宝永山

そこにがあるから

 

宝永山 2,693m

 山行情報

山行日       2017年10月5日(木) 曇ときどき晴れ

山頂所在地/山域  静岡県/富士山

アクセス/出発地  車/水ヶ塚公園駐車場から周回

行程詳細      水ヶ塚公園駐車場(8:18-8:35)→ 須山口登山歩道入口(8:36)→ 須山御胎内上分岐(8:40)→
          須山上り一号五勺(9:07)→ 御殿庭下(二合五勺)(9:56-10:01)→ 御殿庭中(三合)(10:25)→
          山体観測装置(10:51-11:01)→ 宝永第二火口縁(11:07)→ 宝永第一火口縁(11:17)→
          宝永第一火口休憩所(11:22-11:27)→ 馬の背(12:05)→ 宝永山山頂(12:11-12:51)→
          馬の背(12:55)→ 御殿場ルート下山道・大砂走り出合(12:57)→
          須山口下山歩道入口(二合八勺)(13:17)→ 四辻(二合)(13:36-13:46)→ 幕岩上(13:55)→
          幕岩分岐(13:57)→ 須山下り一合五勺(14:01)→ 須山御胎内上(14:16)→
          須山御胎内上分岐(14:42)→ 須山口登山歩道入口(14:43)→ 水ヶ塚公園駐車場(14:45)

所要時間/距離   行動時間:5時間 休憩時間:1時間10分 合計:6時間10分/15.1km

服装/装備     長袖シャツ、半袖シャツ、アンダーシャツ、トレッキングタイツ、トレッキングパンツ、トレッキングシューズ

GPSログ      GPX KML 標高CSV  商用以外であれば自由に利用できます。

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この地図は、国土地理院長の承認を得て、同院発行の電子地形図(タイル)を複製したものである。 (承認番号 平29情複、 第513号)
承認を得て作成した複製品を第三者がさらに複製する場合には、国土地理院の長の承認を得なければならない。

ルート図

 

 

過去の山行記録   2015年6月28日(日)  宝永山
          
2014年3月23日(日)  宝永山(積雪期)

◎ 山行記録

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8:18 水ヶ塚公園駐車場に到着。
さすがに平日だけあって、広い駐車場はガラガラ。

8:35 水ヶ塚公園駐車場を出発。
中腹にわずかに雲の掛かった富士山を見ながら駐車場を出て道路を渡る。
すぐ右に複数の道標や案内板の立つ須山口登山歩道入口(写真)がある。
詳細なルートと所要時間が記された地図を確認する。
入口を入るとすぐに水ヶ塚上で須山御胎内上への道を右に見送り、溶岩でゴツゴツした道をゆるやかに登る。
抉れた道から平坦に変わり、またすぐ抉れた道になると、ほどなく須山上り一号五勺に出る。

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9:07 須山上り一号五勺に到着(写真)。
右は須山下り一合五勺へと続く。
抉れた道に平行して付けられた新しく道をゆるやかに登る。

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倒木の目立つ場所(写真)を過ぎると、ポツポツとノコンギクの小さな群生が見られるようになり、徐々に傾斜が増していく。

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ノコンギクとノハラアザミのお花畑(写真)が広がる少し急な斜面を登り、窪地の道から小尾根をたどるようになる。

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少しずつ傾斜が増し道標を過ぎると、木が密生した段差の多い林に入り、ほんの10数メ
ートルの間で野鳥の群に出合う。
しばらくして高鉢駐車場への道を左に分ける(写真)と、すぐに御殿庭下に出る。

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9:56 御殿庭下(二合五勺)に到着(写真)。小休止。
周りはすっかり林に囲まれ、右に御殿庭入口への道が分岐する。富士山自然休養林歩道案内図があり、須山口登山歩道入口にあった地図と同じく詳しいコースと所要時間が記されている。

10:01 御殿庭下(二合五勺)を出発。
滑りやすい砂礫が目立ち始めるが、まだ傾斜が少ないため問題はない。修験者の修業場跡を過ぎると、すぐに御殿庭中に出る。

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10:25 御殿庭中((三合)に到着(写真)。
右に御殿庭上への道が分岐する。
須山口登山歩道保存会の立てた道標では直進が「御殿庭上に至る」となっているが、御殿庭上は右(北東)なので間違いで、右を差す側は「宝永第三火口に至る」とあるので合っていると思う。

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次第に木の高さが低くなり、前方が開け富士山山頂が顔を見せる。後ろを振り返ると、広がる雲海の上に箱の山々が見えている。
前方に富士山と宝永山の山頂を見ながら、本格的な砂礫の急登(写真)が10分ほど続き、ポンと山体観測装置に出る。

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10:51 山体観測装置に到着(写真)。小休止。
かつて山体観測装置があった(2004年にはあった)のため、この名前が付けられたのだろう。
360度の展望で、富士山山頂から宝永火口、宝永山、振り返って雲海の上に箱根山、伊豆半島、駿河湾、天子山塊、身延山地などの大パノラマが広がる。
雲がなければ愛鷹山や芦ノ湖、なども見られるはずだ。

