安達太良山(積雪期)

そこにがあるから

 

安達太良山 1,699.6m(積雪期)

 山行情報

山行日       2017年3月12日(日) 快晴

山頂所在地/山域  福島県/東北 奥羽山脈

アクセス/出発地  車/あだたら高原スキー場駐車場 奥岳登山口から周回

行程詳細      あだたら高原スキー場駐車場(6:12-6:40)→ 奥岳登山口(6:41)→ 八の字(7:35-7:40)→
          勢至平分岐(8:00-8:05)→ 峰の辻分岐(8:56-9:06)→ 牛の背分岐(9:22)→ 鉄山山頂(10:04-10:14)→
          牛の背分岐(10:46)→ 沼尻分岐(10:48)→ 安達太良山山頂(11:02-11:40)→ 仙女平分岐(11:58)→
          薬師岳山頂(12:18-12:28)→ 五葉松平(12:33)→ 奥岳登山口(13:14)→
          あだたら高原スキー場駐車場(13:15)

所要時間/距離   行動時間:5時間17分 休憩時間:1時間18分 合計:6時間35分/12.3km

服装/装備     アウタージャケットインナージャケット、長袖アンダーシャツ、トレッキングタイツ、トレッキングパンツ、
          雪山登山靴、アイゼン、ワカン、ピッケル、トレッキングポール

GPSログ      GPX KML 標高CSV(標高データに一部欠損あり)  商用以外であれば自由に利用できます。

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この地図は、国土地理院長の承認を得て、同院発行の電子地形図(タイル)を複製したものである。 (承認番号 平29情複、 第513号)
承認を得て作成した複製品を第三者がさらに複製する場合には、国土地理院の長の承認を得なければならない。

ルート図

◎ 山行記録

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6:12 あだたら高原スキー場駐車場に到着(写真)。
11日午後8時30分頃に家を出る。12日午前1時20分頃那須高原SAで仮眠を取るが、あまり眠れず3時50分頃出発。

途中パーキングでソバを食べたので、おにぎりを1個食べる。
駐車場はガラガラだが、どんどん車がやって来る。
風もない快晴で、あまり寒くない。

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6:40 あだたら高原スキー場駐車場を出発。
駐車場を出て左に安達太良山奥岳登山口(写真)の標柱を見て進み、あだたら高原スキー
学校前でアイゼンを履く。

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ゲレンデに入ってすぐ右の防護ネットの間を入り(写真)、安達太良渓谷自然遊歩道に付いたトレースをゆるやかにたどる。

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前方に見えるリフト下の白い建物の左から入ろうとしたが、トレースがハッキリしないため、そのまま遊歩道を進む。
馬車道を左に見送る(写真)とやや急な登りが続き、20分ほどでゆるみほどなく八の字に出る。

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7:35 八の字に到着(写真)。小休止。
右に馬車道が分岐するが道標はない。暑くてジャケットを脱ぐ。

7:40 八の字を出発。
斜面をトラバース気味にゆるやかに登る。少しずつ前方が開け鉄山と箕輪山が見え始めると勢至平に出て、左前方の疎らな潅木越しに安達太良山(乳首)、篭山、矢筈森、鉄山を見ながら進めば、ほどなく勢至平分岐に出る。

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8:00 勢至平分岐に到着(写真)。小休止。
小屋止まりだったのだろうか、休憩していた数人のパーティが下山して行った。

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8:05 勢至平分岐を出発。
念のためコンパスを合わせてから出発する。
明確なトレースが付いているものの、これまでと違って細く、次第にプチツボ足状態になる(写真)。潅木を抜けるとさらに完全なツボ足になり、篭山と矢筈森の鞍部に向かって急登する。

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右の矢筈森の裾にはくろがね小屋からのトレースが一直線に延び、それをたどる登山者の姿も見えている(写真)。
次第に傾斜がゆるみ、矢筈森に近づくように進むと、ほどなくくろがね小屋からのトレースと合わさる峰の辻分岐に着く。

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安達太良山

8:56 峰の辻分岐に到着(写真上)。小休止。
道標が顔をのぞかせている。
安達太良山(写真下)の東斜面の樹氷群や山頂に立つ登山者、これから向かう登山者、峰の辻からのトレースなどを一望する。
矢筈森の斜面の途中からカメラを構える登山者もいる。

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9:06 峰の辻分岐を出発。
矢筈森の山腹をゆるやかにたどり(写真上)、牛の背に分岐に登り着く(写真下)。

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右に道を取り、シュカブラや海老の尻尾を見ながら進み、矢筈森へのトレースを右に見送る。左には沼の平とその先に磐梯山を見る(写真)。

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鞍部を過ぎ鉄山直下に来ると、山頂手前の岩峰の東斜面を登る登山者が見える。岩が露出した急斜面で(写真)、短いもののちょっとて手子摺るかもと思ったが、トレースも明確で難なく通過できた。

