節刀ヶ岳、金山、鬼ヶ岳、十二ヶ岳、毛無山

そこにがあるから

 

節刀ヶ岳 1,736m、金山 1,686m、鬼ヶ岳 1,738m、十二ヶ岳 1,683m、毛無山 1,500m

 山行情報

山行日       2021年1月6日(水) 曇り一時雪

山頂所在地/山域  山梨県/御坂山地

アクセス/出発地  車/県道719号線側道舗装路終点空き地から周回

行程詳細      県道719号線側道舗装路終点空き地(6:40-7:00)→ 大石峠入口(7:08)→ 大石峠(8:01-8:06)→
          不逢山山頂(8:13-8:15)→ 大石峠(8:20)→ 金堀山山頂(8:38)→ 節刀ヶ岳分岐(9:05)→
          節刀ヶ岳山頂(9:08-9:12)→ 節刀ヶ岳分岐(9:14)→ 金山山頂(9:22-9:25)→ 鬼ヶ岳山頂(9:43-9:48)→
          金山山頂(10:03)→ 大石ペンション村分岐(10:06)→ 十二ヶ岳山頂(10:37-10:45)→
          十二ヶ岳吊り橋(11:07-11:08)→ 毛無山山頂(11:57-12:30)→ 淵坂峠(13:00)→
          大淵谷徒渉点(13:17)→ 淵坂峠・毛無山入口(13:19)→ 県道719号線側道舗装路終点空き地(13:22)

所要時間/距離   行動時間:5時間21分 休憩時間:1時間1分 合計:6時間22分/14.2km

服装/装備     ソフトジャケット、長袖山シャツ、半袖シャツ、トレッキングタイツ、トレッキングパンツ、登山靴

GPSログ      GPX KML 標高CSV  商用以外であれば自由に利用できます。

amariyama46

この地図は、国土地理院発行の電子地形図(タイル)を複製したものです。
無断転載を禁じます。

ルート図

 

 

過去の山行記録   2018年11月17日(土)   節刀ヶ岳、金山、鬼ヶ岳、十二ヶ岳、毛無山

◎ 山行記録

すべての写真は、クリックすると拡大表示されます。
また、本文中にイタリックで
写真と記載されている場合は、青枠の写真にカーソルを移動すると、別の写真が表示されます。
山座同定に間違いがあるかも知れません。ありましたらこちらまでご連絡ください。 → コンタクト
 

tenguyamaotokoyama1
6:40 県道719号線側道舗装路終点空き地に到着(写真)。
すぐ傍に県道719号線の若彦トンネル富士河口湖側入口があり、車の行き交う音が大きい。
途中の道の駅富士吉田で朝食を取っていたので、すぐに準備を始める。

settogatakejunigadake2021
7:00 県道719号線側道舗装路終点空き地を出発。
未舗装路の林道をゆるやかに登って行く。
5分ほどで下山時に出てくる予定の淵坂峠・毛無山入口を左に見送り、ハイキングコース案内図(写真)を右の林道に入る。
すぐ先で二又になり、右に進むと大石峠入口がある。

settogatakejunigadake1
7:08 大石峠入口に到着(写真)。
杉林をゆるやかに登り、堰堤を立て続けに2箇所越えたところで、暑くてソフトジャケットを脱ぐ。

settogatakejunigadake2
しばらくは鬱蒼とした杉や桧林の中の折返しの急登(写真)が続く。

settogatakejunigadake3

クズ岩が縁石のように積まれた道(写真上)を登ると、突然折り返し点に「60曲りのうち20曲り目」と記された道標(写真下)が出てくる。確かに折返しだらけだが、どこから数えているのだろう。
あえぎながらの急登が続き、雑木林からカヤトに変わるとゆるみ、ポンと大石峠に飛び出す。

settogatakejunigadake4
大石峠からの富士山

8:01 大石峠に到着(写真上)。小休止。
カヤトが刈り払われ、峠としては広々としている。
南が大きく開け、雲が多いながら富士山(写真下)がクッキリとその姿を見せている。
っが、これが今日の見納めになるとは、このときは思ってもいなかった。

8:06 大石峠を出発。
黒岳方面に向かう。
ゆるやかなカヤトの道から潅木帯を抜けると、ほどなく不逢山山頂に着く。

settogatakejunigadake7
8:13 不逢山(あわずやま)山頂に到着(写真)。小休止。
潅木に囲まれ山頂らしさはない。展望は良くないが、枝陰に富士山が見えている。

