地良いものだった。
行者岩分岐から将棊頭山までの岩混じりのハイマツ帯の稜線上は、目印がほとんどない。冬道ということで、目印を付けても意味がないためだろうか。。。また、一部踏み跡が不明瞭だが、歩けそうな場所をたどれば、見通しが良いのですぐに踏み跡が見つかる。
将棊頭山、茶臼山ともに360度の大パノラマが広がるが、この日は木曽駒ヶ岳には引っ切りなしにガスが掛かり、御嶽山や乗鞍岳、北アルプス方面は雲に覆われ、展望は残念な状況だった。
途中出会ったのは3組5人で、両山頂では完全な貸し切り状態だった。

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