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露岩の通過から左へ回り込むと、トレースが先ほどの登山者のものだけになり、雪庇の直下に向かっている(写真)。
上がったはいいが、先行の登山者が雪庇に行き手を塞がれ悪戦苦闘している。
その登山者も初めてらしく、途中で山頂に上がれるか聞かれたが、とても上がれそうもないし、山頂へはもっと先からUターン気味に上がるようだと答えた。
実際にGeographicaで確認するとまだまだ広い山頂の南端でしかなく、折り返しまで10
0mほど進まなければならない。
いったん戻り確認するが、やはりトレースはまったくない。
駄目元で雪庇から10mほど下の斜面を横切り始めると(写真)、反対側から登山者が来たため訊ねると、このまま進めば良いとのこと。礼を述べ先に進む。

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わずかに残る先ほどすれ違った登山者のトレースをたどり、「落石注意」看板(写真)を
稜線に向かって上がると、道標らしい杭があり、右に雪が付いたソーラーパネルとカメラ
が見えた。

積雪量によっては、「落石注意」看板も埋もれている可能性があり、あまり当てにはできないが。。。

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10:04 鉄山山頂に到着(写真右)。小休止。
広々とした山頂で、矢筈森、安達太良山、和尚山、船明神山、障子ヶ岩、磐梯山、西大巓、西吾妻山、中吾妻山、東吾妻山などを一望する(写真下)。
ただ、ソーラーパネルとカメラ以外山頂標識などは見当たらなかった。雪に埋もれているのか?

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南から西のパノラマ

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西から北のパノラマ

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10:14 鉄山山頂を出発。
往路を戻るが、落石注意などの案内板が2つほど確認できた。
途中で矢筈森山頂に寄る(写真)が、ピークっぽくなっているものの、何もなくすぐに戻る。

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牛の背分岐、沼尻分岐(写真)と稜線をゆるやかにたどり、小ピークに立つと安達太良山山頂が目の前に大きくなる。
小ピークとの鞍部からゆるやかに登り返し、乳首の岩峰が眼前になると、ほどなく乳首直下の山頂標識に出る。

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11:02 安達太良山山頂に到着。昼食。
ひと息入れ乳首に取り付く(写真右上)。と言っても難しいことはなく、ひと登りで乳首の上に立つ(写真右下)。
多くの登山者で賑わっているが、あまり待つこともなく記念撮影を終える。
和尚山、磐梯山、船明神山、西大巓、西吾妻山、中吾妻山、東吾妻山、鉄山、矢筈森、箕輪山など、360度の大パノラマを堪能する(写真下)。
乳首の直下で昼食を取る。風もなく、時間的にも余裕があったため、ストーブとコーヒ
ー、カップ麺を持ってこなかったことを後悔する。

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西から北のパノラマ

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11:40 安達太良山山頂を出発。
広々とした尾根上を真っ直ぐに下って行く。前方にはこれからたどる尾根が続いている(写真)。

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和尚山の上にハロ(太陽の光の輪)と飛行機雲が重なる(写真)。
急下降からゆるむと尾根は東南から北東に向きを変え、仙女平分岐から20分ほどで薬師岳山頂に着く。

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12:18 薬師岳山頂に到着(写真上)。小休止。
安達太良山をバックに記念撮影。
そして、ほんとの空の下を実感する(写真下)。

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12:28 薬師岳山頂を出発。
やや急な下りから五葉松平に降り立つ(写真)。標柱はほとんど雪に埋もれている。

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しばらくして潅木帯の急下降(写真上)からゲレンデに降り立ち、ゲレンデ左端(写真下)の下りから唐松林を抜け安達太良渓谷自然遊歩道に出る。

13:15 あだたら高原スキー場駐車場に到着。

 感想

2010年8月に五葉松平ー薬師岳ー安達太良山ー峰の辻ーくろがね小屋のコースで廻ったが、山頂は強風とガスでまったく展望が得られなかった。今回は鉄山を含め、逆コースにしてみた。
快晴とほぼ無風の天候に恵まれ、大パノラマを満喫できた、最高の一日でした。
こんな日ならばトレースが明確で、広い雪原での見通しも効いて、不安はまったくない。ただ、この日は鉄山西側斜面のトレースがなく、山頂雪庇に向かう先行者の後をたどったものの、雪庇直下はあり得ないと判断。しかし、見渡しても他にトレースは見つからない。斜面が少しゆるやかになる辺りまで降り横切って行くと、下山してきたと思われる登山者に遭遇。確認する(感謝)と斜面を横切って正解だった。
無雪期に歩いて夏道の位置を知っていれば、問題なく斜面を横切るのだろうが、ここはちょっとばかり焦ってしまいました。
日曜日の安達太良山山頂。さぞかし大賑わいかと思いきや、ほとんど待つこともなく記念撮影ができた。

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