8:15 不逢山山頂を出発。
往路を戻る。

8:20 大石峠に到着。
なだらかなP1527を越え、やや急登から小ピークを越えると、ゆるやかな登りが続き金堀山山頂に着く。

settogatakejunigadake8
8:38 金堀山山頂に到着(写真)。
なだらかな山頂で、ここも林に囲まれ山頂らしさも展望もない。手作りの木彫りの山頂標識が木に付けられている。

settogatakejunigadake9
冬枯れの稜線(写真)をおだやかにたどる。途中から日差しが出て、冬晴れの展望を期待させる。
少し傾斜が増すと稜線を左に外し気味にたどり、再び稜線に乗りポンと分岐に飛び出す。

settogatakejunigadake10

9:05 節刀ヶ岳分岐に到着(写真上)。
右に折れ短い岩場(写真下)を交えて急登すれば、ほどなく節刀ヶ岳山頂に登り着く。

settogatakejunigadake12
9:08 節刀ヶ岳山頂に到着(写真)。小休止。
ここで初めて富士山が雲に隠れたことを知る。しかも暗雲。。。嫌な予感が。。。さっきの日差しは何だったのだろう。。。
これから向かう十二ヶ岳や金山、雪頭ヶ岳、鬼ヶ岳は良く見えているが、黒岳や三ッ峠山、道志山塊は山頂部が雲に隠れている。

天候が良ければ、南側に富士山を中心に御坂山地(黒岳、三ッ峠山など)、丹沢山地、道志山塊(御正体山、杓子岳など)、河口湖、鬼ヶ岳、毛無山、竜ヶ岳、王岳、身延山地、西側には聖岳、赤石岳、荒川三山、塩見岳、農鳥岳、間ノ岳など南アルプスの山々、北側には奥秩父山塊が見られる。

settogatakejunigadake13
9:12 節刀ヶ岳山頂を出発。
節刀ヶ岳分岐を直進し、おだやかな稜線をたどる。

9:22 金山山頂に到着(写真)。小休止。
南側が開けた草地といった趣で、手作り感満載の山頂標識が木に付けられている。
寒くてソフトジャケットを着る。

天候が良ければ、富士山が見られる。

settogatakejunigadake14
9:25 金山山頂を出発。
ゆるやかな下りの途中から粉雪が舞い始める。極く細かいので積もることはなさそうだが、先行き不安になる。
鞍部からゆるやかな登り返しとなり、やや急登から左が急斜面になった尾根をロープ場(写真)を交えて登る。

settogatakejunigadake15

9:43 鬼ヶ岳山頂に到着(写真上)。小休止。
先着の二人組が休憩している。この日出会った唯一の登山者だ。
山頂には大きな岩が2つあり、登り口側に鬼ヶ岳の所以(?)の一本岩(写真下)がある。ここでも山頂標識(写真上)は手作りのようで木に付けられている。
山頂からはほぼ360度の展望が広がるはずだった。。。

天候が良ければ、西から北にかけてに聖岳、赤石岳、荒川三山、農鳥岳、間ノ岳、北岳、鳳凰三山、甲斐駒ヶ岳などほぼ南アルプス全体を一望、さらに北アルプス、八ヶ岳、茅ヶ岳、瑞墻山、金峰山、甲武信ヶ岳などが続く。
北から南にかけては大菩薩連嶺、御坂山地(黒岳、三ッ峠山、十二ヶ岳など)、丹沢山地、道志山塊(御正体山、杓子岳など)、富士山を一望する。

settogatakejunigadake17
9:48 鬼ヶ岳山頂を出発。
金山山頂まで戻り、南側の登山道を下る。
地形図にはない分岐(写真)で大石ペンション村への道を左に見送り、おだやかに稜線をたどる。ウッスラと雪が積もった十二ヶ岳への道は、さながらホワイトロードのようだ。

settogatakejunigadake18
しばらくして痩せた稜線上に立はだかる2m足らずの岩(写真)に出会う。
この岩簡単に通過できそうだが、左右が切れ落ちているので迂回できず、乗り越えるしかない。意外と緊張した。
その先のP1661上で枝陰に十二ヶ岳山頂を見る。

settogatakejunigadake19
最初のロープ場を登り、正面に十二ヶ岳を見てロープ場を降りると、ハシゴ(写真)が現れる。3〜4mの短いハシゴだが、取り付きの辺りに掴まるものがなく、ちょっとビビリながらへっぴり腰で取り付く。

settogatakejunigadake20
さらにロープ場でコルに降り、P1661と十二ヶ岳の間にある極く小さな岩峰(写真)を登り返す。ここには何本ものロープが付けられたロープ場になるが、上部は岩の突起が
滑らかになっていて、足掛かりを確保し難くロープ頼りで登る。
再び降り立ったコルからはやや急登し山頂一角に乗り、痩せた稜線をたどれば、ほどなく十二ヶ岳山頂に出る。

settogatakejunigadake21
10:37 十二ヶ岳山頂に到着(写真)。小休止。
山頂標柱と2つの祠がある。祠の赤い屋根にウッスラと積もった雪が今日の天候を象徴するようだ。
足和田山と西湖の奥の富士山は、相変わらず雲に隠れている。

