瑞牆山

そこにがあるから

 

瑞牆山 2,230m

 山行情報

山行日       2018年7月3日(火) 晴れ

山頂所在地/山域  山梨県/奥秩父山塊

アクセス/出発地  車/みずがき山自然公園駐車場から周回

行程詳細      みずがき山自然公園駐車場(6:45-6:55)→ 林道小川山線合流点(7:05)→ 林道小川山線終点(7:18)→
          不動滝(7:59-8:06)→ 弘法岩黒森分岐(9:13)→ 瑞牆山山頂(9:19-9:49)→ 弘法岩黒森分岐(9:52)→
          天鳥川出合(10:36)→ 小川山・瑞牆山分岐(10:42)→ 富士見平(10:56-11:36)→
          富士見平湧水(11:37-11:39)→ 林道富士見平線終点(11:43)→ 瑞牆自然公園入口(11:50)→
          林道みずがき線出合(12:18)→ みずがき山自然公園駐車場(12:25)

所要時間/距離   行動時間:4時間13分 休憩時間:1時間17分 合計:5時間30分/9.8km

服装/装備     半袖シャツ、トレッキングタイツ、トレッキングパンツ、登山靴

GPSログ      GPX KML 標高CSV  商用以外であれば自由に利用できます。

item12
この地図は、国土地理院長の承認を得て、同院発行の電子地形図(タイル)を複製したものである。 (承認番号 平29情複、 第513号)
承認を得て作成した複製品を第三者がさらに複製する場合には、国土地理院の長の承認を得なければならない。

ルート図

◎ 山行記録

すべての写真は、クリックすると拡大表示されます。
また、本文中にイタリックで
写真と記載されている場合は、青枠の写真にカーソルを移動すると、別の写真が表示されます。
山座同定に間違いがあるかも知れません。ありましたらこちらまでご連絡ください。 → コンタクト
 

mizugakiyama18
6:45 みずがき山自然公園駐車場に到着(写真)。
だだっ広い駐車場に一番乗り。

6:55 みずがき山自然公園駐車場を出発。
林道みずがき線を北上し、10分ほどで合流する林道小川山線を右折する。途中芝生広場への分岐を右に見送り、10分ちょっとで林道小川山線終点に着く。

mizugakiyama9
7:18 林道小川山線終点に到着(写真)。
広々とした場所で車が1台停まっている。林道はデコボコがあるので、最低地上高が低い車では来ないほうが良さそうだ。

mizugakiyama19
右の登山道に入るとすぐに堰堤があり、左を上がり登山道をショートカットする。
何度か大きく折り返して進むと、前方に大きな岩壁(地形図に記載されている不動沢手前の岩)(写真)が現れ、岩峰らしさを垣間見る。

mizugakiyama21
折返しからトラバース気味にたどり、岩壁(写真)を見上げながら右に回り込んで不動沢に入る。

mizugakiyama1

すぐに手摺りの付いた丸太橋を2つ続けて渡り(写真上)、不動沢の渓流沿いから右の荒れた沢岸(写真下)をたどり、再び手摺りの付いた丸太橋で不動沢を越える。
沢沿いをたどり、10分ほどで沢を渡り返しベンチのある不動滝に着く。

手摺りの付いた丸太橋は何度も出てくる。

mizugakiyama2

7:59 不動滝に到着(写真上)。小休止。
東へ50mほどにある一枚岩の岩壁から滝(写真下)が流れ落ちる。
落差は20mほどで、水量が少なくそれほど迫力はないが、途中が大きく抉られポケット状になっているのが特徴的だ。

mizugakiyama4
8:06 不動滝を出発。
沢沿いをゆるやかにたどる。
右上を見ると赤い道標のようなものが見えるが、いずれ今歩いている道と合流するものと思い、確認せずに先に進む。
案の定、標高1850あたりの岩壁を北側(左)に入ってしまい(写真)、5分ほどロスする。

間違いに気付き岸壁沿いを戻る。

mizugakiyama22
戻って岩壁の南側を見ると、すぐそこと少し先に赤テープが付けられている(写真)。

mizugakiyama5
ロープの付けられた段差(写真)を越えると、「ししくい坂 頑張って」の標識がある。

mizugakiyama6

少し傾斜がゆるむと、矢立岩や摩天岩、王冠岩、祖岩など岩の名前が記された標識が出てくるが、一向にそれらしい岩が見つからないまま先に進む。
唯一分かった弁天岩(写真上)からは、矢印などのマーキングに導かれて岩を縫うように登る(写真下)。

mizugakiyama7
木の枝で支えられた大岩に出るが、ありがちな光景と気にも留めず数歩進むと、不意に左から冷気を感じた。その方向を見ると岩と地面の間に隙間(写真)があり、そこから冷気が出ているようだ。中は暗くて伺い知れないが、冷気が出るほどなので、かなり深いのだろう。
次第に傾斜が増し、密集する細い雑木林を急登すると、ポンと弘法岩黒森分岐に飛び出す。

mizugakiyama10
9:13 弘法岩黒森分岐に到着(写真)。
直進方向は帰路の富士見平方面になる。

mizugakiyama11

左に道を取り、クサリ場(写真上)やロープ場を越えると、思いがけずゴゼンタチバナ(写真下)を見る。小さな群落で、周囲を見てもこれだけのようだ。
最後に鉄バシゴを越え、アズマシャクナゲの木の間を登れば、わずかで山頂に飛び出す。