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11:01 山体観測装置を出発。
これまでの急登に比べればゆるいが、宝永第二火口の縁を急登する。
宝永第二火口縁で富士宮口五合目への道を左に見送り(写真)、さらに急登すれば10分ほどで宝永第一火口縁に着く。

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11:15 宝永第一火口縁に到着(写真)。
直進すれば富士宮口五合目になり、右に目を向ければ宝永第一火口と宝永山を一望する。宝永第一火口への降り口に入り、ゆるやかに下って行く。

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11:22 宝永第一火口休憩所に到着(写真)。小休止。
赤いスパター丘が目立つ。
テーブルやベンチ、宝永第一火口の標柱があり、周囲には火口壁から落ちたと思われる大小の岩が散在する。

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11:27 宝永第一火口休憩所を出発。
ゆるやかに見えるトラバース道を登る(写真)。去年はすでになくなっていた2つ目の折り返しに直接登る道は今回もなかった。やはり復活しないのだろう。。。
徐々に砂礫の本領発揮で足元が崩れやすく、意識して歩幅を狭くし滑らないように登る。それでもズルズル滑るため普段とは違う力が入ってしまう。

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最初の折り返しからが核心で、足も疲れてくる上に、ますますズルズルと滑るようになる(写真)。2つ目の折り返しから、傾斜がゆるむとポンと馬の背に飛び出す。

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12:05 馬の背に到着(写真)。
強風のせいだろうか、道標が倒れている。
ここから宝永山山頂へはなだらかな尾根をたどるだけなので、サクサクと進み5分ほどで宝永山山頂に着く。

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富士山山頂

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箱根山

12:11 宝永山山頂に到着(写真上)。昼食。
平日だからだろう、一足先の二人組以外誰もいない。
珍しく風はほとんどなく、時折差す日差しと相まって心地良い。
展望は良いはずだが、相変わらずの雲海で箱根山(金時山、神山、駒ヶ岳)(写真中)、伊豆半島、駿河湾、身延山地を一望する。
富士山山頂(写真下)はますます近くなり、手を伸ばせば届きそうだ。

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12:51 宝永山山頂を出発。
馬の背まで戻り東へ下る。
すぐに御殿場ルート下山道・大砂走りに行き当たり(写真)右へ下る。

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誘導ロープと平行したトレースに沿って走って下る(写真)が、膝への負担が少なく、普
段のジョギングよりも楽かも。。。
とにかく走る、走る、走る。次第に靴の中に砂が入り始めるが、お構いなしに走る。
2330mあたりになると、砂の層が薄い場所があり、注意しないとスリップする。

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13:17 焼須山口下山歩道入口(二合八勺)に到着(写真)。
右に道標(写真)が立っているのでわかりやすい。
御殿場ルート下山道・大砂走りの道標に従って右折し、あまり歩かれないのだろうやや薄いトレースをたどる。

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トレースが分かれる場所もあるが、山腹をトラバースするトレースをたどる(写真)。

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1890mあたりからトレースがなくなり、左に見えている二ツ塚(上塚)の西側の裾野を目指して進む(写真)。

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13:36 四辻(二合)に到着(写真)。小休止。
靴に入った砂を払い出すために靴を脱ぐと、左のソールが剥がれていることに気付いた。
幸い中央だけの剥がれで、トウとヒールは問題なさそうなので、そのまま行くことにする。そう言えば、もう10年くらい履いてたんじゃないかなア。

13:46 四辻(二合)を出発。
霧が出ているが、この先は何度も歩いている勝手知ったる下山道なので問題ない。
砂礫と草地の混じった平地をたどり、林に入ってやや急な下りから細い沢を2つ越えれば幕岩上に出る。

13:57 幕岩上に到着。
すぐ先で幕岩ヘの道を左に見送る。

14:03 須山下り一合五勺に到着。

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4:18 須山御胎内上に到着(写真)。
右に折れるが、ここも一度歩いている。
白ペンキを拾いながら進む。誘導ロープや大木が2本切られたりしている。

14:30 南山林道分岐に到着。
南山林道分岐で2/3くらいだろうか。道標で左にも踏み跡が見える。
この先はやたらとくねくねと曲がりくねった道が続く。

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14:44 須山御胎内上分岐に到着(写真)。
左折すればすぐに須山口登山歩道入口に着く。

14:45 水ヶ塚公園駐車場に到着。

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14:45 水ヶ塚公園駐車場に到着(写真)。

 感想

御殿庭中の先から砂礫の登りとなり、展望が開けると第一火口縁までは急登が続き、頻繁に足を止め一息入れながら登る。
これで宝永山は積雪期も含めて4回目だが、こんなに穏やかなのは初めてで、柔らかな陽射しで半袖+山シャツで寒くはなく、ときおり吹くそよ風には暖かさを感じた。
御殿場ルート下山道・大砂走りは気持ち良く走り降りた。唯一心配だった須山口下山歩道入口(二合八勺)も明確な道標があり、迷うことはなかった。
ほとんど終わりに近かったが、ノコンギクとノハラアザミのお花畑は思いがけずうれしいサプライズだった。
二合五勺の手前の林の中の野鳥の群れは何だったのだろう。ほんの10数メートルの間だけで、そこ以外はまったく見かけなかった。これから麓に降りるのだろうか?

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