天候が良ければ、足和田山と西湖を前景にした富士山や天子山地が見られる。

settogatakejunigadake23
10:45 十二ヶ岳山頂を出発。
稜線を東にゆるやかにたどり、すぐに地形図では十二ヶ岳と記されているP1683に出る(写真)。ここはなだらかな斜面が広がり、桑留尾への分岐がある。やはり登山者がいない。

settogatakejunigadake24

北側のやや薄い登山道に入ると、いきなりの急下降からロープとクサリの付いた岩場(写真上)をキレットへと急下降し、10分余りで吊り橋(写真下)のあるコルに降り立つ。
吊り橋は両端が固定されているだけで足元が安定せず、一歩目でたわみ、通過中はそっと歩いてもかなり揺れる。

settogatakejunigadake27
登り返しも長いロープとクサリの付いた岩場(写真)を急登するが、手掛かり足掛かりが多くサクサク登る。

settogatakejunigadake25
登り切ったところが十一ヶ岳(写真)になる。

settogatakejunigadake29
急下降から鞍部に降り立つと、十ヶ岳の道標(写真)がある。目の前にそそり立つ岩峰のことだろう。

settogatakejunigadake28
岩峰の左に回り込むと、さらに岩峰が左に現れ、これが九ヶ岳だろうと予想しながら間を越えて行く(写真)。

settogatakejunigadake31
ところが豈図らんや、いきなり八ヶ岳(写真)の標識が現れた。かなり周囲に注意しながら来たつもりなので、九ヶ岳の道標は失われているのかも知れない。

「やつがたけ」ではなく「はちがたけ」だろう。

settogatakejunigadake30

その後もアップダウンを繰り返して七ヶ岳(写真上)、六ヶ岳(P1519)(写真中)、五ヶ岳(写真下)と越える。

settogatakejunigadake32

倒木が塞ぐコルから2箇所のロープ場を急登し、四ヶ岳(写真上)を越え、短い岩場から三ヶ岳(写真中)、岩コブ上の二ヶ岳(写真下)と越える。

settogatakejunigadake36
珍しく極く普通のコルからややザレ気味の斜面を急登し、毛無山の山頂一角の一ヶ岳(写真)を過ぎると、ほどなく毛無山山頂に出る。

settogatakejunigadake37
11:57 毛無山山頂に到着(写真)。昼食。
ここも登山者はゼロ。ノンビリと山頂を独り占めするが、昼食中にも指先が冷えてくる。気温を見ると−0.4℃。冷えるはずだ!!
開けた南側に見えるはずの富士山はやはり雲の中。

天候が良ければ、河口湖や富士河口湖町、道志山塊、山中湖、三国山地、開け富士山が見られる。

settogatakejunigadake39
12:30 毛無山山頂を出発。
東側の尾根を下る。
すぐに右からの道と合わさり、分岐を直進、ひたすら尾根を下る(写真)。踏み跡は明確で目印も適度にあり不安なく下る。

settogatakejunigadake40
しばらくして尾根を塞ぐような倒木(写真)が見えてくると、(標高1200m前後)ザレ気味の急下降が続く。かなり滑りやすく、掴まる木も疎らで、慎重に足場を探りながら下る。
ピンクテープが頻出すると、ほどなく淵坂峠に降り立つ。

settogatakejunigadake41
13:00 淵坂峠に到着(写真)。
ここから南東にたどれば富士見平や長浜へも降りられる。大石峠登山口に向かう。

settogatakejunigadake42
すぐに天狗岩への道を左に見送り、山腹をトラバースする(写真)。
途中の倒木を越え、短いクズ岩帯を過ぎ大淵谷へと降りて行く。

settogatakejunigadake43

道標に行き当たったところで徒渉(写真上)し、対岸の広い道から往路の林道の淵坂峠・毛無山入口(写真下)に着く。
あとは林道をゆるやかに下る。

 

13:22 県道719号線側道舗装路終点空き地に到着。

 感想

2年前に歩いて富士山や南アルプスの展望、ロープ場の登下降、吊り橋など鮮明に記憶に残っていて、2021年最初の登山はこのルートと決めていた。
天気予報では晴れときどき曇りだったのに、極々細かい粉雪に降られ、今シーズン初の雪が降る登山になった。そのためか、出会った登山者は鬼ヶ岳の一組だけと、この山域にしては、何とも静かな山行になった。
2年前に比べ大石峠までは散乱していた倒木や枯れ枝がキレイに取り除かれ、ゴロゴロしていた石などが道端に積まれて歩きやすくなっていた。整備に感謝!!
十二ヶ岳前後のロープ場は、片手はロープを片手は岩を掴み登下降。これで3度目だが、岩場・ロープ場大好き人間としては、ワクワク感と緊張感が混じり合った中、今回も十二分に楽しめた。
十二ヶ岳前の登りのロープ場は短いが。岩が滑りやすく足場が取り難い。
十二ヶ岳後の下りと吊り橋先の登りのロープ場は長く高度感があるが、足場が取りやすく難しくはない。
また、キレットの吊り橋は短いが、一歩目でたわみ、通過中は揺れる。かなり不安定なので、注意看板にあるよう1人ずつ渡るのが正解。
毛無山から淵坂峠は以前と違い踏み跡が明確に付いていて、目印も適度にあり安心して歩けた。唯一苦労したのは標高1200m前後のザレ気味の急下降。掴まる木が少なく、滑らないよう足元を選びながら、時間を掛けて慎重に下った。

Copyright © 2017-2021 そこに山があるから,kazu. All rights reserved.