mizugakiyama2018
9:19 瑞牆山山頂に到着(写真右)。小休止。
花崗岩の岩峰で、山頂を示す標柱や標識、方位盤がある。
アズマシャクナゲが数輪咲き残り、岩の間にはタカネニガナ(写真下)がヒッソリ咲いている。
アズマシャクナゲの木などが生い茂っている北側は展望はないが、南東から南にかけて金
峰山や富士山、南西に南アルプス、眼下に大ヤスリ岩が聳え、北西に八ヶ岳などの大パノラマが広がる(写真下)。
昼食には早すぎるため30分ほど展望を満喫して下山する。

9:49 瑞牆山山頂を出発。
往路を戻る。

mizugakiyama13
金峰山

mizugakiyama14
富士山

mizugakiyama15
南アルプス

mizugakiyama16
八ヶ岳

mizugakiyama25
大ヤスリ岩

smartphone

mizugakiyama29
アズマシャクナゲ

mizugakiyama30
タカネニガナ

mizugakiyama24
9:52 弘法岩黒森分岐に到着。
南側へ下る。
少し下り空を仰ぎ見ると、瑞牆山山頂の岩峰が覆いかぶさるようにそそり立つ。
途中クサリ場を交えて、岩を縫うような下りが続く(写真)。
ハシゴを降りロープとクサリが付けられた場所を過ぎると、ほどなくベンチのある平坦地に出る。

mizugakiyama17
すぐ先で枯れた天鳥川(天鳥川出合)を渡る(写真)と、飯森山山腹のガレ場をジグザグに急登し、分岐のある尾根に登り着く。

mizugakiyama28
10:42 小川山・瑞牆山分岐に到着(写真)。
北東に地形図にない小川山への道が分かれる。
飯森山山腹の石がゴロゴロした道を小さくアップダウンすると、10分ほどで富士見平小屋が見えてくる。

mizugakiyama37
10:56 富士見平に到着。昼食。
1張りのテントがあるだけで、登山者の姿はない。
富士見平小屋(写真)も鍵が掛けられ開いていない。途中で上がってきたテント泊と思しき二人組はザックをデポして瑞牆山へ向かった。

mizugakiyama31
11:36 富士見平を出発。
最初の水場への分岐を見送り、2つ目の分岐を右に入ると、すぐに水場(写真)がある。
冷たくて美味い。

mizugakiyama32
登山道に戻り下ると、ほどなく瑞牆自然公園の道標が立つ林道分岐(写真)があり、右に入るとすぐに富士見平林道終点に出る。

mizugakiyama33
5分ほどの左カーブ(ここにも瑞牆自然公園の道標が立つ)を右に入り(写真)、尾根通しに下って行く。

mizugakiyama8
このあたりでもポツポツとアズマシャクナゲ(写真)を見る。山頂で見た花よりも色付きが良く、しっかりしているようだ。

mizugakiyama12
尾根を乗り越す登山道(写真)に行き当たり右へ下り、みずがき林道への分岐や天鳥川を越える。

mizugakiyama27
ほどなく林道みずがき線に降り立ち(写真)、後は5分ほど林道を歩けばみずがき山自然公園駐車場に着く。

12:25 みずがき山自然公園駐車場に到着。

 感想

2008年6月のアズマシャクナゲの頃にテント泊で瑞牆山と金峰山山頂に立っている。ところが、瑞牆山については、途中アズマシャクナゲの咲く岩場を縫うように登ったことしか印象になかった。金峰山は2009年に大弛峠から登っているので、記憶を呼び起こすためにも瑞牆山に登ることにした。ただの往復では面白くないので、公園から周回。
林道終点から登山道らしくなる。
不動滝から標高1960あたりの右に大きくカーブするあたりまでは、若干分かりにくい場所がある。実際に、標高1850の先の岩壁を北側に入ってしまった。すぐ気付いて事無きを得た。少し手前で右上に赤い道標のようなものを認識していたが、今歩いているルートにも赤テ
ープが付いていたため、いずれ合流するだろうと高を括っていた。岩壁の北側に入り踏み跡っぽい形跡をたどると、目印がなく踏み跡も途切
れ、前方に岩壁が立ち塞がった。岩壁のどこかに上がれる場所はないか探すが見つからず、地形図を確認して間違いに気付いた。
ロスタイムは5分ほどなので大勢に影響はなかったが、手前で赤い道標のようなものを認識した時点で、確認しているべきだった。

梅雨時期なので諦めていたが、瑞牆山山頂からは思いがけず、素晴らしい展望が得られた。さすがに雲が多めだったが、金峰山や富士山、塩見岳、農鳥岳、間ノ岳、北岳、仙丈ヶ岳、甲斐駒ヶ岳、鳳凰山などの南アルプス、八ヶ岳が見られた。
また、とっくに終わっていると思っていたアズマシャクナゲの花がポツポツながら見られたのも、うれしい誤算だった。

Copyright © 2017-2021 そこに山があるから,kazu. All rights reserved.